この記事を読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。

ゼビアックスは、1日1回の使用で1ヶ月ほどでニキビ改善効果が期待できます。

この記事では、ゼビアックスについて使用方法や作用を詳しく解説しています。ゼビアックスを使う上での注意点や副作用についても解説しているので、ゼビアックスの使用を検討している方は、ぜひご覧ください。

ゼビアックスとは

まずはゼビアックスについて、作用や効果を詳しく解説します。

• ニキビのメカニズム
• ゼビアックスの有効成分と効果
• ゼビアックスローションと油性クリーム
• ゼビアックスの市販薬はない

ニキビのメカニズム

ニキビは、ホルモンバランスの乱れや外部刺激によって、皮脂が過剰分泌されて毛穴に詰まり、そこでアクネ菌等が増殖し炎症が起きることで発生します。

以下は、ニキビの種類と症状です。

ニキビの進行度合い	症状
白ニキビ	皮脂が毛穴に詰まったニキビの初期状態。
黒ニキビ	白ニキビが進行した状態。詰まった皮脂が酸化し、黒くポツポツしている状態。炎症は起きていない。
赤ニキビ	炎症が起きている状態。
黄ニキビ	炎症が進み、膿が出ている状態。ニキビの頂点が黄色く見える。

ゼビアックスは抗菌作用と炎症抑制作用があるので、アクネ菌の増殖を抑え、炎症を軽減する効果が期待できます。

そのため、赤ニキビと黄ニキビの治療に用いられます。

ゼビアックスの有効成分と効果

ゼビアックスの主成分はオゼノキサシンです。オゼノキサシンはキノロン系の抗菌薬であり、細菌のDNA複製を阻害することで抗菌作用を発揮します。そのためオゼノキサシンに感性のブドウ球菌属やアクネ菌に対して有効です。

つまり、ゼビアックスは自然耐性菌が生じるリスクが低いということになります。ただし継続使用することで耐性菌が生じるリスクはあるため、漫然と使用しつづけることはおすすめできません。

ニキビ以外にも、毛嚢炎やとびひのような炎症を伴う皮膚症状に効果が期待できます。

※毛嚢炎：毛穴の奥が炎症を起こした状態

ゼビアックスローションと油性クリーム

ゼビアックスには、水状のローションタイプと、粘度のある油性クリームの2種類があります。

ゼビアックスローション2％は、液状なので、指先やコットンを使って患部に均一に塗布しやすいことが特徴です。適度な粘度があるので液状ですが垂れにくく、広範囲に広がるニキビにも伸ばしやすいため背中のニキビなどに使いやすいでしょう。

ゼビアックス油性クリームは、軟膏のようなしっとりとした使用感が特徴です。乾燥が気になる部位にもツッパリ感なく使えます。水分が少なく、アルコールを含まないため、塗布時に染みにくいことがメリットです。

ローションと油性クリームどちらも殺菌効果や作用の違いに差はありません。

ゼビアックスの市販薬はない

ゼビアックスは、医療用医薬品のため市販薬がなく、医療機関を受診して処方を受ける必要があります。

市販の外用抗菌薬にはゼビアックスとは異なる有効成分が使われており、同じ効果は期待できません。また、適応菌種や適応症が異なります。

むやみに市販の抗菌薬を使用すると、耐性菌の発現を引き起こす可能性があります。耐性菌が増えると、将来的に適した薬が効きにくくなるリスクがあるので注意が必要です。

ゼビアックスが市販されていないからと言って他の市販薬で代用せず、皮膚科で処方してもらいましょう。

ニキビ治療薬としてのゼビアックスの使い方

ゼビアックスの使い方について説明します。

• ゼビアックスは赤ニキビと黄ニキビに有効
• ゼビアックスの使い方
• ゼビアックスの効果が出るまでの期間

ゼビアックスは赤ニキビと黄ニキビに有効

ゼビアックスは、炎症が起きている赤ニキビと黄ニキビに効果が期待できます。

赤ニキビは化膿性の炎症を伴うニキビで、主な原因菌はアクネ菌です。ゼビアックスの主成分オゼノキサシンは、細菌のDNA複製を阻害することでアクネ菌に対して強い抗菌力を示すため、赤ニキビの治療に有効です。

黄ニキビは膿を伴う深いニキビで、主な原因菌はアクネ菌や黄色ブドウ球菌です。ゼビアックスはこの両者に対して強力な抗菌力を発揮します。

一方、菌による炎症が起きていない白ニキビや黒ニキビには、効果が期待できません。炎症が起きていないニキビには、皮脂の排出を促す薬が有効です。

ゼビアックスの使い方

ゼビアックスは1日1回洗顔後、ニキビ部分だけに使用します。化粧水や保湿クリームなどのスキンケアが終わった肌に塗布します。

綿棒に適量を取り、ニキビ部分のみに使用し、顔全体に塗らないように注意してください。特に粘膜部分は避けてください。痛みやひりつきなどの症状がおこるリスクがあります。

塗り忘れた場合は、できるだけ早く1回分を塗布します。2回分の量を塗布したり、1日に2回塗る必要はありません。

ゼビアックスの効果が出るまでの期間

ニキビの場合、ゼビアックスの効果が出るまでの期間は1ヶ月ほどといわれています。

尋常性ざ瘡（ニキビ）対しては、12週間の継続使用で、アクアチムローションを1日2回12週間塗布した患者と同程度の赤・黄ニキビ減少が見られたといわれています。プラセボ（偽薬）との比較では、2週目時点で差がつきはじめ4週目以降で有意な減少がみられています。

13歳以上の表在性皮膚感染症（毛包炎、毛瘡）の患者に、ゼビアックスローションを1日1回、夜に7日間塗布した結果、1週間の使用で有効率70.0%という結果が出ています。

つまり、ニキビには3ヶ月、毛包炎、毛瘡には1週間継続使用したデータがあるということになります。ニキビに関しては1ヶ月程度での改善が期待できます。

ゼビアックスの注意点

ゼビアックスを使用するうえでの注意点を3つ、解説します。

• 副作用に注意
• 他のニキビ薬との併用に注意
• 妊娠・授乳中は使えない

副作用に注意

ゼビアックスの副作用は、以下のようなものがありますが、重篤な副作用は報告されていません。

• かゆみ
• 乾燥
• 皮むけ
• ヒリヒリ感
• ほてりなど

万が一副作用が発生した場合は、使用を中止し、早めに医師に相談することが大切です。医師の指導に従って適切な対処を行うことで、効果的かつ安全な治療を続けることができるでしょう。

他のニキビ薬との併用に注意

ゼビアックスと過酸化ベンゾイル製剤を併用する際には注意が必要です。

過酸化ベンゾイル製剤は、ニキビ治療によく使われる外用薬です。代表的な製品には下記があります。

• エピデュオゲル
• ベピオゲル
• ベピオローション
• デュアック配合ゲルなど

ゼビアックスと過酸化ベンゾイル製剤を同じ部位に重ねて塗布すると、両者の化学反応により黄色に変色する可能性があります。

健康上の問題はありませんが、同時使用は避けましょう。

同時期に使う場合は、朝と夜に使う種類を分けるなどの工夫が必要です。

妊娠・授乳中は使えない

ゼビアックスは、妊娠・授乳中の使用は控えるよう推奨されています。

妊娠中の女性を対象とした臨床試験は実施されていないため、妊娠中の使用によるリスクを完全に否定できません。

また、ゼビアックスの有効成分オゼノキサシンが母乳中に移行するかどうかのデータもないため、授乳中の使用も推奨されていません。

小児における安全性と有効性が確認されていないため、ゼビアックスローションは原則として13歳未満の小児への使用は避けるべきとされています。

内服薬との併用がおすすめ

ゼビアックスは効果的な外用抗菌薬ですが、内服薬と併用することでより高い治療効果が期待できます。

抗生物質や脂質分泌を抑える内服薬を併用することで、体の内側からニキビに対する治療を行うことが可能です。一方、ゼビアックスを直接ニキビに塗布することで、局所的な炎症や感染を迅速に鎮めることができます。

ゼビアックスと内服薬を組み合わせると、治療効果が相乗的に高まり、ニキビの治癒が早まるでしょう。

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薬を処方された後も副作用や不安な症状についての相談が可能です。処方された薬の使用中に発生する可能性のある副作用や異常を、肌の専門家に報告し、アドバイスを受けることができるのです。

ゼビアックスの場合は皮膚の乾燥やかゆみが起こることがありますが、副作用が現れた際には即座に美肌のプロに相談し、対処法を指導してもらえます。

美肌のプロは、薬の効果を最大限に引き出すために必要な食生活やスキンケアのアドバイスも提供します。

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ANS.の治療薬を使ってニキビ治療をした症例紹介

まとめ　ゼビアックスはオンライン診療のANS.で処方できます

ゼビアックスを入手するなら、医師の処方が必要です。オンライン診療は、皮膚科に行かずに処方薬が入手できるので、忙しい方や近くに皮膚科がない方におすすめです。

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