#MY ANSWER.

移住しても、自分らしさは揺らがない
—荻原 桃子さんが鎌倉で実感した、『今の自分』と向き合うことの価値

MOMOKO OGIHARA

荻原 桃子

デザイナー / ディレクター

移住しても、自分らしさは揺らがない——荻原 桃子さんが鎌倉で実感した、『今の自分』と向き合うことの価値

人生の転機やふとしたきっかけから、「自分を整えること」を大切にしている方々の習慣やマインドをのぞくインタビュー連載「MY ANSWER.」。

今回お話を伺ったのは、これまで数々の人気アパレルブランドのディレクションを手がけ、現在はOMMOのブランド経営・ディレクションを務める荻原 桃子さん。
プライベートでは数年前に家族で鎌倉へ移住し、経営者として、小学生の男の子を育てる母として忙しい日々を送りながら、自然に囲まれた暮らしを満喫しています。
そんな生活のなかで見つけた自分との向き合い方、自分らしくいるために大切にしている習慣についてお話を伺いました。

どこにいても、自分は変わらない。大切にしているのは、"今"の自分と向き合うお風呂とサウナ時間

コロナ禍に東京と鎌倉の2拠点生活をはじめた荻原さん。鎌倉の暮らしに魅了され、3年半前に、息子さんの小学校入学のタイミングで移住を決断しました。

「海も山もあって自然が豊か。でも少し足をのばせば都会的な要素もあって、都内にも通える距離感がちょうどよかったんです。知り合いも何人か移住していたので安心感もありました」

そんな自宅でお話を伺っていると、窓の外からはうぐいすの鳴き声が聞こえてくる——都心の喧騒を忘れさせる穏やかな環境で「暮らし方も価値観も大きく変わったのでは」と尋ねると、意外な答えが返ってきました。

「周りからよく聞かれるんですけど、実は、あまり変わってないんです。仕事は相変わらず全力ですし、これからもバリバリ変わらずに働いていきたい。好きなものも昔から変わらない。だからこそ、どこにいても自分らしくいられるのかもしれません

鎌倉らしい”丁寧な暮らし”のイメージとは少し違う、と荻原さんは笑います。

「朝5時に起きたいなと思っても起きられないし、トレーニングも全然ストイックじゃない(笑)。東京にいるよりは料理もするようになったけれど、毎日というわけでもないんです」

自然に囲まれた暮らしに変わったからといって、好きなものや働き方、価値観が変わるわけではない。ただ、日々を重ねるなかでより大切になったものもあるといいます。それが、自分自身と向き合う時間です。

「お風呂が本当に好きで、朝と夕方の2回は必ず入ります。鎌倉の家にはサウナもあるので、朝は子どもを送り出したあと、サウナとお風呂を行ったり来たりしながら2時間ほど過ごしています。

考え事を整理したり、リサーチをしたり、ネットショッピングをしたり、英語の勉強をしたり。その時々で気になることに時間を使っています。

私はせっかちな性格なので、“今”気になったことは”今”やりたくて。お風呂は、そんな今の自分と向き合う時間なのかもしれません

スリランカで体験したアーユルヴェーダが教えてくれた、「整えること」の本質

日頃から自分自身と向き合うことを大切にしている荻原さん。
この春スリランカで体験したアーユルヴェーダが、「整えること」の本質を考えるきっかけになったそうです。

「友人がスリランカで住み込みのアーユルヴェーダをやっているんです。鎌倉で暮らし始めてから、いつか自分も行ってみたいという想いが強くなっていました。友人から声をかけてもらったタイミングが子どものスプリングキャンプと重なったので、迷わず10日間行くことを決めました」

食事の時間もメニューも、一日のルーティンもすべて決まっていて、基本的にはデジタルデトックス。とことん、自分自身と向き合うことを求められる環境だったといいます。

「鎌倉で自然に囲まれた暮らしをしていても、それとはまったくレベルの違う体験でした。最初は不安だったけど、現地の空気も食事もおいしくて、気がついたら身体も心も軽くなっていきました。何かが劇的に変わったというよりは、本来の自分に戻れたようなリセットされた感覚で、本当に贅沢な時間でした

このスリランカでの体験を通して荻原さんが改めて感じたのは、自分の“今”のコンディションを知ることの大切さです。

鎌倉移住で変わった、自分のライフスタイルに合った美容との向き合い方

鎌倉への移住は、美容との向き合い方にも変化をもたらしました。

その時々の自分に必要なケアを選びたいからこそ、時間や場所に縛られないオンラインサービスを積極的に取り入れるようになったといいます。

「これまで美容は、セルフケアとプロの力を借りたケアの両輪で続けてきましたが、こちらは都内ほど美容クリニックの数が多くありません。かといって、以前のように気軽に東京へ通うことも難しい。

だから自然と自宅でのケアの割合が増えていきましたし、オンラインで完結できるサービスも積極的に取り入れるようになりました

今回この企画で体験したオンライン美肌治療サービス「ANS.」も、今の荻原さんにフィットするものだったといいます。

「美容のために飲んでいるお薬も、本当は計画的に処方してもらえればいいのですが、私はなくなってから『今ほしい!』となるタイプ(笑)。 ANS.は診察の予約が不要で、思い立った時にスマホを開いてビデオ診察を受けられるんです。このスピード感には本当に驚きました。

それこそお風呂時間を使って相談しています。“今ドクターに聞きたい”、”今解決したい”が叶うんですどこにいても安心して相談できるし、私の性格や今のライフスタイルに合っているなと感じています」

移住という大きな転機を経ても、変わらない自分らしさを保ちながら軽やかに走り続けられる理由は、日々のなかで自分を整える時間を持っているからなのかもしれません。

 

編集:ANS.編集部
ライター:桃井真由
カメラマン:山下佑馬

荻原 桃子

荻原 桃子

1984年1月3日生まれ、大阪府出身。
22歳で「MURUA」を立ち上げ、クリエイティブディレクターとしてブランドを牽引。その後「UN3D.」のクリエイティブディレクターを務めるなど、数々の人気ブランドのディレクションを手掛ける。2023年に自身のブランド「OMMO」をスタート。現在は鎌倉を拠点に、新たなライフスタイルを背景としたものづくりを続けている。プライベートでは、小学生の男の子を育てる一児の母。

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