肌悩み解決

肝斑(かんぱん)の治し方とは?症状や原因、肝斑に効く有効成分を紹介します!

  • いつの間にかできた頬のモヤモヤとしたシミができていた
  • 肝斑のようだけど肝斑ってどんなシミ?

この記事を読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。

結論をお伝えすると、肝斑の原因は女性ホルモンの影響が強いと言われており、薬で治療することができます

この記事では、肝斑とはどんなシミなのか、また肝斑の治し方についてより具体的に解説します。

肝斑にお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでください。

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肝斑の症状と原因

肝斑は、30代以降の女性の頬骨付近に、広範囲に左右対称のはっきりしないシミとして現れます。

また、人によっては頬骨付近だけでなく、額や口の周りに現れる場合もあります。

目の周りにはできないため、下まぶた付近の色が抜けたようにも見えるのが特徴です。

シミの主な原因は紫外線と摩擦ですが、肝斑はそれらに加え女性ホルモンの影響が強いと言われています。例えば妊娠や経口避妊薬の服用で発症したり、閉経後に薄くなったりします。

他のシミとの違い

老人性色素斑(日光性黒子)

シミと聞いて多くの人が思い浮かべるであろうイメージに近い、代表的なシミです。正常の肌と境目がわかりやすく、目立つのが特徴です。

紫外線や摩擦のダメージに反応してメラニンが作られたり、または老化が原因で肌のターンオーバーが遅くなった結果、メラニンがうまく排出されずに蓄積することでシミになります

一方、肝斑は頬骨付近に左右対称に現れたり、女性ホルモンの影響で発生したりする点で違いがあります。

そばかす(雀卵斑)

鼻の上から左右の頬にかけて点状にできるシミです。3歳ごろから現れ、年齢を重ねるうちに薄くなる傾向がある先天性のもので、メラニンの一種であるフェオメラニンを多く持つ体質に出現しやすく、遺伝性の影響が強いと考えられています。紫外線を浴びるとメラニンが増えるため、色が濃くなり悪化します。

肝斑の治療法

保湿

肝斑の治療には、大きく分けて飲み薬、塗り薬、美容レーザーの3種類があります。

飲み薬

飲み薬は体の内側からシミの原因に働きかけます

ビタミンなどを補給し、肌のターンオーバーを整えてメラニンの排出を促し、シミや肝斑を薄くします。

治療期間は半年〜1年程度とされています。

塗り薬

塗り薬は皮膚の表面から有効成分を浸透させてシミの原因に働きかけます

メラニンを抑制したり、表皮細胞の分裂を促してターンオーバーを早め、メラニン色素の排出をサポートする効果があります。

自費診療のため病院によって費用は異なり、数千〜数万円と飲み薬よりやや高めです。

3ヶ月間を1クールとし、1〜2ヶ月の休薬期間を挟んでシミの程度により2〜3クールを必要とすることがあります。

使用中は肌の赤みや皮剥けが起こることが多いです。

美容レーザー

美容レーザーは医療レーザーの出力を弱めて照射して肌のターンオーバーを促し、少しずつメラニンを減らす治療法です。

費用は一回一万前後で、2週間〜1ヶ月に1回の頻度で5〜10回繰り返します。

施術中は輪ゴムで弾かれたような痛みがあり、施術後は一時的な赤みや乾燥が現れることがあります。

なお肝斑は刺激で悪化しやすいため通常のレーザー治療ではかえって悪化してしまうことがあり、出力を弱めたレーザーでも悪化する場合がありますので、治療方針については担当する医師とよく相談することが必要です。

ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

飲み薬

まずは飲み薬についてご紹介します。肝斑治療の第一手段として、薬の内服が挙げられます。

トラネキサム酸

トラネキサム酸

トラネキサム酸は肝斑の改善効果が認められている飲み薬です。

肝斑とシミの主な原因はメラニンです。トラネキサム酸はメラニンの生成を促す酵素「プラスミン」の働きを弱めることによってメラニンの生成を抑え、シミや肝斑を薄くします

服用期間は半年〜1年間とする医師が多いようです。

注意点として、トラネキサム酸は止血剤としても使われており、血栓症のリスクが高まるため、専門の医師の診察を受けてから服用しましょう。

また、同じく血栓症のリスクが高まる低容量ピルを飲んでいる方は、トラネキサム酸の併用は可能であるか医師に相談しましょう。

シナール

シナール

シナールは、ビタミンCのはたらきでシミや肝斑を薄くする飲み薬です。

主成分はビタミンC(アスコルビン酸)で、すでにできてしまったメラニンを褪色化させる直接還元作用があります。また、メラニンを生成する酵素であるチロシナーゼの活性を阻害して、シミや肝斑を薄くします。

加えてビタミンB5(パントテン酸)が配合されており、ビタミンCのはたらきを助けます。

ユベラ

ユベラ

ユベラはトラネキサム酸とビタミンCに加えて処方されることが多い飲み薬です。

ビタミンE(トコフェロール)を有効成分とする薬で、抗酸化作用と血行促進作用があり、肌のターンオーバーを促してシミや肝斑の原因であるメラニンの排出をサポートします。

塗り薬

肝斑改善の薬として、飲み薬の他に塗り薬もあります。

ハイドロキノン

ハイドロキノン

ハイドロキノンはシミの原因であるメラニンの生成を抑えることに加えて、シミの元になる細胞のメラノサイトそのものを減少させる塗り薬です。

ビタミンCやトラネキサム酸に比べ、10〜100倍もの美白効果があると言われるほど強力な薬ですが、その分副作用も起こりやすい薬です。

短期的な副作用として、人によってはかぶれたり、赤みや刺激が強く出る場合があります。副作用があらわれたときは、すぐに使用を中止して、医師に相談しましょう

1年以上使用を続けた場合の副作用として、細胞がメラニン色素を作る働きを失ってしまい、部分的に色が抜ける白斑があります。

また、ハイドロキノンは非常に不安定な成分です。酸化するとベンゾキノンという刺激が強い成分ができるため、純度の悪い製品や劣化して茶色くなったものは使用しないようにしましょう。

さらに注意すべき点として、ハイドロキノンを塗った肌は紫外線に対して敏感になります。かえってシミが濃くなってしまうリスクがあるため、使用中は紫外線から肌を守ることが重要です。

トレチノイン

トレチノイン

トレチノインはハイドロキノンと併用されることが多い塗り薬です。

ビタミンA(レチノール)の誘導体で、ビタミンAの50〜100倍の生理活性があります。表皮の細胞を分裂・増殖させて皮膚のターンオーバーを促します。また、漂白作用のあるハイドロキノンと組み合わせることで深い層にあるメラニン色素を押し出す作用が期待できます

皮が剥けたり、赤くなる副作用があります。また、ハイドロキノンと同様にトレチノインは安定性の悪い成分です。保存方法をきちんと守りましょう。

ANS.の処方薬を使って肝斑治療をした症例紹介

ANS.の処方薬を使って肝斑治療をした症例紹介
ANS.の処方薬を使って肝斑治療をした症例紹介

美容レーザー治療

美容レーザー治療

通常、美容レーザーを用いた濃いシミの治療は、出力の強いレーザーでスポット照射し、おおよそ1回でシミの元であるメラニン色素を除去します。

それに対し、肝斑のレーザー治療は出力を弱めて広い範囲に照射して、複数回行うことで肝斑を徐々に薄くします

1回の照射でシミをなくすレーザーとは違い、弱い出力で肌のターンオーバーを促して少しずつメラニンを減らしていく治療法のため、5〜10回以上の照射が前提となり、費用は合計数万円〜十万円ほどかかります。

また、肝斑は刺激に対して悪化しやすいというやっかいな性質を持ったシミです。

一般的にシミの治療に美容レーザーは有効ですが、肝斑にレーザーを当てて悪化し、より濃くなってしまった症例があるため注意が必要です。肝斑用に出力を弱めたレーザーであっても悪化するという報告もありますから、担当医としっかり相談しリスクを把握したうえで施術に望む必要があります。

加えて、肝斑は広範囲にできるため、他のシミと重なっていることがあります。老人性色素斑が重なっている部分にレーザーをあてて肝斑が悪化してしまうと、治療は複雑になります。

したがって、肝斑の治療は他の治療法に比べて副作用や悪化のリスクが少ない飲み薬から始めることをオススメします

飲み薬と塗り薬はどっちが効果的?

基本的には塗り薬と飲み薬を併用するのが、最も効果を期待できておすすめです。

しかし、どちらかを選ぶ際には飲み薬を飲むのがよいでしょう。

塗り薬は飲み薬に比べ、赤み、皮向け、白斑などの副作用が出やすい傾向があり、加えて使用中はメイクのりが悪くなるという方も少なくありません。またとくに肝斑は刺激で悪化することが知られており、刺激になりやすい外用薬よりは内服薬の方が望ましいでしょう。

より高い効果を望む場合は、塗り薬の使用も検討してみてください。

肝斑の治療にはオンライン診療がオススメ

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悪化させないためには紫外線対策も必須

悪化させないためには紫外線対策も必須

紫外線のダメージを受けてメラニン色素が増えると肝斑が悪化してしまうため、日焼け対策は必須です。紫外線を浴びると肝斑の悪化を招くだけでなく、新たなシミを作る原因や肌の老化にも繋がります。

日焼け対策として日傘やつばの長い帽子、長袖など紫外線を遮断することがまずは大切です。とくに日差しが強い日はそれに加えて日焼け止めなどの対策を行いましょう。

また、ハイドロキノンは(美白効果を期待して使う薬なのに)紫外線にあたるとかえってシミが濃くなってしまうことがあり、より徹底して紫外線対策をする必要があります。

シミ・肝斑予防だけでなく、肌老化の予防のためにも日焼けをしないように気をつけることが大切です。

まとめ 処方薬で肝斑治療ならANSの無料肌診断がおすすめ

シミの処方薬はオンライン診療がおすすめ肝斑は少しの刺激でも濃くなるため、やみくもにレーザーや美容治療をすると逆に増えてしまうリスクがあります。

皮膚科の内服薬なら、効果の認められた処方薬で、肌に負担をかけずに肝斑治療ができます。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。

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