2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。
その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。
年齢や性別を問わず、「鼻の毛穴」が開きすぎていたり黒ずんでいたりして、悩んでいる方は少なくありません。
今回こちらの記事に辿り着いたあなたもきっと、鼻の毛穴のトラブルに悩んでいるはず。
そしてきっとその原因や対処法を探しているのではないでしょうか?
この記事では、そんな「鼻の毛穴」に関する悩みを解決する方法を詳しく解説しています。
読み進めていただくと皆さんが知っているようで知らない原因や対処法が見つかるはずです。
【この記事を読んでわかること】
- 鼻の毛穴が開いていたり黒ずんだりする原因
- 鼻の毛穴をきれいにするホームケア
- 鼻の毛穴ケアをする際のNG方法
オンライン毛穴治療「ANS.(アンス)」
鼻の毛穴が開きすぎたり黒ずんでボコボコになる3つの原因
性別に関係なく、また、20代やアラサー、アラフォー以上も悩んでいる鼻の毛穴詰まりや黒ずみですが、なぜできるのメカニズムをわかっている方は多くないでしょう。
個人差はありますが多くの場合、鼻の毛穴に「角質」や「角栓」ができることが毛穴つまりや黒ずみの原因になります。
頑固な角質や角栓ができる原因は以下の3つです。
①鼻の毛穴から出た皮脂が黒い角栓になる
鼻の毛穴から過剰に皮脂が出てしまうと、最初は白だった皮脂が空気に触れることで黒くなっていき、最後は角栓化してしまいます。
毛穴から皮脂が出ている段階だとあまり気にならなかった人も、毛穴の黒ずみを確認すると気になって悩みになるということは多いです。
鼻の毛穴から皮脂が出過ぎてしまう理由は、肌の乾燥や食事内容、紫外線のほか、タバコや不規則な生活からくるストレスなどがあげられます。
日々の生活週間を改善することを意識しましょう。
②鼻の毛穴汚れを洗顔で落としきれていない
毛穴汚れを洗えていないことが「角質」や「角栓」の原因になります。
また、鼻の毛穴が皮脂で白くなったり角質で黒くなった後だと、丁寧に洗顔をしても元には戻りにくいです。
黒ずみができる前から丁寧な洗顔を心がけることが重要です。
③正しく紫外線ケアができていない
それは日頃から正しい紫外線対策ができていないことも毛穴汚れの原因になります。
紫外線に当たると皮脂の酸化が促されてしまい、肌が生まれ変わるサイクルを乱す原因になります。
こうなると毛穴の周辺が盛り上がって毛穴の開きもわかりやすくなってしまうのです。
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鼻の毛穴がボコボコになった場合のNGなケア方法
この見出しでは、鼻の毛穴が開きぎみになったり角栓がかたくなった場合にしてはいけないホームケアをお伝えします。
- 頻繫に毛穴パックをする
- 鼻の毛穴の白いニュルニュルや黒ずみを無理に押し出す
- 力づくでゴシゴシ洗う
頻繫に毛穴パックをする
よくしがちなのが頻繁な毛穴パックです。
毛穴パックは強力な効果が期待できると思って週に何度もしてしまう人がいます。
しかし、毛穴パックの使いすぎはデリケートなお肌を傷めることに繋がりかねません。
そのため、毛穴パックは週に何度もしないようにしましょう。
鼻の毛穴の白いニュルニュルや黒ずみを無理に押し出す
また、自分の手の先を使って鼻の毛穴づまりである白い皮脂や黒色の角栓を無理に押し出す人も多いのですが、こちらもデリケートな肌に対するケアとしては間違っています。
気になる鼻の毛穴を手先で強くはさむと、皮脂や角質がニュルニュルと出てきます。
「自分の手で毛穴汚れが出せるからクセになる」という人もいますが、この方法で鼻の毛穴汚れを取っても肌を傷めるだけです。
力づくでゴシゴシ洗う
洗顔にも気をつけましょう。
パックや念入りな洗顔をしても鼻の毛穴汚れが取れないからと力をこめて鼻をゴシゴシと洗うのはすすめられません。
肌を傷めることにつながってしまいます。
鼻の毛穴改善は皮膚科で薬を処方してもらうのがおすすめ!
ホームケアできる方法の1つとして、皮膚科で鼻の毛穴を見てもらって専用の薬をもらう方法があります。
皮膚科ではピーリング薬剤がもらえるので、それを自宅で使って毛穴詰まりを解消することができます。
オンライン美容皮膚科のANS.(アンス)では、毛穴治療のお薬が処方可能です。
スマホ1つで診察・処方・お薬の配送まですべて行えるので、まずは気軽に無料の肌診察を受けてみてはいかがでしょうか。
鼻の黒ずみ毛穴改善におすすめの洗顔方法!
鼻の黒ずみ毛穴改善におすすめの洗顔方法を解説します。
具体的には以下の4点が重要なポイントです。
- 正しくメイクを落として鼻の毛穴汚れを取る
- 鼻の黒ずみ除去には1日2回の洗顔をする
- ホットタオルで鼻の毛穴をゆるめてから洗顔する
- 洗顔後に化粧水で鼻の毛穴を引きしめる
それぞれ具体的に説明します。
正しくメイクを落として鼻の毛穴汚れを取る
鼻の毛穴詰まりを改善するには、まずは正しいメイク落としをすることです。
できれば洗顔前に水ではなくはぬるま湯を使って毛穴をゆるめ、泡立てるタイプの洗顔フォームをしっかりホイップ状にしてから顔を洗いましょう。
やさしくなでるように顔全体を洗い、洗い流すまでの時間は1分以内にとどめることもポイント。
これ以上顔を洗うと肌に負担がかかるからです。
洗顔フォームは古い角質や角栓をオフするタイプや、毛穴をきれいにする酵素配合タイプなどを使うとさらに効果的です。
鼻の黒ずみ除去には1日2回の洗顔をする
洗顔回数はできれば1日2回を心がけましょう。
鼻の毛穴に汚れをためないためには外出後のメイク落としはもちろん、起床後にも簡単に顔を洗うのがおすすめです。
洗顔時の泡立てが面倒だと感じる人は、洗顔フォームをホイップ状にするグッズを使う手も。
洗顔グッズは100円ショップにも売っています。
洗顔にはこうした便利なアイテムも取り入れることもおすすめです。
なお、洗顔フォームは低刺激性のものがおすすめですが、実際に使ってみて肌の調子が良いと感じるなど自分に合ったものを使いましょう。
ホットタオルで鼻の毛穴をゆるめてから洗顔する
洗顔前にはホットタオルで鼻の毛穴をゆるめることがすすめられます。
ホットタオルはミニタオルくらいの大きさのもので十分ですので、水に濡らしてレンジで40秒ほど温めましょう。
肌にホットタオルを1分間ほどおいて、じわじわと毛穴が開いていくのを待ちましょう。
ホットタオルを使うとぬるま湯で洗顔するよりも鼻の毛穴が大きくなるので、この後に指の腹を使ってやさしく洗顔をします。
洗顔後に化粧水で鼻の毛穴を引きしめる
クレンジングや洗顔をした後は鼻の毛穴を化粧水でしっかりと引きしめることも忘れずにしましょう。
鼻の毛穴にできる角栓や角質は、取り除いても再びできてしまうことも多いです。
そのため洗顔後の化粧品もいちご鼻を防いでくれるタイプのものを使いましょう。
たとえば皮脂の分泌を押さえてくれるもの、うるおいを与えて肌のキメを整えてくれる収れんタイプのもの、毛穴を目立たなくさせる高濃度のビタミンC配合化粧水などがおすすめです。
鼻の黒ずみ毛穴をなくす簡単な方法!家でできるケア方法を紹介!
鼻の黒ずみ毛穴をなくすための正しいホームケアをご紹介します。
簡単な方法や市販の綿棒を使う方法などもお伝えしますので、ぜひ家で鼻の毛穴ケアの参考にしてください。
- 市販の綿棒とワセリンを使う
- 週に1~2回ピーリングをする
- 角質ケアできる美容液やメイク下地を使う
- 食生活を改善する
- 良い睡眠をとる
- 正しい紫外線ケアを心がける
それぞれ詳しく解説します。
市販の綿棒とワセリンを使う
鼻の毛穴にある角質や角栓の黒ずみ、白い皮脂をなくしたいなら、市販の綿棒とワセリンを使う方法もあります。
ワセリンは鉱物油が原料ですが、安全性が高く医療現場や薬の基剤として使われることも多いです。
市販の綿棒とワセリンを使った鼻の毛穴洗顔は以下の方法でおこないます。
- 綿棒でワセリンを取って鼻に塗る(この間にレンジで40秒ほど温めたホットタオルを用意する)。
- ワセリンを塗った鼻にラップをして、そのうえから30秒ほどホットタオルを当てる。
- 鼻からラップを外して綿棒でやさしくワセリンを取り除く。
- クレンジングオイルを鼻に塗って指で円を描くようにやさしくマッサージしたら、少しだけ水を足して乳化させる。このとき透明から白色に変わるのを確認する。
- 綿棒でやさしくクレンジングオイルと取れた皮脂を取り除く。
- 最後にクレンジングフォームで丁寧に洗顔する。
以上が市販の綿棒とワセリンを使った毛穴洗顔の方法ですが、最後の洗顔時には洗顔タオルやブラシを使うのもおすすめです。
週に1~2回ピーリングをする
鼻の毛穴汚れには週に1回から2回ピーリングするのもおすすめです。
ピーリングと聞くと肌に対する刺激が強すぎるから控えたほうが良いのでは、と思う人もいますが、回数をやりすぎなければ問題ありません。
ピーリングはふだんの洗顔では落ちない頑固な毛穴の皮脂や角質を落としてくれるので、毛穴汚れが目立つ期間は週に1回から2回ほどのピーリングをすることがおすすめです。
角質ケアできる美容液やメイク下地を使う
角質をケアする専用の美容液やメイク下地を使うのもおすすめです。
やさしく低刺激でピーリングしてくれたり、皮脂の酸化を防いでくれたり、毛穴の引きしめを促す美容液もあります。
毛穴詰まりで悩んでいる人に最適な、毛穴汚れが目立たなくなるメイク下地も。
鼻の毛穴で悩んでいる期間は、このような美容液やメイク下地も積極的に取り入れましょう。
食生活を改善する
毛穴をきれいにするホームケアでは食生活を正しくすることも必要です。
自分の食生活を振り返ってみると、忙しさから「糖質」や「脂質」を摂りすぎているケースも珍しくありません。
糖質と脂質の摂りすぎは肌から皮脂を出しすぎてしまうことにつながるため、食事には日頃から気をつかいましょう。
なお、糖質はおもに白米、パン、麺類、甘いものなどに含まれていて、脂質はおもに甘いもの、ファストフード、揚げものなどに含まれています。
反対に体に積極的に入れたい栄養素は「ビタミンB2」と「ビタミンB6」、「ビタミンA(β-カロテン)」です。
ビタミンB2とビタミンB6は皮脂の過剰分泌を防いでくれ、ビタミンAは肌の生まれ変わりを正常に導いてくれます。
なお、緑黄色野菜などに含まれる「β-カロテン」は体内でビタミンAに変換されて働くことも覚えておきましょう。
良い睡眠をとる
意外かもしれませんが、毛穴をきれいな状態にするには質の高い睡眠が欠かせません。
睡眠は心と身体の疲れを取る以外にも、その日に受けた肌ダメージを修復する役割もあるからです。
ストレスがかかった日は深呼吸や瞑想などをした後に睡眠を取ると、ぐっすりと眠る手助けになっておすすめです。
正しい紫外線ケアを心がける
鼻の毛穴ケアには日頃の紫外線対策も大切です。
鼻の毛穴は紫外線に当たると皮脂の酸化が促されてしまい、肌が生まれ変わるサイクルを乱す原因になります。
また、サイクルが乱れることにより毛穴の周辺が盛り上がって毛穴が開きやすくなることがわかっています。
しっかりと紫外線ケアをした肌と紫外線ケアをおこたった肌では、鼻や頬などの毛穴汚れが違ってきます。
ちょっとそこまで出かける際や窓越しの紫外線ケアにもつとめましょう。
まとめ
「鼻の毛穴」が開いたり黒ずんだりしてしまう原因や正しいホームケア、お薬での治療についてご紹介しました。
鼻の毛穴を改善させる方法はたくさんありますが、一度毛穴をきれいにしても、しばらくするとまた黒ずみができてしまうこともあるでしょう。
黒ずみ毛穴を繰り返さないためには、日常的なケアが欠かせません。
実は、クリニックへ足を運ばなくても、オンライン診療を利用すれば、毛穴の黒ずみを自宅で治療することができるんです。
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