仕事の付き合いや友人との食事など、外食は生活の中で避けられないものですよね。せっかく整ってきた生活リズムが崩れてしまうかも……と不安になることもありますよね。
実は、食事の「選び方」ひとつで、お酒の席をスマートに乗り切るコツがあります。それは、胃の中に「胃を守る「お守り食材」 」を先に立たせておくこと。無理に我慢するのではなく、体の仕組みを味方につけて、賢く、楽しく過ごしましょう。
【ウェイトマネジメントの目安:夜の会食編】
【ウェイトマネジメントの目安:アルコール編】
胃の出口を守る「胃を守る「お守り食材」」を雇おう

お酒を飲むと、普段は気をつけていても、つい揚げ物やシメのラーメンが欲しくなりますよね。これは意志が弱いからではありません。体内では「アルコールの分解」が最優先されるため、体内がアルコールの処理で手一杯になり、脂肪の燃焼は少しお休みモードに入ります。
さらに、脳が「エネルギーが足りない!」と勘違いして、強い食欲サインを出してしまうのです。そこで活躍するのが、
「ファット(脂質)」と「プロテイン(たんぱく質)」のコンビです。
彼らは胃の中で、いわば「のんびり屋の胃を守る「お守り食材」」のような働きをしてくれます。
・野菜の場合:食物繊維は体に良いですが、胃を通り抜けるスピードが意外と速く、すぐに持ち場を離れてしまいます。
・ファット&プロテインコンビの場合:彼らが胃に入ると、体は「お、消化に時間がかかる手強い相手が来たぞ」と判断します。すると、胃の出口(幽門)をゆっくり閉めて、食べ物が次に進むスピードをあえて落としてくれるのです。

これは「消化のスピードをゆるめる」、または「お腹に満足感のフタをする 」というイメージです。これが「胃を守る「お守り食材」」の正体。フタをしている間は、お酒とゆっくり付き合えるようになり、お腹も「ちょうどいい」と感じやすくなり箸を止めやすくなります。
誤解ポイント:油ものは「敵」だと思っていませんか?
ウエイトマネジメント中、脂質(ファット)は真っ先に避けるべき「敵」だと思われがちです。確かに摂りすぎには注意が必要ですが、お酒の席においては、「食欲の暴走をなだめる頼もしいパートナー」になってくれます。
意外かもしれませんが、お酒の前に「良質な脂質」を少しだけ摂っておく方が、満足感が長続きします。無理のない食事量に抑えやすくなります。
捉え直しの提案:あなたは今夜、胃を守る「お守り食材」を選びますか?
会食が始まったら、まずは「のんびりガードマン」(タンパク質・脂質)を胃の入り口に送り込むことから始めてみましょう。
特別な準備はいりません。メニューの中から、あなたの「胃を守る「お守り食材」」を選ぶだけ。どれか一つ、自分の定番を決めておくと、迷いもなくなりますよ。

お酒の一口目と一緒に、あるいはその前に。これらの胃を守る「お守り食材」を胃に送り届けてあげる。それだけで、その場の食欲がぐっと落ち着きやすくなります。
ワンポイント・アドバイス:胃への優しさも忘れずに
脂質は頼もしい存在ですが、あまりに重装備(高カロリー・多すぎる油)だと、かえって胃に負担をかけてしまうことも。「脂っこいものは胃もたれしやすいな」と感じる方は、まずは一口、二口のナッツやお刺身から試してみてください。
自分の胃の「その日の調子」に合わせて、胃を守る「お守り食材」(量)を調整してあげる。これも大切な「自分のトリセツ」の一歩です。
まとめ
もし、飲み会で予定より多く食べてしまったとしても、それは「失敗」ではなく「実験」と考えてみましょう。「次はあの胃を守る「お守り食材」(一品)に依頼してみようかな」と、次の指名を考えるきっかけにすれば大丈夫です。
具体的な体調や管理方法については、主治医の先生と相談しながら、あなたにとって一番心地よいリズムを見つけていってくださいね。
パズルのピースを合わせるように、自分に合う方法を一つずつ「引き出し」に増やして、あなただけの「心地よいトリセツ(取扱説明書)」を磨いていけると素敵ですね。

※各項目の数値は、公的な身体活動指標や食品成分表に基づいた一般的な目安です。
<算出の根拠について> 本記事で紹介している消費エネルギー量および摂取カロリーの目安は、以下の資料を参考に算出しています。
厚生労働省「e-ヘルスネット」
国立健康・栄養研究所「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』(2011年)」
文部科学省「日本食品標準成分表」 ※数値は体重60kgの方をモデルとした概算であり、年齢・性別・体質等により個人差があります。
※本記事は、一般的な生活習慣情報の提供を目的としており、特定の治療法や薬剤の効果を示すものではありません。体調や治療方針については、必ず担当医にご相談ください。
