シミ肝斑

プラセンタでシミは消える?効果が期待できる人・できない人の違いを解説


  • プラセンタを使えばシミは消えるのか
  • プラセンタは注射・サプリ・化粧品のどれがいいのか
  • プラセンタでシミが薄くならないのはなぜか

この記事を読んでいるあなたは今、上記のように考えているかもしれません。

プラセンタは美容成分として長く人気がありますが、「シミに効く」というイメージが先行し、実際にどの症状まで期待できるのかは意外と知られていません。

そこでこの記事では、プラセンタはシミに効果が期待できるのか、注射・サプリ・化粧品の違いや、効果が期待できる人・できない人の特徴について解説します。

プラセンタとの正しい付き合い方がわかる内容ですので、シミが気になって悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

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目次
  1. そもそもプラセンタとは?分かりやすく解説
  2. プラセンタはシミに効果が期待できる?
  3. プラセンタでシミが薄くならない人の特徴
  4. プラセンタの取り入れ方|注射・サプリ・化粧品の違い
  5. プラセンタは高い?費用の目安
  6. プラセンタで期待できるシミ以外の肌へのうれしい働き
  7. シミを本気で改善したいなら医療機関での治療がおすすめ
  8. プラセンタとシミに関するよくある質問

そもそもプラセンタとは?分かりやすく解説

そもそもプラセンタとは?分かりやすく解説

「プラセンタ」という言葉は耳にするものの、具体的に何なのかを正しく知っている人は意外と多くありません。まずは基本からおさえておきましょう。

プラセンタは「胎盤」から抽出される美容成分

プラセンタとは、日本語に訳すと「胎盤」のことです。胎盤は、お腹の中で赤ちゃんが育つために必要な栄養を届ける器官で、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・酵素など、体の働きに欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

美容や健康の分野で使われているのは、胎盤そのものではなく、そこから栄養成分を抽出した「プラセンタエキス」です。このエキスが、医薬品・サプリメント・化粧品などさまざまな形で活用されています。

プラセンタの種類(ヒト・豚・馬・植物性)

ひとくちにプラセンタといっても、原料によっていくつかの種類に分かれます。代表的なものは以下のとおりです。

  • ヒトプラセンタ:人の胎盤から作られるもの。日本では医療用医薬品として扱われ、注射などで医療機関のみで使用される
  • 豚プラセンタ:サプリや化粧品で最も広く使われる。比較的手に入れやすい価格帯
  • 馬プラセンタ:アミノ酸が豊富とされ、サプリに配合されることが多い
  • 植物性プラセンタ:植物の「胎座」と呼ばれる部分から抽出したもの。厳密には胎盤ではない

ここで知っておきたいのは、ヒトプラセンタは医薬品であり、市販のサプリや化粧品に配合されているプラセンタとは別物だという点です。同じ「プラセンタ」でも、種類や形態によって扱いも期待できる範囲も異なります。

プラセンタがなぜ人気なのか

プラセンタが長く支持されてきた理由は、ひとつの悩みに限らず、幅広い肌の不調にアプローチできると考えられている点にあります。

シミやくすみ、乾燥、ハリ不足など、年齢を重ねるとともに増えていく複数の悩みに対して、ひとつの成分でまとめてケアしたいというニーズと合致しているのです。

特に、女性ホルモンのバランスが揺らぎやすい更年期世代では、肌の調子が一気に変わりやすくなります。そうした「原因をひとつに絞りにくい肌悩み」に向き合う成分として、プラセンタは注目され続けてきました。

プラセンタはシミに効果が期待できる?

もっとも気になるのは、「結局シミに効くのか?」という点でしょう。ここは少し丁寧に整理する必要があります。

プラセンタに期待できるのはメラニン生成の抑制とターンオーバーのサポート

プラセンタには、シミの仕組みに関わるいくつかの働きが期待されています。

シミは、紫外線などの刺激でメラノサイトが活性化し、メラニン色素が過剰に作られることで生じます。通常、メラニンはターンオーバー(肌の生まれ変わり)とともに排出されますが、このリズムが乱れると排出が追いつかず、色素が肌に残ってシミとして定着します。

プラセンタには、メラニンの生成に関わる働きを抑えるサポートや、ターンオーバーを整えるサポートが期待されています。肌の土台を健やかに保つことで、シミができにくい状態づくりに役立つと考えられています。

「シミを消す」効果は化粧品・サプリには認められていない

一方で、ここは誤解しやすいポイントです。市販のプラセンタ化粧品やサプリメントに、「できてしまったシミを消す」効果は認められていません。

化粧品で表現できるのは、あくまで「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ(=予防)」の範囲です。すでに肌に定着したシミを薄くしたり消したりする働きは、化粧品やサプリの領域を超えています。

つまりプラセンタは、「すでにあるシミを消すもの」ではなく、「これからのシミを防ぎ、肌のコンディションを整える土台づくりをサポートするもの」と捉えるのが正確です。

効果が期待できる肌症状・期待しにくい肌症状

期待できる範囲とそうでない範囲を整理すると、次のようになります。

期待しやすい 乾燥によるくすみ、肌のごわつき、予防的なシミ・そばかす対策、肌全体の明るさやキメ
期待しにくい すでに濃く定着したシミ、肝斑、雀卵斑(そばかす)、加齢に伴うシミ(老人性色素斑)の改善

くすみが晴れて肌全体が明るく見えることはあっても、「濃いシミがプラセンタだけでなくなる」ことは期待しにくい、と理解しておきましょう。

プラセンタでシミが薄くならない人の特徴

プラセンタでシミが薄くならない人の特徴

「プラセンタを使っているのにシミが変わらない」と感じる人には、いくつか共通する理由があります。

すでに濃く定着したシミ・タイプの異なるシミ

もっとも多いのが、プラセンタでアプローチしにくいタイプのシミだったというケースです。

シミには、老人性色素斑・肝斑・雀卵斑(そばかす)・炎症後色素沈着など複数の種類があり、それぞれ原因も適した対処も異なります。すでに濃く定着したシミや、肝斑のようにホルモンが関わるシミは、予防的なケアだけで薄くするのは難しいのが実情です。

自分のシミがどの種類なのかを知りたい方は、内部リンク(シミの種類・見分け方の記事)もあわせてご覧ください。

紫外線対策をしていない

プラセンタでコンディションを整えても、日々の紫外線対策を怠っていれば、新しいメラニンが次々と作られてしまいます。

シミ対策の土台はあくまで紫外線対策です。日焼け止めや日傘などの基本的なケアをセットで行わなければ、せっかくのケアも追いつきません。「プラセンタを使っているから大丈夫」という油断こそ、シミが薄くならない大きな要因です。

継続できていない・使用方法が合っていない

プラセンタは、短期間で劇的な変化を起こすものではありません。肌のターンオーバーには一定の周期があるため、数日使っただけで判断したり、途中でやめてしまったりすると、変化を感じにくくなります。

また、サプリの含有量が少ない、化粧品の濃度が低いなど、選んだ製品が目的に合っていないこともあります。継続のしやすさと中身の両方を見て選ぶことが大切です。

プラセンタの取り入れ方|注射・サプリ・化粧品の違い

プラセンタの取り入れ方|注射・サプリ・化粧品の違い

プラセンタには大きく分けて「注射」「サプリ」「化粧品」の3つの取り入れ方があります。それぞれ特徴が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。

ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

プラセンタ注射の特徴・メリット・デメリット

プラセンタ注射は、医療機関でヒトプラセンタ製剤を体内に直接注入する方法です。

  • メリット:成分を体内に直接届けられる
  • デメリット:医療機関でしか受けられない、費用がかかる、一定期間は献血を控える必要がある

なお、プラセンタ注射が保険適用で承認されているのは、更年期障害・肝機能障害などの治療目的に限られます。美肌やシミを目的とした使用は自由診療となり、効果が保証されているわけではない点に注意が必要です。

プラセンタサプリの特徴・メリット・デメリット

サプリメントは、体の内側からプラセンタを取り入れる方法です。

  • メリット:自宅で手軽に続けられる、飲むだけで習慣化しやすい
  • デメリット:医薬品のような効果を期待するものではない、製品によって含有量に差が大きい

サプリを選ぶ際は、含有量や原料の種類をしっかり確認することが大切です。価格だけで選ぶと、中身が薄く実感につながりにくいこともあります。

プラセンタ化粧品の特徴・メリット・デメリット

化粧品は、肌の表面からプラセンタを取り入れる方法です。

  • メリット:いつものスキンケアに取り入れやすい、保湿やキメのケアに役立つ
  • デメリット:あくまで予防・保湿の範囲で、できたシミを消す働きはない

化粧品でできるのは「肌を整える」「うるおいを与える」までで、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」と表示できるのは美白有効成分を配合した医薬部外品(薬用化粧品)に限られます。役割を正しく理解したうえで、日々のコンディションづくりに使うのがおすすめです。

症状や目的別のおすすめの選び方

どれを選ぶか迷ったときは、目的を基準にすると整理しやすくなります。

  • 日々の保湿やくすみ・予防ケアが目的→ 化粧品やサプリで無理なく継続
  • 更年期障害など医療的な目的もある→ 医療機関で医師に相談のうえ注射を検討
  • すでにあるシミをしっかり改善したい→ プラセンタにこだわらず、後述する医療機関での治療を検討

「シミそのものを薄くしたい」という目的の場合、プラセンタ単体では物足りないことが多い、という点はおさえておきましょう。

プラセンタは高い?費用の目安

プラセンタは「高い」というイメージを持たれがちですが、取り入れ方によって費用感は大きく変わります。

注射・サプリ・化粧品の費用感

おおまかな傾向として、費用は以下のように分かれます。

  • 注射:1回あたりの費用がかかり、継続的に通う必要があるため積み重なりやすい
  • サプリ・化粧品:月単位では比較的取り入れやすいが、長く続けるほどトータルでは負担になる

どの方法も「一度で完結」するものではなく、ある程度の継続が前提になります。そのため、目先の価格だけでなく、続けたときのトータルコストで考えることが大切です。

費用対効果を考えるならまず処方薬の検討を

シミを「予防」したいのか「改善」したいのかで、選ぶべき手段は変わります。

すでにあるシミの改善を目的とする場合、プラセンタを続けても期待した変化が得られず、結果的に費用だけがかさんでしまうこともあります。

同じ「飲むタイプ」でも、プラセンタサプリが予防やコンディションづくりを得意とするのに対し、医療機関で処方される内服薬には、シミ・そばかすの予防に加えて改善が期待できるものもあります。シミの改善を本格的に目指すなら、自分のシミに合った処方薬を使うほうが、費用対効果の面で納得しやすいケースも少なくありません。まずは自分のシミに何が合うのかを知ることが、遠回りを避ける近道です。

プラセンタで期待できるシミ以外の肌へのうれしい働き

プラセンタの魅力は、シミ予防だけにとどまりません。栄養豊富な成分であることから、肌全体のコンディションづくりに幅広く役立つと考えられています。

  • 保湿:肌の潤いを保ち、乾燥による小じわやくすみを防ぐサポート
  • ハリ・キメ:うるおいを与えてキメを整え、肌をなめらかに見せるサポート
  • 肌の明るさ:くすみをケアし、肌全体の印象を明るく見せるサポート

「ひとつの悩みに限らず、肌全体を底上げしたい」という人にとって、こうした多面的な働きはプラセンタならではの魅力といえます。

シミを本気で改善したいなら医療機関での治療がおすすめ

ここまで見てきたように、プラセンタは予防やコンディションづくりには役立つ一方、すでにできたシミの改善には限界があります。シミを本気で薄くしたいなら、医療機関での治療を検討するのが近道です。

シミは種類によって適切な治療が異なる

シミには、老人性色素斑・肝斑・雀卵斑(そばかす)・炎症後色素沈着など複数の種類があり、同じケアですべてが解消できるわけではありません。

たとえば肝斑は、刺激を与える治療でかえって悪化することもあるため、自己判断で合わない方法を続けると遠回りになりかねません。自分のシミがどの種類かを正しく見極めることが、改善への第一歩です。

医療機関では、シミの種類や肌の状態に合わせて、処方薬や適切な治療法を選べます。自己判断で合わない方法を続けるより、確実で無駄がありません。

オンライン診療なら自宅でシミ治療ができる

「皮膚科に行きたいけれど、通い続けるのが大変」という人には、オンライン診療という選択肢があります。

オンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」では、お肌の状態や症状に応じて、医師が一人ひとりに合わせた治療プランを提案します。お薬は自宅に配送されるため、忙しい方でも無理なく続けられます。

まずは、自分のお肌が今どのような状態にあるのかを知ることが大切です。診断は無料で行えますので、ぜひお気軽にお試しください。

内部リンク(ANS.のシミ治療・オンライン診療の紹介記事)

プラセンタとシミに関するよくある質問

Q. プラセンタを使えばシミは消えますか?

A. 市販のプラセンタ化粧品やサプリには、できてしまったシミを消す効果は認められていません。期待できるのは、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ予防や、肌のコンディションを整えるサポートです。

Q. プラセンタでシミが目立つようになった気がします。悪化したのでしょうか?

A. 肌全体のくすみが晴れることで、かえってシミが目立って見える場合があります。気になる症状が続く場合は、自己判断せず医療機関に相談しましょう。

Q. 注射・サプリ・化粧品のどれがシミに一番いいですか?

A. 予防や保湿が目的なら化粧品やサプリ、医療的な目的があれば医師に相談のうえ注射を検討します。ただし、すでにあるシミの改善が目的なら、プラセンタにこだわらず医療機関での治療を検討するのがおすすめです。

Q. プラセンタはどのくらい続ければいいですか?

A. 肌のターンオーバーには一定の周期があるため、短期間では変化を感じにくいとされています。一定期間、紫外線対策とあわせて継続することが大切です。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。

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