シミ肝斑

目の周り・まぶたの色素沈着がひどい|美容治療や皮膚科での治し方を解説


  • 目の周りが暗いのはクマ?色素沈着?
  • まぶたの色素沈着を治すにはどうしたらいい?

この記事を読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。

結論をお伝えすると、目の周りの色素沈着は摩擦によって増えるリスクがあるため、やみくもにケアするのはおすすめできません。

この記事では、目の周りの色素沈着の原因と予防法を解説します。

メイクでカバーする方法や、色素沈着に有効な処方薬も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

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目の周り・まぶたの色素沈着の原因

紫外線をたくさん浴びている人

目の周りの色素沈着を改善するには、まず原因を理解しましょう。

目の周りの色素沈着の原因は、おもに以下の4つです。

  • 乾燥
  • 紫外線
  • 摩擦
  • 血行不良

それぞれ解説します。

乾燥

乾燥

目の周りは、他の部位よりも皮膚が薄く、乾燥しやすい部位です。

皮膚が乾燥していると、角質層が傷んでバリア機能が低下します。

その結果、外部からの刺激や紫外線からのダメージを受けやすくなります。

その結果皮脂の分泌が減少してメラニンが排出されずシミの原因となります。

紫外線

紫外線

紫外線は、シミの主な原因です。

紫外線によって引き起こされる皮膚のダメージや炎症反応が、メラニンの過剰な生成を促進し、結果として目の周りの色素沈着が起こる可能性が高まります。

目の周りは、無意識にこすったりメイクを直したりして頻繁に触れるため、日焼け止めが落ちやすい部位です。

このため日焼け止めを塗っていても、効果が薄れシミができやすくなります。

摩擦

摩擦

摩擦による皮膚の刺激も、色素沈着の一因です。

強い摩擦やこすることによって、皮膚の表面が傷つき、炎症が引き起こされます。

炎症反応が、皮膚のメラノサイト(メラニンを生成する細胞)に影響を与え、メラニンの過剰な生成を促進するのです。

メラニンは皮膚を保護するための役割を持つ成分ですが、過剰に生成されると色素沈着やシミの原因となってしまいます。

強い摩擦やこすることによって皮膚が刺激されると、色素沈着が生じるリスクが高まります。

特に繰り返し同じ部位に摩擦が加わる状態や、過度な力で皮膚をこする行為は、シミができやすく要注意です。

血行不良

血行不良

目の周りの皮膚は他の部位よりも薄く、血管が透けやすいため、血行不良が目立ちやすい場所です。

血流が滞ると、血管がくすんで薄い皮膚から透けて見えてしまいます。

結果としてクマができ、シミのように見えることがあります。

血行不良によって引き起こされる皮膚の色素沈着は、特に疲れやストレスが蓄積したり、睡眠不足が続いたりすると顕著に現れることが特徴です。

また、毛細血管の拡張によって目の周りの皮膚が赤みを帯びて赤黒く見えることもあります。

目の周りの色素沈着を予防する方法

摩擦を避ける

日常生活で目の周りの色素沈着を予防する方法を4つご紹介します。

  • 乾燥には保湿
  • 紫外線にはUV対策
  • 摩擦にはポイントメイク落とし
  • 血行不良には蒸しタオル

どれも簡単なので、日常生活にとりいれてみてください。

乾燥対策には保湿

乾燥対策には保湿

保湿は肌に水分を補給し、ダメージから肌を保護します。乾燥した肌はバリア機能が低下することで刺激に敏感になり、色素沈着の原因となるメラニンの過剰生成を促進する可能性があるからです。

目元の皮膚は顔の中でも特に薄く、乾燥しやすい部位の一つです。そのため、目元の保湿は特に気を付けたいポイント。

アイクリームのテクスチャーは硬めのものを選ぶと良いでしょう。硬めのテクスチャは目元の皮膚にしっかりととどまり、流れることなく効果的に保湿できます。

使用量にも注意が必要です。指定された使用量を守って使うことで、目元の皮膚を十分に保湿し、乾燥から守ります。

紫外線にはUV対策

紫外線にはUV対策

紫外線はメラニンの生成を促進し、色素沈着の原因となります。特に目元は皮膚が薄く、紫外線の影響を受けやすい部位と言えます。

日常生活の中で紫外線対策をしっかりと行うことで、色素沈着のリスクを軽減することができるでしょう。

日焼け止めを塗るときは、目元のキワまでしっかり塗り、塗り残しを防ぎましょう。

また日焼け止めだけでなく、帽子やサングラスを着用することも紫外線対策に有効です。

特に広いつばのある帽子や、UVカットレンズがついたサングラスがおすすめです。

摩擦対策にはポイントメイク落とし

摩擦対策にはポイントメイク落とし

目元の色素沈着を予防するためには、摩擦を避けることが大切です。

特に目元の皮膚は他の部位よりも薄く、デリケートにもかかわらず、落ちにくいメイクを毎日しています。

目元のメイクを落とす際には、ポイントメイク落としがおすすめです。すっと撫でるだけで濃いメイクが落とせるので、デリケートな肌も優しくクレンジングできます。

メイクをする際には、チップやブラシを使用しますが、目元の皮膚に直接こすりつけるような使い方は避けましょう。代わりに、軽く撫でるようにしてメイクをのせることで、摩擦を減らすことがポイントです。

血行不良対策には蒸しタオル

血行不良対策には蒸しタオル

血行不良による目元の色素沈着を予防するためには、蒸しタオルの利用が効果的です。

まず、清潔なタオルを用意します。タオルを水で濡らし、絞って水分をしっかりと取りましょう。その後、濡れたタオルをラップで包みます。

包んだタオルをレンジで温めます。レンジの加熱時間は、タオルの大きさや厚みによって異なりますが、通常は数十秒から1分程度で十分です。

温めたタオルを取り出し、少し冷ますか手に温度を確認してから目元にあてます。あまり高温のタオルを直接目にあてると火傷の危険があるため、目元にあてる前に必ず手で温度を確認してください。

蒸しタオルをあてることで、目の周りの疲れや眼精疲労も軽減できます。長時間のデジタルデバイスの使用で疲れた目を癒すためにも、定期的に蒸しタオルを利用することがおすすめです。

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目の周り・まぶたの色素沈着をメイクでカバーする方法

目の周りの色素沈着が消えない時は、メイクでカバーしましょう。

色素沈着がある肌にメイクする際のポイントを解説します。

  • コントロールカラーを使う
  • コンシーラーを使う

厚塗りにならず、自然に見えるメイク方法を解説します。

コントロールカラーを使う

コントロールカラーを使う

目の周りの色素沈着をメイクでカバーする方法の一つとして、色素沈着部分にコントロールカラーを馴染ませる方法があります。

順番は、日焼け止めを塗った後、ファンデーションを使う前に使用します。

目元の色素沈着をカバーする場合、色素沈着と反対の色味を選ぶことが大切です。

  • 赤みや黄くすみ → イエロー
  • 黄み、血色感のプラス → ピンク、パープル
  • 赤み、暗いくすみ → グリーン
  • 茶 → ブルー

コントロールカラーは、過剰に使用するとメイクが厚くなり、逆に色素沈着を目立たせる可能性があります。適量を使用し、薄く伸ばすことがポイントです。

指やメイクブラシを使って、軽くトントンと叩くようにすると自然な仕上がりになります。

コンシーラーを使う

コンシーラーを使う

目元の色素沈着は、コンシーラーでカバーすることができます。

目元の色素沈着をカバーする場合、イエロー系のコンシーラーが効果的です。

イエロー系のコンシーラーは、くすんだ色を補正し、肌を明るく見せる効果があります。また、光を反射させる効果もあるため、色素沈着を目立たなくします。

コンシーラーを使う際には、厚塗りに気をつけましょう。適量を手の甲や指先に取り、色素沈着が気になる部分にピンポイントで薄く塗布します。

リキッドタイプのコンシーラーを使う場合、薄くたたくようにして密着させると、ヨレにくく自然な仕上がりになります。指や専用のブラシを使って、丁寧になじませましょう。

目の周り・まぶたの色素沈着の治し方

目の周りはデリケートなので、優しく刺激の少ない処置が必要です。

美容医療や処方薬で目元をケアするのもおすすめです。

  • 美容医療で治す
  • 皮膚科の処方薬で治す

美容医療で治す

美容医療で治す

美容クリニックには、豊富な美肌治療のプランがあります。

色素沈着の改善にはレーザーや光(IPL)を用いた治療が有名です。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャル(IPL)は、肌に特定の波長の光を照射する美肌治療法です。

光が肌の深部にあるシミやそばかすの原因となるメラニンや赤みの原因となるヘモグロビンに反応します。

光はまた真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すため肌のキメや質感を整える効果も期待できます。

レーザーよりもマイルドな出力を照射するので、照射後に保護が必要なく、かさぶたもできにくいです。そのため目元の色素沈着にもおすすめです。

レーザー

レーザー治療は、日光老化による色素沈着やシミ、そばかす、くすみなどに対して効果的な治療法です。

レーザー治療では、特定の波長のレーザーを気になる色素沈着やシミにピンポイントで照射し、メラニンを破壊します。

美肌治療のためのレーザーには種類があり、シミや肌状態によって適したレーザーが異なります。

クリニックで用いられるおもなレーザーは、以下の通りです。

レーザーの種類 特徴 効果・対象疾患
Qスイッチルビーレーザー ・694nmの波長でピンポイントに照射
・メラニンの吸収率が高い
シミ(老人性色素斑)、そばかす、あざ、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
Qスイッチヤグレーザー ・532nmと1,064nmの2つの波長を切り替え可能 シミ、そばかす、あざ、色素沈着、毛穴の引き締め、くすみの改善、ニキビ跡の改善
レーザートーニング ・弱いパワーで均一に照射
・複数回の照射が必要
シミ、色素沈着、くすみ、毛穴の開き、ハリなどの改善
ピコレーザー ・周囲の組織への熱ダメージ(ダウンタイム)が少ない 比較的薄いシミ、色素沈着、肌全体のくすみを改善、肌の弾力やハリ、毛穴の開きの改善

個々の肌状態やシミのタイプにより適応が異なるため、事前のカウンセリングが重要です。

特に色素沈着のタイプが肝斑だった場合、通常シミに対して用いられるレーザーでは悪化してしまうことがあるため、カウンセリングで正確な診断を受けることが大切です。

皮膚科の処方薬で治す

茶色い色素沈着は、他の部位のシミと同様にシミ用の処方薬が有効です。

皮膚科で処方されるシミ治療薬は、以下のとおりです。

ハイドロキノン

ハイドロキノン
効果 シミ・ニキビ跡の改善
副作用 かゆみ・発疹・腫れ・白斑

ハイドロキノンは、メラニン色素の生成を抑制し、肌の色素沈着やシミを薄くするために広く使用されている有効成分です。

クリニックで処方されるハイドロキノンは4~5%で、濃いシミにも効果が期待できます。

濃度が濃い分、ひりつきや赤みなどの副作用も強くなるので、気になるシミにピンポイントで使用するのがおすすめです。

トレチノイン

トレチノイン
効果 コラーゲン・ヒアルロン酸の産生
肌のターンオーバーを改善
副作用 皮むけ(レチノイド反応)
乾燥・かゆみ・赤み・ひりつき・紫外線の影響を受けやすくなる

トレチノインは、ビタミンA誘導体のことで、肌のターンオーバーを促進する処方薬です。

肌は通常28日周期でターンオーバーを繰り返していますが、紫外線や乾燥、ホルモンバランスの乱れ、加齢などによって周期に遅れが出てきます

ターンオーバーが遅れるとメラニン色素が排出されずに表皮に留まり、色素沈着の原因になりますが、トレチノインの使用により、細胞の分化成長が早まり、メラニンが早く排出されるのです。

トレチノインは、皮膚の浅い部分に存在しているシミに効果を発揮します。

強力な作用のため、初期の段階での刺激や乾燥、かゆみなどの副作用が出ることがあります。

目元の皮膚は特にデリケートなので、医師の判断のもとに使用することがおすすめです。

ユベラ

ユベラ
効果 血行促進によるシミ・肝斑・ニキビ跡の改善
抗酸化作用によるシワ・たるみ・シミの改善
副作用 便秘、胃部不快感、下痢、発疹など

ユベラは、ビタミンE誘導体であるトコフェロールニコチン酸エステルを主成分とした医薬品です。

肌の酸化を抑え、新陳代謝を促進することで、メラニン色素の排出を促進します。

すでにできてしまった色素沈着に対して効果を発揮するだけでなく、新しく色素沈着ができることを抑制する効果も期待できます。

ユベラは紫外線によってできたシミだけでなく、そばかすや肝斑の治療にも向いている薬です。

ANS.の処方薬で治療をした症例紹介


ANS.の処方薬で治療をした症例紹介


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ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

まとめ 目の周りの色素沈着は種類によって治す方法が異なる!オンライン診療なら自宅で医師の診療が受けられる

毛穴の黒ずみには医薬品という選択肢も目の周りは皮膚が薄くデリケートな部位です。このため色素沈着が気になるからといって何度も化粧品を塗り込むと、摩擦が生じてさらなる色素沈着やシミが増えることにもなりかねません。

一方皮膚科で処方される薬なら、色素沈着やシミに効果がある成分を効率よく肌に届けられます。

「忙しくて皮膚科に行けない」
「処方薬を試してみたい」

そのような方には、オンライン診療のANS.がおすすめです。

そもそもANS.とは?

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診察は、チャット形式で気軽に相談可能。自分のタイミングで落ち着いて相談ができます。

ANS.には、決まったセットやプランなどはありません。一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドの処方を医師が行っています。

なお、お薬は1種類から配送可能で、定期しばりはありません。いつでも解約できます。

また、HADA相談室ではお薬の処方についてはもちろん、スキンケアの指導も行えます。

薬は最短翌日に自宅に届くので、忙しくてクリニックに行く時間がない方でも処方薬をすばやく入手できます。かかる費用は薬代だけで、肌診断は無料なので気軽に受けてみてください。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。

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