2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。
その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。
- 肌のくすみが気になる
- ニキビや毛穴の開きに悩んでいる
結論、本気で肌を綺麗にしたいと思っているなら、正しいケア方法を知ることが大切です。内側と外側からの総合的なアプローチが美肌への近道なのです。
この記事では、内側からのケア方法5個、外側からのケア方法5個、合わせて10個のケア方法と、特定の肌悩みに対する効果的なケア方法まで、幅広く解説します。
正しい知識と継続的なケアがあれば、結果は付いてきます。記事を読んで改めてスキンケアについて見直しましょう。
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綺麗な肌とは
綺麗な肌とは、単に見た目だけでなく、トラブルが起きにくい健康な状態です。理想的な肌の状態7つについて解説します。
- 潤いがある
- キメが細かく整っている
- ハリやツヤがある
- 肌トラブルがない
- 毛穴が目立たない
- 色むらがない
- 透明感がある
潤いがある
肌がしっかりと保湿されており、乾燥していない状態です。適切な水分と油分のバランスが保たれることで、肌は柔らかく、しなやかな質感を保ちます。
うるおいのある肌は、外部刺激から肌を守るバリア機能も高く、健康的で若々しい印象を与えます。
また、ターンオーバーを正常に保つためにも潤いは欠かせません。
キメが細かく整っている
肌表面が滑らかで、細かい凹凸が均一に整っている状態です。
キメの整った肌は、光の反射が均一になるため、肌の質感が良く見え、化粧のノリも向上します。
また、キメが整っていると、肌の保湿力も高まり、潤いを逃がしにくくなります。
肌のキメは、肌の健康状態を示す重要な指標の一つです。年齢とともに乱れがちなキメを整えることが、若々しい肌を保つ秘訣なのです。
ハリやツヤがある
肌に弾力があり、光を反射して健康的な輝きが感じられる状態です。
ハリのある肌は、触れると弾力を感じ、顔の輪郭もすっきりと見えます。ツヤのある肌は、内側から光を放つような健康的な輝きを持ち、メイクをしていなくても美しく見えるでしょう。
ハリツヤを感じられる肌は、たるみが少なく水分量が適切に保てているので、若々しさや健康的な印象を与えます。
肌トラブルがない
ニキビや赤み、炎症などの目立つトラブルがなく、健康な肌です。肌トラブルのない状態は、肌のバリア機能が正常に働き炎症や細菌感染がないことを意味します。
また、過剰な皮脂分泌や乾燥がないことを示唆します。トラブルのない肌は、スキンケアの効果も高まり、化粧ノリも良くなります。
毛穴が目立たない
毛穴が小さく、全体が滑らかで均一に見える肌です。
毛穴が目立たない肌は、適切な洗顔と保湿ケアにより、毛穴に詰まった汚れや過剰な皮脂が取り除かれ、肌のキメが整っている状態です。
毛穴が目立たないと、清潔で健康的な印象を与えます。また、年齢とともに広がりがちな毛穴を引き締めることで、若々しい印象となるでしょう。
色むらがない
肌の色が均一で、くすみやシミなどが目立たない状態です。色むらのない肌は、血行が促進され、メラニンの生成が適切にコントロールされることで実現します。
色むらがないと、肌全体が明るく健康的に見え、若々しい印象を与えます。
また、色むらのない肌は、ファンデーションなどのメイクも薄づきで仕上がり、自然な美しさを引き出せるでしょう。
透明感がある
透明感のある肌は、明るく、内側から輝くようなクリアな印象を与えます。
肌のターンオーバーが正常に行われ、古い角質やメラニンが適切に取り除かれている状態です。
そのため透明感のある肌は、肌の奥まで光が届いているように見え、健康的で若々しく見えます。
また、適切な保湿により肌が潤っていることも、透明感を生み出す要素です。
本気で肌をきれいにするなら内側と外側からケア
肌を美しくするには、内側からの栄養補給と外側からのスキンケアの両方に気を配りましょう。
内側からのケアでは、バランスの取れた食事や十分な睡眠、適度な運動などが肌の健康に関係します。
外側からのケアでは、適切なクレンジングや保湿、紫外線対策などが肌の状態を改善します。
両方のアプローチを組み合わせることで、より効果的に肌の美しさを引き出せます。
内側のケアで肌を綺麗にする5個の方法
内側からのケアは、肌の健康の基礎です。正しい生活習慣と栄養補給により、肌細胞の生成や修復を促進し、肌本来の美しさを引き出します。
以下に、効果的な内側からのケア方法を5つ詳しく解説します。
- 食生活を整える
- 質の良い睡眠をとる
- 適度な運動をする
- 身体を冷やさない
- 美肌成分の入った処方薬を服用する
食生活を整える
バランスの良い食事を摂取し、肌に必要な栄養素をしっかり補うことが、健康な肌作りに役立ちます。
特に、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、亜鉛などは肌の修復と再生に重要な栄養素です。
また、オメガ3脂肪酸を含む食品は、肌の炎症を抑え、皮膚炎の改善に有効です。
野菜や果物、魚、ナッツ類などを積極的に取り入れ、加工食品や糖分の多い食品は控えめにしましょう。
質の良い睡眠をとる
十分な睡眠を確保することで、肌の修復や再生が促進され、肌の健康が保たれます。睡眠中は成長ホルモンの分泌が盛んになり、肌細胞の再生や修復が活発に行われます。
理想的な睡眠時間は7〜8時間とされていますが、個人差もあるので、自分に合った睡眠リズムを見つけることが大切です。
また、就寝前のブルーライトや飲酒を避け、規則正しい睡眠習慣を心がけることで、睡眠の質を向上できるでしょう。
適度な運動をする
運動により血行が促進され、肌細胞に必要な酸素や栄養素が行き渡り、肌のターンオーバーが整います。
また、運動は細胞の修復活動を活性化し、抗酸化物質の生成を促進します。
そのため肌の老化を防ぎ、健康的な輝きを保てるようになるのです。
有酸素運動や筋トレなど、週に成人は2〜3回、60分程度の運動を心がけましょう。
ただし、過度な運動はストレスとなる可能性があるので、自分のペースに合わせて適度に行うことが大切です。
身体を冷やさない
体が冷えると、血行が悪くなり、肌への栄養や酸素の供給が滞ります。これによって肌のくすみや乾燥、たるみの原因となる場合があります。
冷え予防は血行を良くし、代謝を促進して肌の健康維持に繋がります。
身体の冷えを感じるときは冷たい飲み物や食べ物の摂取を控え、適度な温かさを保つように心がけましょう。
また、入浴時にぬるめのお湯につかることで、体を温め、血行を促進できます。冷え対策として、腹巻やレッグウォーマーの使用も有効です。
美肌成分の入った処方薬(内服薬)を服用する
処方薬を取り入れることで、内側から有効成分を肌に届けます。有効成分が体内で吸収され、肌の健康を内側からサポートします。
ただし、処方薬の使用には医師の診断と指示が必要です。体質的に合わない薬もあるので、自己判断での服用は避け、必ず医師に相談してから使用しましょう。
シナール
シナールは、ビタミンCとパントテン酸カルシウムを主成分とする美白効果が期待できる内服薬です。
ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすの予防・改善に用いられます。
また、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を維持する効果も期待できます。
パントテン酸カルシウムは、ビタミンB群の1つで、皮膚の健康維持に関与する成分です。
ユベラ
ユベラは、ビタミンEを主成分とする抗酸化作用のある内服薬です。
ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、肌の老化を防ぐ効果があります。特に、紫外線によるダメージから肌を守り、シミやシワの形成を予防する効果が期待できます。
また、血行を促進する作用もあり、肌のくすみ改善や、肌への栄養供給を助ける効果も。さらに、肌の保湿力を高め、乾燥や肌荒れを防ぐ作用もあります。
ビフロキシン
ビフロキシンは、ビタミンB2(リボフラビン)およびビタミンB6(ピリドキシン)を主成分とする内服薬です。
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持に必要な成分です。特に、ニキビや脂漏性皮膚炎、口角炎などの改善に用いられます。
また、ビタミンB2は細胞の代謝を促進する作用があり、肌のターンオーバーを正常化し、健康的な肌を維持するのに役立ちます。
ビフロキシンは長い目で見て美肌効果が期待できる処方薬です。
外側のケアで肌を綺麗にする5個の方法
外側からのケアは、肌の表面から直接アプローチする方法で、即効性が高く、目に見える効果を得やすいのが特徴です。
適切な外側からのケアを行うことで、肌の状態を改善し、美しい肌を維持できるでしょう。以下に、効果的な外側からのケア方法を5つ詳しく解説します。
- 丁寧で優しいクレンジング
- 正しいスキンケア
- 保湿を丁寧に行う
- 紫外線対策を徹底する
- 処方薬(塗り薬)を使う
丁寧で優しいクレンジング
肌に負担をかけないように、優しくクレンジングすることで、汚れやメイクをしっかり落とします。
クレンジングは肌ケアの基本であり、適切なクレンジングを行うことで、後のスキンケアの効果を最大限に引き出せます。
オイルクレンジングやクリームクレンジングなど、自分の肌質に合った製品を選び、優しく丁寧に行いましょう。
ただし、過度なクレンジングは肌のバリア機能を低下させてしまったり、肌に必要な油分まで取り除いてしまう可能性があるので注意が必要です。
正しいスキンケア
自分の肌に合ったスキンケアアイテムを使用し、適切な順番でスキンケアを行うことで、肌の健康を維持し、トラブルを防ぎます。
一般的なスキンケアの順番は、洗顔→化粧水→美容液→乳液またはクリームです。
各ステップで使用する製品は、自分の肌質や悩みに合わせて選びましょう。
たとえば、乾燥肌の人は保湿成分が豊富な製品を、脂性肌の人は軽めのテクスチャーの製品を選ぶとよいでしょう。
また、季節や環境の変化に応じてスキンケアを調整することも大切です。過剰な皮脂分泌や乾燥にフレキシブルに対応できます。
保湿を丁寧に行う
肌の水分をしっかりと補給し、保湿を徹底することで、乾燥や肌荒れを防ぎ、潤いを保ちます。
保湿は美肌づくりの基本であり、適切な保湿ケアを行うことで、肌のバリア機能を強化し、外部刺激から肌を守れます。
化粧水で水分を補給した後、美容液や乳液、クリームなどで水分を閉じ込めましょう。
特に、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含む製品を使用すると効果的です。また、肌が乾燥しやすい部分には重ね塗りをするなど、肌の状態に合わせて保湿ケアを調整することが大切です。
紫外線対策を徹底する
日焼け止めや日傘を使って紫外線から肌を守ることで、シミやシワ、老化を防ぎ、肌の健康を保ちます。
紫外線は肌の老化の最大の原因の一つであり、適切な紫外線対策は美肌づくりに欠かせません。
日中はシーンに応じた日焼け止めを選び、2〜3時間おきに塗り直すことが理想的です。
また、帽子や日傘、サングラスなどを併用することで、より効果的に紫外線から肌を守れます。室内にいる時も窓から入る紫外線に注意が必要です。
処方薬(塗り薬)を使う
皮膚科で処方された外用薬を使用することで、シミやニキビなどの特定の肌トラブルに対して効果的にアプローチします。
処方薬は、市販の化粧品では含有できない成分も含まれており、より強力な効果が期待できます。
ただし、使用方法や使用期間、副作用などについては必ず医師の指示に従ってください。
処方薬と市販の化粧品を併用する場合は、医師や薬剤師に相談し、適切な使用方法を確認しましょう。
トレチノイン
美肌に良い塗り薬としておすすめなのは、トレチノインです。
トレチノインは、ビタミンA誘導体の一種で、強力な細胞再生効果を持つ外用薬です。
主に肌のハリ・ツヤ・シワなどに効果が期待できます。トレチノインは肌に働きかけ、コラーゲンの生成を促進し、肌のキメを整える作用があります。
また、メラニンの排出を促す作用もあり、シミの改善にも用いられる成分です。
ただし、使用初期には肌が赤くなったり、乾燥したりする可能性があるため、医師の指示に従って慎重に使用しましょう。
ドクターズコスメを使う
ドクターズコスメは、医師や皮膚科学の専門家が開発した化粧品で、一般の化粧品よりも高濃度の有効成分を含んでいることが多いです。
ドクターズコスメは、科学的根拠に基づいて開発されており、特定の肌の悩みに対して効果的にアプローチできる点がメリットです。
ただし、高濃度の成分を含むため、肌に合わない場合もあります。使用する際は、自分の肌質や悩みに合った製品を選び、パッチテストを行うなど慎重に使用しましょう。
オンライン美肌治療ANS.(アンス)でおすすめのドクターズコスメをご紹介します。
<クレンジング>エムディア スピーディークレンジングジェル
エムディア スピーディークレンジングジェルは、メイクや汚れを素早く落とすジェルタイプのクレンジング剤です。
オイルフリーなので肌に負担をかけずに汚れを落とすことができ、敏感肌の方にも使いやすい製品です。
サッパリした洗いあがりなのにつっぱらないので、毎日気持ちよく使えます。
<洗顔料>エムディア ホイップウォッシュ
エムディア ホイップウォッシュは、 泡立て不要で手間いらずの洗顔料です。ポンプを押すだけできめ細かな泡が出てくるため、忙しい朝や夜でもたっぷりの泡で洗顔ができます。
細かな泡が肌の凹凸にしっかりと入り込み、毛穴の奥の汚れまで優しく落とします。
また、アミノ酸系洗浄成分を使用しているため、肌への負担が少なく、洗顔後の乾燥を軽減できます。ツッパリ感のない洗いあがりでもちもちの肌が実現します。
<化粧水>エムディアEGFリニューローション
エムディアEGFリニューローションは、EGF(上皮細胞増殖因子)を含む高機能化粧水です。EGFは肌の再生を促進し、ハリや弾力を与える効果があります。
とろりとしてみずみずしいながらも肌にすっと馴染み、深い潤いを与えながら、肌本来の機能を高めます。
さらに、水分保持にすぐれたリピジュアと、強力な抗酸化作用をもつピクノジェノールの働きで、潤いとハリに満ちた肌に導きます。
<美容液>ANS. アスタキサンチン美容液
ANS. アスタキサンチン美容液は、強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンを市販の化粧品の15倍も配合した美容液です。
アスタキサンチンは、ビタミンEの約1000倍もの抗酸化力を持つと言われており、肌の老化を防ぎ、シミやシワの形成を抑制する効果が期待できます。
また、紫外線によるダメージから肌を守る効果も。
肌にすっと馴染み、べたつきを感じさせずに使用できます。
<クリーム>エムディアクリーミィリッチセラム
エムディアクリーミィリッチセラムは、美容液成分を豊富に含んだ濃厚なクリームです。クリームでありながら、美容液のような使用感で肌にすっと馴染みます。
主成分のヒアルロン酸やセラミドは保湿力が高く、肌のハリ感やつや感を高める効果が期待できます。夜のお手入れの仕上げに使用することで、翌朝まで潤いをキープし、ハリのある肌に導きます。
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まとめ 本気で肌を綺麗にするなら外側と内側のケアを心がけて
肌を本気で綺麗にしたいなら、外側からのスキンケアと内側からの栄養補給を欠かさず行うことが大切です。日々のケアに加え、バランスの取れた食事や睡眠を心がけることで、肌全体のコンディションがアップします。
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