シミ肝斑

ナイアシンアミドでシミは消える?消えないシミとの違い・ビタミンCとの比較まで解説


  • ナイアシンアミドを使えばシミは消えるの?
  • 消えるシミと消えないシミの違いを知りたい
  • ナイアシンアミドとビタミンCはどっちがシミに効果的?

この記事を読んでいるあなたは今、上記のように考えているかもしれません。

そこでこの記事では、ナイアシンアミドにシミ予防の効果が期待できる理由と、消えるシミ・消えないシミの違い、ビタミンCとの比較についてわかりやすく解説します。

向いている肌質や今あるシミへの対処法まで紹介しますので、自分に合ったシミ対策を選びたい人はぜひ参考にしてください。

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ナイアシンアミドとは?シミ対策で注目される理由

ナイアシンアミドとは?シミ対策で注目される理由

まずは、ナイアシンアミドがどんな成分なのかを簡単に押さえておきましょう。

ビタミンB3(ニコチン酸アミド)の一種

ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種であるビタミンB3(ニコチン酸アミド)のこと。レバーや肉類、魚類、豆類などの食品にも含まれている、身近な栄養素です。

肌のうるおいを保つはたらきや、バリア機能をサポートするはたらきが知られており、スキンケア成分として幅広い化粧品に配合されています。刺激が比較的少なく、肌質を問わず取り入れやすいのも特徴です。

美白有効成分として承認されている成分

ナイアシンアミドが注目される大きな理由が、「メラニンの生成を抑え、シミ・雀卵斑(そばかす)を防ぐ」美白有効成分として、医薬部外品で承認されている点です。さらに、しわを改善する有効成分としても承認されており、複数の悩みにアプローチできる成分として人気を集めています。

ただし、ここで覚えておきたいのが、医薬部外品で言えるのはあくまで「シミを防ぐ(予防する)」という範囲だということ。「今あるシミを消す」とは性質が異なります。この違いが、次に解説する「効果がある場合・ない場合」につながっていきます。

ナイアシンアミドはシミに効果がある?できること・できないこと

ナイアシンアミドのシミへのはたらきは、「できること」と「できないこと」を分けて理解することが大切です。

期待できること:メラニンの蓄積を抑えてシミを予防する

ナイアシンアミドには、作られたメラニンが肌の表面の細胞へ受け渡されるのを抑えるはたらきがあるとされています。

シミは、紫外線などの刺激でメラノサイトという細胞がメラニンを過剰に作り、それがうまく排出されずに肌へ蓄積することでできていきます。ナイアシンアミドはこのメラニンの受け渡しのステップにアプローチするため、これからできるシミの予防が期待できます。

加えて、肌のバリア機能を整えるはたらきもあるため、紫外線ダメージを受けにくい健やかな肌状態を保つうえでも役立つ成分といえます。

期待しにくいこと:今あるシミを自力で消すこと

一方で、すでに濃く定着してしまったシミを、ナイアシンアミド配合の化粧品だけで消すのは難しいのが実際のところです。

化粧品や医薬部外品はあくまで「予防」と「肌を整える」ことを目的としたもの。深く根づいた色素沈着を分解・除去するような医療的な作用は持っていません。「ナイアシンアミドを塗り続ければどんなシミも消える」という期待は、残念ながら現実とずれてしまいます。

ナイアシンアミドは「シミを増やさない・濃くしないための成分」と捉えると、その実力を正しく活かせます。

消えるシミと消えないシミの違い

消えるシミと消えないシミの違い

「効くシミ」と「効きにくいシミ」があるのは、シミの種類によって原因や深さが異なるためです。

ナイアシンアミドでの予防・ケアが向くシミ

紫外線によるメラニンの蓄積が主な原因となる老人性色素斑(日焼けによるシミ)は、まだ色が薄く定着しきっていない段階や、これからシミを増やしたくないという予防目的で、ナイアシンアミドによるケアと相性が比較的よいタイプです。

毎日のスキンケアに取り入れることで、紫外線によるメラニンの蓄積を日々抑えていくサポートが期待できます。

自力では消えにくく治療が必要なシミ

一方で、肝斑・濃く定着した老人性色素斑・雀卵斑(そばかす)・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などは、化粧品ケアだけで改善するのが難しいシミです。

これらは原因やメラニンの存在する深さがそれぞれ異なり、種類に応じた治療が必要になります。たとえば肝斑は内服薬が有効なことが多く、ADMはレーザーなど医療機関での施術が前提になるなど、アプローチが大きく変わります。

自分のシミがどのタイプかを自己判断するのは難しいため、「ケアを続けても変わらない」と感じるシミは、種類の見極めから始めるのがおすすめです。

内部リンク:シミの種類・見分け方の記事

ナイアシンアミドの効果はどのくらいで分かる?

ナイアシンアミドは、即効性を期待する成分ではありません。変化の目安を知っておきましょう。

変化を感じるまでの目安期間

肌は一定の周期で生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。ナイアシンアミドのような美白有効成分は、このサイクルに合わせてはたらくため、少なくとも1〜2か月、変化を感じるまでには3か月以上を目安に考えるのが現実的です。なお、感じ方には個人差があります。

「数日塗っただけで効果がない」と判断してしまうのは早計。肌の変化はゆっくり進むものだと理解しておくことが大切です。

継続が前提になる理由

ナイアシンアミドはメラニンの蓄積を「日々抑えていく」タイプの成分です。そのため、使い続けることで予防の効果が積み重なっていくのが基本。途中でやめてしまうと、紫外線を浴びるたびにメラニンは作られ続けてしまいます。

短期決戦の成分ではなく、毎日のスキンケアにじっくり組み込むことを前提に選びましょう。

ナイアシンアミドとビタミンC、シミにはどっちが効果的?

シミはどっちが効果的?

シミ対策の成分としてよく比較されるのがビタミンC(ビタミンC誘導体)です。どちらが優れているというより、はたらく場所が違うと考えるのがポイントです。

作用の違いで選ぶ

スキンケア成分として見たとき、ナイアシンアミドは主にメラニンの「受け渡し」を抑えるはたらき、ビタミンC(誘導体)はメラニンを作る酵素のはたらきを抑えたり、抗酸化作用で肌を整えたりするはたらきが知られています。

アプローチするステップが異なるため、「どちらが効くか」は一概に決められません。予防的にメラニンの蓄積を抑えたいならナイアシンアミド、抗酸化や肌のキメ・ハリも含めて整えたいならビタミンC、というように目的で選ぶのが現実的です。

なお、ビタミンCは内服薬や高濃度の外用薬といった処方薬としても用いられ、今あるシミの治療でも中心的に使われる成分です。化粧品で取り入れるスキンケア用途と、医療機関で扱う処方用途では役割の深さが異なる、と整理しておくとよいでしょう。

内部リンク:シミに効くビタミンCの記事

併用するときの注意点

両者は併用も可能ですが、ナイアシンアミドもビタミンCも皮脂の分泌を抑える性質を持つため、重ねて使うと肌表面が乾燥に傾きやすくなることがあります。併用する場合は、保湿をしっかり行うことを心がけましょう。

肌に合わないと感じたときは無理に重ねず、どちらか一方から取り入れて様子を見るのがおすすめです。

ナイアシンアミドが向いている肌質・相性

ナイアシンアミドは刺激が少なく、多くの肌質で使いやすい成分です。

肌質ごとの相性

皮脂分泌を抑えるはたらきがあるため、脂性肌・混合肌・毛穴のテカリが気になる肌とは相性がよい傾向があります。バリア機能を整えるはたらきから、ゆらぎやすい肌の調子をサポートする目的でも取り入れやすい成分です。

乾燥肌・敏感肌が気をつけたいこと

一方で、皮脂を抑える性質があるぶん、乾燥肌の方が高濃度のものを使うと、肌表面の乾燥が気になることもあります。乾燥が気になる場合は、配合濃度が控えめなものや、保湿成分と組み合わさったアイテムを選ぶとよいでしょう。

また、刺激が少ない成分とはいえ、肌に合うかは人それぞれです。敏感肌の方は、使い始めにパッチテストを行うと安心です。

ナイアシンアミドがおすすめな人・やめた方がいい人

最後に、ナイアシンアミドが向いている人と、別の対策を考えた方がよい人を整理します。

取り入れるのがおすすめな人

  • これからシミを増やしたくない・予防したい
  • 毛穴のテカリやキメの乱れもあわせてケアしたい人
  • 刺激の少ない成分で毎日続けやすいスキンケアを探している人

こうした「予防・キープ」を目的とする人には、ナイアシンアミドはとても合った成分です。

他の対策を検討した方がいい人

  • すでに濃く定着したシミをなんとかしたい人
  • セルフケアを続けてもシミが薄くならない
  • 肝斑やADMなど、治療が必要なタイプのシミが疑われる人

これらに当てはまる場合、化粧品ケアだけにこだわると時間ばかりかかってしまうことも。次に紹介するように、処方薬や医療機関も視野に入れるのがおすすめです。

今あるシミが気になるなら処方薬や医療機関も選択肢

ナイアシンアミドは「予防」に強い成分ですが、今あるシミにしっかり向き合いたい場合は、処方薬や医療機関での治療が選択肢になります。

ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

今あるシミ・これからできるシミで対策を変える

シミ対策は、「これからできるシミ=予防」と「今あるシミ=治療」で考え方を分けると、ぐっと選びやすくなります。

予防には、ナイアシンアミドをはじめとする美白有効成分配合のスキンケアや、紫外線対策が中心。一方、すでにあるシミには、内服薬や塗り薬といった処方薬、必要に応じた医療機関での施術が有効な手段です。まずは予防をベースにしつつ、気になるシミは治療で対応する——この組み合わせが効率的です。

なお、レーザーなどの美容施術は1回あたり高額になることも多く、複数回の治療が必要なケースもあります。費用面も考えると、今あるシミにはまず処方薬での治療から検討するのがおすすめです。

オンライン診療という選択肢

「皮膚科に行く時間がない」「シミの種類が自分ではわからない」という方には、オンライン診療という選択肢があります。

オンライン美肌治療のANS.(アンス)なら、スマホひとつで医師に相談でき、一人ひとりの肌状態に合わせた処方を受けられます。お薬は自宅に配送されるので、通院の手間なく今あるシミのケアを始められます。まずは無料の肌診断から、自分のシミのタイプを知ることから始めてみてください。

内部リンク:シミの治療薬・処方薬の記事

まとめ|ナイアシンアミドは「予防」に強い成分

ナイアシンアミドは、メラニンの蓄積を抑えてシミを予防する美白有効成分として、多くの肌質で取り入れやすい優秀な成分です。一方で、すでに濃く定着したシミや、肝斑・ADMといった治療が必要なシミを、化粧品ケアだけで消すのは難しいのが現実です。

大切なのは、「これからのシミは予防」「今あるシミは治療」と役割を分けて考えること。ナイアシンアミドで土台を整えながら、気になるシミは医療機関や処方薬で対応する——この使い分けが、遠回りしないシミ対策につながります。

今あるシミが気になる方は、まず自分のシミのタイプを知ることから。オンライン診療のANS.なら、無料の肌診断と医師への相談で、自分に合ったケアの一歩を踏み出せます。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。

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