美容医療のプロに聞く、いま注目の美容法：銀座美容外科クリニック内堀麻友先生

ANS.のインタビュー連載『美容医療のプロに聞く、いま注目の美容法』では、美容医療のプロフェッショナルである医師に、いま注目している美容法について取材。ユーザー様の肌悩みのアンサーの一つとなるような情報をお届けします。

今回お話を伺ったのは「銀座美容外科クリニック内堀麻友先生」です。

銀座美容外科クリニック内堀麻友先生

銀座美容外科クリニック内堀麻友先生

朝晩のフェイスパックでツヤ肌をキープ

____内堀先生がキレイを保つために気をつけていることや、続けているケアがあれば教えてください。

半年くらい前から取り入れはじめて、効果を感じているのは朝晩のフェイスパックです。忙しくてもそれだけは欠かさずやっています。パックをするようになってから毛穴が気にならなくなりました！

____確かに毛穴が全然ないですし、肌のツヤもすごいです。そのツヤはパックのおかげでしょうか？

パックのおかげもありますが、夜のスキンケアにビタミンAを取り入れていることも大きく影響していると思います。

わたしはエンビロンのシークエンスシリーズを使っていますが、エンビロンは徐々にビタミンAの濃度を上げていくことができるので、肌の負担を抑えながらビタミンAを取り入れていきたい方にもおすすめです。

朝はビタミンCも取り入れるとより良いので、いま当院ではビタミンAと相性が良い高濃度ビタミンCローションをオリジナルで開発しています。

ちょっと意識をして過ごすだけでも、肌は変わる。

____ANS.のユーザー様には産後のママも多くいらっしゃるのですが、内堀先生が産後に心がけていたことやおすすめの産後美容があれば教えてください。

私は元々皮膚科医で、美容医療の世界に入るまでは正直あまり積極的に美容に時間をかけていなかったんです。だから、産後の写真を見ると結構ぼろぼろなんですよね（笑）
授乳で体内の水分が不足するせいか、肌の乾燥やくすみ、毛穴の目立ちが気になっていました。

授乳中はできることも限られているのですが、同じような悩みを抱えている方には、ビタミンCの内服と、あと水分をしっかり摂ることをおすすめします。
あと、やはり保湿が基本なのでフェイスパックなどもいいと思います。顔に貼ったまま、ながらで色々とできるのでおすすめです。

____ビタミンCの内服やお水のこまめな摂取は、意識をすれば実践できそうですね！

そうですね。産後って本当に時間がないですし、大変な時期なので特別なことはできないと思います。でも、ちょっと心がけていただくだけでも肌は変わるので、無理のない範囲で気軽にできることから始めてもらえたらいいかなと思います。

飲み薬はすごく大切な治療のひとつ。根気強く続けて

____内堀先生がおすすめする肌治療を教えてください。

レーザートーニングがおすすめです。トーニングは効果を感じるまでに少し時間がかかりますが、定期的に受けることで肌質を変えることができます。
肌を引き締める効果によってキメを整えたり、肌のハリツヤをアップさせたりと、さまざまな美肌効果が期待できますよ。

長年トーニングで通ってくださっている患者さまを見ると、お肌がとても若々しくて美しい方が多いので、続けることが大切なのだと感じています。

____トーニングはシミや肝斑にのみ適用だと思っていました！トーニングならダウンタイムもないから気軽に通えそうですね。

もちろん、トーニングは肝斑に当てることができる数少ないレーザーですので、シミや肝斑が気になる方にもぜひ受けていただきたいレーザーです。

当院では治療効果を最大限に発揮するために、トーニングとトラネキサム酸を組み合わせた治療をご提案しています。
飲み薬はすぐに効果が出るわけではないのですが、大切な治療です。トーニングと一緒に、根気強く続けてほしいなと思います。

____内堀先生は普段、内服薬などを飲まれていますか？飲んでいるものがあれば教えてください。

ビタミンCのサプリメントを飲んでいます。ビタミンCはお肌のハリツヤをアップさせたり、シミそばかすを防いだりと、美肌効果が高く、美容皮膚科において最も重要なビタミンといわれています。
ただ、ビタミンCはすぐに利用されて尿として排出されてしまうので、朝と晩に分けて1000mgずつくらいを目安に摂るといいですよ。