年齢や性別を問わず、「鼻の毛穴」が開きすぎていたり黒ずんでいたりして、悩んでいる方は少なくありません。
今回こちらの記事に辿り着いたあなたもきっと、鼻の毛穴のトラブルに悩んでいるはず。
そしてきっとその原因や対処法を探しているのではないでしょうか?
この記事では、そんな「鼻の毛穴」に関する悩みを解決する方法を詳しく解説しています。
読み進めていただくと皆さんが知っているようで知らない原因や対処法が見つかるはずです。
【この記事を読んでわかること】
- 鼻の毛穴が開いていたり黒ずんだりする原因
- 鼻の毛穴をきれいにするホームケア
- 鼻の毛穴ケアをする際のNG方法

鼻の毛穴はなくならないの?なくなった方法やいちご鼻の改善におすすめの方法はある?

鏡を見て気になる鼻あたりの肌症状といえば「毛穴」。
毛穴の開きや黒ずみは多くの人が悩んでいる困りごとです。
しかし、適切なケアをして鼻の毛穴が目立たなくなったという人もいます。
また、どうしても目立ちがちな「いちご鼻」を改善するおすすめの方法も、実はちゃんとあるんです。
正しい肌へのケアをお伝えする前に、まずは鼻の毛穴が開きすぎたり、黒ずんでボコボコになってしまう原因について確認しましょう。
鼻の毛穴が開きすぎたり黒ずんでボコボコになる3つの原因

性別に関係なく、また、20代やアラサー、アラフォー以上も悩んでいる鼻の毛穴詰まりや黒ずみですが、なぜそれができるのかそのメカニズムをわかっている方はあまりいません。
個人差はありますが、鼻の毛穴に「角質」や「角栓」ができてしまうと毛穴が白くなったり黒くなったりします。
頑固な角質や角栓ができる原因は以下の3つです。
①鼻の毛穴から皮脂が出て最後は黒い角栓になる
鼻の毛穴から過剰に皮脂が出てしまうと、最初は白だった皮脂が空気に触れることで黒くなっていき、最後は角栓化してしまいます。
毛穴から皮脂が出ている段階だとあまり気にならなかった人も、毛穴の黒ずみを確認すると気になって悩みになるということは多いです。
なかには中長期的に毛穴の汚れに悩んでいる人も…。
なぜ鼻の毛穴から皮脂が出過ぎてしまうのかというと、肌の乾燥や食事内容、紫外線のほか、タバコや不規則な生活からくるストレスが考えられています。
皮脂が過剰に出ることは毛穴の開きにもつながってしまいます。
開いた毛穴が白かったり黒かったりすると、開いていない時よりもさらに目立ってしまいます。
②鼻の毛穴汚れを洗顔で落としきれていない人も治らない
鼻の毛穴が皮脂で白くなったり角質で黒くなったりすると、丁寧に洗顔をしても残念ながら元には戻りません。
鼻の毛穴がボコボコして目立つからとまめに洗顔を始める人もいますが、鼻の毛穴の汚れがひどくなると洗顔だけでは不十分なのです。
③正しく紫外線ケアができていない
鼻の毛穴が汚れてしまう原因は他にもあります。
それは日頃から正しい紫外線対策ができていないということです。
紫外線に当たると皮脂の酸化が促されてしまい、肌が生まれ変わるサイクルを乱す原因になります。
こうなると毛穴の周辺が盛り上がって毛穴の開きもわかりやすくなってしまうのです。
鼻の毛穴が開きぎみになったり角栓がかたくなった場合のNGなケア方法

ここで、鼻の毛穴が開きぎみになったり角栓がかたくなった場合にしてはいけないホームケアをお伝えしましょう。
鼻の毛穴がいちごの種のように黒ずんだり皮脂などで詰まっている場合、きれいにしようとつい力を入れたケアをしがちですが、肌を傷めるようなことをするのはおすすめできません。
頻繫に毛穴パックをする
よくしがちなのが頻繁な毛穴パックです。
毛穴パックは強力な効果が期待できると思って週に何度もしてしまう人がいます。
しかし、毛穴パックは鼻の毛穴詰まりにすぐに効くように感じても、その分デリケートなお肌を傷めている可能性も高いです。
そのため、毛穴パックは週に何度もしないほうが良いです。
手で無理に鼻の毛穴の白いニュルニュルや黒ずみを押し出す
また、自分の手の先を使って鼻の毛穴づまりである白い皮脂や黒色の角栓を無理に押し出す人も多いのですが、こちらもデリケートな肌に対するケアとしては間違っています。
気になる鼻の毛穴を手先で強くはさむと、皮脂や角質がニュルニュルと出てきます。
「自分の手で毛穴汚れが出せるからクセになる」という人もいますが、この方法で鼻の毛穴汚れを取っても肌を傷めるだけです。
そして、残念ながら…同じ生活をしていれば鼻の毛穴はまた汚れてしまいます。
鼻の黒ずみが何をしても取れないからと力づくでゴシゴシ洗う
洗顔にも気をつけましょう。
パックや念入りな洗顔をしても鼻の毛穴汚れが取れないからと力をこめて鼻をゴシゴシと洗うのはすすめられません。
肌を傷めることにつながってしまいます。
鼻の毛穴にある黒ずみをなくす方法で簡単なものは?市販の綿棒を使う方法も

次に、鼻の毛穴をなくすための正しいホームケアをご紹介しましょう。
簡単な方法や市販の綿棒を使う方法などもお伝えしますので、ぜひ家で鼻の毛穴ケアの参考にしてください。
正しくメイクを落として鼻の毛穴汚れを取る
鼻の毛穴詰まりを改善するには、まずは正しいメイク落としをすることです。
できれば洗顔前に水ではなくはぬるま湯を使って毛穴をゆるめ、泡立てるタイプの洗顔フォームをしっかりホイップ状にしてから顔を洗いましょう。
やさしくなでるように顔全体を洗い、洗い流すまでの時間は1分以内にとどめることもポイント。
これ以上顔を洗うと肌に負担がかかるからです。
洗顔フォームは古い角質や角栓をオフするタイプや、毛穴をきれいにする酵素配合タイプなどを使うとさらに効果的です。
鼻の黒ずみ除去には1日2回の洗顔をする
洗顔回数はできれば1日2回を心がけましょう。
鼻の毛穴に汚れをためないためには外出後のメイク落としはもちろん、起床後にも簡単に顔を洗うのがおすすめです。
洗顔時の泡立てが面倒だと感じる人は、洗顔フォームをホイップ状にするグッズを使う手も。
洗顔グッズは100円ショップにも売っています。
洗顔にはこうした便利なアイテムも取り入れることもおすすめです。
なお、洗顔フォームは低刺激性のものがおすすめですが、実際に使ってみて肌の調子が良いと感じるなど自分に合ったものを使いましょう。
ホットタオルで鼻の毛穴をゆるめてから洗顔する
洗顔前にはホットタオルで鼻の毛穴をゆるめることがすすめられます。
ホットタオルはミニタオルくらいの大きさのもので十分ですので、水に濡らしてレンジで40秒ほど温めましょう。
肌にホットタオルを1分間ほどおいて、じわじわと毛穴が開いていくのを待しましょう。
ホットタオルを使うとぬるま湯で洗顔するよりも鼻の毛穴が大きくなるので、この後に指の腹を使ってやさしく洗顔をします。
鼻にある毛穴の黒ずみをなくすには市販の綿棒とワセリンも使う
鼻の毛穴にある角質や角栓の黒ずみ、白い皮脂をなくしたいなら、市販の綿棒とワセリンを使う方法もあります。
ワセリンは鉱物油が原料ですが、安全性が高く医療現場や薬の基剤として使われることも多いです。
市販の綿棒とワセリンを使った鼻の毛穴洗顔は以下の方法でおこないます。
- 綿棒でワセリンを取って鼻に塗る(この間にレンジで40秒ほど温めたホットタオルを用意する)。
- ワセリンを塗った鼻にラップをして、そのうえから30秒ほどホットタオルを当てる。
- 鼻からラップを外して綿棒でやさしくワセリンを取り除く。
- クレンジングオイルを鼻に塗って指で円を描くようにやさしくマッサージしたら、少しだけ水を足して乳化させる。このとき透明から白色に変わるのを確認する。
- 綿棒でやさしくクレンジングオイルと取れた皮脂を取り除く。
- 最後にクレンジングフォームで丁寧に洗顔する。
以上が市販の綿棒とワセリンを使った毛穴洗顔の方法ですが、最後の洗顔時には洗顔タオルやブラシを使うのもおすすめです。
洗顔後は化粧水で鼻の毛穴を引きしめる
クレンジングや洗顔をした後は鼻の毛穴を化粧水でしっかりと引きしめることも忘れずにしましょう。
鼻の毛穴にできる角栓や角質は、取り除いても再びできてしまうことも多いです。
そのため洗顔後の化粧品もいちご鼻を防いでくれるタイプのものを使いましょう。
たとえば皮脂の分泌を押さえてくれるもの、うるおいを与えて肌のキメを整えてくれる収れんタイプのもの、毛穴を目立たなくさせる高濃度のビタミンC配合化粧水などがおすすめです。
週に1~2回ピーリングをする
鼻の毛穴汚れには週に1回から2回ピーリングするのもおすすめです。
ピーリングと聞くと肌に対する刺激が強すぎるから控えたほうが良いのでは、と思う人もいますが、回数をやりすぎなければ問題ありません。
ピーリングはふだんの洗顔では落ちない頑固な毛穴の皮脂や角質を落としてくれますので、毛穴汚れが目立つ期間は週に1回から2回ほどのピーリングをすることがおすすめです。
角質ケアできる美容液やメイク下地を使う
角質をケアする専用の美容液やメイク下地を使うのもおすすめです。
やさしく低刺激でピーリングしてくれたり、皮脂の酸化を防いでくれたり、毛穴の引きしめを促す美容液もあります。
毛穴詰まりで悩んでいる人に最適な、毛穴汚れが目立たなくなるメイク下地も。
鼻の毛穴で悩んでいる期間は、このような美容液やメイク下地も積極的に取り入れましょう。
皮膚科でもらうピーリング薬剤を使う
ホームケアできる方法の1つとして、皮膚科で鼻の毛穴を見てもらって専用の薬をもらうことも考えられます。
皮膚科ではピーリング薬剤がもらえますので、それを自宅で使って毛穴詰まりを解消します。
この薬は本来ニキビ治療のために処方されるものですが、ピーリング作用により毛穴のつまりをなくすことが期待できるのです。
オンライン美容皮膚科のANS.(アンス)では、毛穴治療のお薬が処方可能です。
スマホ1つで診察・処方・お薬の配送まですべて行えるので、まずは気軽に無料の肌診察を受けてみてはいかがでしょうか。
アラサーでもアラフォーでも鼻の毛穴のために食生活を改善する
毛穴をきれいにするホームケアでは食生活を正しくすることも必要です。
これは10代や20代などの若年層だけでなく、アラサーやアラフォー以上の世代も同様です。
自分の食生活を振り返ってみると、忙しさから「糖質」や「脂質」を摂りすぎているケースも珍しくありません。
糖質と脂質の摂りすぎは肌から皮脂を出しすぎてしまうことにつながるため、食事には日頃から気をつかいましょう。
なお、糖質はおもに白米、パン、麺類、甘いものなどに含まれていて、脂質はおもに甘いもの、ファストフード、揚げものなどに含まれています。
反対に体に積極的に入れたい栄養素は「ビタミンB2」と「ビタミンB6」、「ビタミンA(β-カロテン)」です。
ビタミンB2とビタミンB6は皮脂の過剰分泌を防いでくれ、ビタミンAは肌の生まれ変わりを正常に導いてくれます。
なお、緑黄色野菜などに含まれる「β-カロテン」は体内でビタミンAに変換されて働くことも覚えておきましょう。
毛穴ケアのために良い睡眠をとる
意外かもしれませんが、毛穴をきれいな状態にするには質の高い睡眠が欠かせません。
睡眠は心と身体の疲れを取る以外にも、その日に受けた肌ダメージを修復する役割もあるからです。
ストレスがかかった日は深呼吸や瞑想などをした後に睡眠を取ると、ぐっすりと眠る手助けになっておすすめです。
正しい紫外線ケアを心がける
鼻の毛穴ケアには日頃の紫外線対策も大切です。
鼻の毛穴は紫外線に当たると皮脂の酸化が促されてしまい、肌が生まれ変わるサイクルを乱す原因になることと、それにより毛穴の周辺が盛り上がって毛穴が開きやすくなることがわかっています。
しっかりと紫外線ケアをした肌と紫外線ケアをおこたった肌では、鼻や頬などの毛穴汚れが違ってきます。
ちょっとそこまで出かける際や窓越しの紫外線ケアにもつとめましょう。
エピデュオを塗ってニキビを防ぎ鼻の毛穴がふさがらないようにする
エピデュオは皮膚科で処方されるニキビの治療薬ですが、ニキビの原因菌であるアクネ菌などが増えるのをおさえて、毛穴詰まりを防ぐ効果が期待できます。
ただし、副作用として赤くなったり乾燥したり、ヒリヒリした感じが出る人もいます。
こうした症状はすべての人に出るわけではありませんが、専門医に処方してもらおうと考える人はこの点を頭に入れておくと良いでしょう。

いちご鼻の治し方で即効性のあるものはないのでメイクも工夫
いちご鼻は皮脂が酸化して角栓化してしまった頑固な状態のため、すぐに改善が見込めるものではありません。
しかし、鼻の毛穴詰まりをカバーできる即効性のある方法をお探しの人もいるのではないでしょうか。
いちご鼻をすぐに隠したい場合は、メイクを工夫することがすすめられます。
おすすめは黒色や白色になってしまった鼻の毛穴をカバーしてくれるタイプのファンデーション、毛穴の黒ずみにぴったりフィットして隠せるタイプのコンシーラーなど。
なお、メイクの際に鼻の毛穴を隠したいからとファンデーションやコンシーラーを厚塗りしてしまうと、皮脂崩れしやすくなり毛穴詰まりの原因にもなるので気をつけましょう。
まとめ

「鼻の毛穴」が開いたり黒ずんだりしてしまう原因や正しいホームケア、お薬での治療についてご紹介しました。
鼻の毛穴を改善させる方法はたくさんありますが、一度毛穴をきれいにしても、しばらくするとまた黒ずみができてしまうこともあるでしょう。
黒ずみ毛穴を繰り返さないためには、日常的なケアが欠かせません。
実は、クリニックへ足を運ばなくても、オンライン診療を利用すれば、毛穴の黒ずみを自宅で治療することができるんです。
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