この記事を読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。

結論、無意識に触りやすい部位や汗をかきやすい部位など、それぞれ原因が異なるため、場所ごとに適切な対策が必要です。

この記事では、場所別にニキビができる原因と対策を解説します。いつも同じ場所にニキビができる方に役立つ記事です。ぜひご覧ください。

【場所別】ニキビができる意味や原因

さっそく場所ごとにニキビの原因を見ていきましょう。

• おでこ・こめかみ
• 眉間
• 鼻の下
• 鼻
• あご

おでこ・こめかみ

皮脂の過剰分泌は、額やこめかみにニキビができる主要な原因の1つです。Tゾーンは、身体の中でも皮脂分泌が多く毛穴が詰まりやすい部位です。

肌の乾燥予防に使うクリームは、油分多めの処方で作られています。乾燥しやすい部位には適していますが、皮脂分泌の活発な部位には油分過多かもしれません。

またシャンプーや整髪料のすすぎ残しや、前髪が当たることによる刺激、帽子や髪の毛の摩擦など、外部刺激もニキビの原因になります。額は汗が流れやすく、蒸れも気になる部位です。すぐに不衛生になり、ニキビ菌が繁殖します。

眉間

眉間のニキビは、過剰な皮脂分泌が原因の一つです。脂性肌の人や男性、思春期の方にできやすい点が特徴です。

前髪を作っている方は、よりニキビができやすくなります。まず、髪に付いた雑菌が眉間に付着し、肌で炎症を起こします。また、前髪で通気性が悪くなり、蒸れやすくなることもニキビの原因です。

鼻の下

鼻の下ニキビは、洗い残しで不衛生になりやすいことが原因です。

鼻の下に汗がたまる経験は、誰でもしたことがあるでしょう。鼻の下は汗をかきやすく、洗い忘れになりやすいのです。

また、頻繁に鼻をかむと、摩擦が起こりバリア機能が低下してニキビが育ちやすくなります。鼻の下をこする癖のある方も要注意です。手の雑菌が付着して、アクネ菌のエサになります。

鼻

鼻ニキビは過剰な皮脂分泌と、鼻の毛穴が大きいことが原因です。顔の中心は、他の部位より皮脂分泌が活発なうえ鼻の毛穴は深く、皮脂がたまりやすくなっています。皮脂分泌がターンオーバーを上回り、毛穴にたまってニキビが成長するのです。

また、角栓が気になってゴシゴシと擦ったり、爪で引っ掻いたりすると、皮膚に細菌が入り、ニキビが発生しやすくなるのです。

あご

顎やフェイスラインは男性ホルモンの影響を受けやすい部位であり、ホルモンバランスの乱れがニキビの原因になることがあります。特に、男性ホルモンのアンドロゲンが過剰に分泌されると、皮脂の分泌が増加し、ニキビが発生しやすくなります。

また、以下のような外部刺激も顎ニキビの原因です。

• マスクの擦れ
• カミソリ
• 衣服の擦れ
• 頬杖

顎のニキビが繰り返しできる場合は、ホルモンバランスが乱れていたり、内臓が疲れていたりする可能性があります。

【男女別】ニキビができる主な原因

男女でもホルモンの作用や習慣が異なるので、ニキビの原因は異なります。

【男性】ニキビができる主な原因

男性ホルモンが活発になることで、皮脂腺が刺激され、皮脂が過剰に分泌されることが原因です。特に思春期やストレスの多い時期にホルモンバランスが乱れることが多く、ニキビができやすくなります。

また、男性は女性に比べてスキンケアが雑になりがちです。朝は水で軽く流すだけ、夜は顔と体を一緒にサッと洗うだけといった不十分な洗顔では、皮脂や汚れが十分に落ちません

雑なスキンケアは毛穴を詰まらせ、ニキビの原因になります。洗顔後の保湿を怠ることも、肌の乾燥を招き過剰な皮脂分泌を引き起こします。

【女性】ニキビができる主な原因

女性のニキビは、ホルモンバランスが乱れた時にできやすくなります。女性の体内には「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の主要な女性ホルモンがあり、生理周期や妊娠などの影響を受けて変動します。プロゲステロンが優位になると、皮脂分泌が活発になり、ニキビが発生しやすくなるのです。

生理前や妊娠初期、経口避妊薬の服用期間中に、プロゲステロンが活発になる傾向があります。

【場所別】ニキビができたときの対処法

ここでは場所ごとに、ニキビの対処法をご説明します。

• おでこ・こめかみ
• 眉間
• 鼻の下
• 鼻
• あご

おでこ・こめかみ

額はまず前髪や帽子が肌につかないようにし、清潔を保つことが大切です。帽子は定期的に洗い、自宅にいる時だけでも前髪をあげておでこを出して過ごしましょう。洗顔の際に洗い残しがないように気を付けて下さい。

おでこは皮脂分泌が多いので、ターンオーバーを整え皮脂分泌を抑える薬が有効です。さらにニキビが進行しやすい部位なので、炎症を抑える薬を併用します。

眉間

前髪が眉間に触れることで皮脂や汚れが付着しやすいため、前髪を清潔に保つことも重要です。髪の毛を毎日洗い、清潔を保ちましょう。

眉間はメイクが崩れやすく、頻繁に触りがちなので、皮脂を抑えるメイクアイテムを取り入れてみてください。

鼻の下

鼻の下はマスクや飲食物、鼻水などで汚れやすいため、できるだけ清潔に保つことがポイントです。

鼻水や汗がついたら、ティッシュやコットンでこまめにふき取り、清潔を保ちます。鼻をかむときは、肌に優しい素材のティッシュを使用しましょう。洗顔時には、鼻の下も忘れずに優しく洗うことが大切です。できるだけ触らないように気をつけましょう。

鼻

鼻のニキビは、過剰な皮脂分泌を抑えることで予防できます。皮脂の分泌はホルモンバランスに影響されるため、まずはホルモンバランスを整えることが必要です。

日頃の生活習慣を見直し、特に十分な睡眠を確保することが大切です。睡眠不足はホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌を増やす原因となるため、毎晩しっかりと休息をとるよう心がけましょう。

鼻は顔の中でも特に皮脂分泌が多いので、1日2回洗顔するのもおすすめです。また鼻は角質が厚くなりやすいため、ピーリング作用のある外用薬で角質の排出を促すことも有効です。

あご

あごやフェイスラインは、ホルモンバランスの影響を受けやすい部位で、繰り返す大人ニキビは多くの場合、アゴにできます。

十分な睡眠とストレス管理でホルモンバランスを整えましょう。髭剃りの際は、清潔な道具を使い、休日は髭剃りを休んで肌を休ませましょう。髭剃りは、肌の角質を薄く削っているので知らないうちに肌が弱くなっています。カミソリではなく電動シェーバーを利用することも良いでしょう。

また、あごはマスクや衣服で擦れやすい部位でもあるので、肌に優しい素材を選びましょう。

ANS.でニキビ治療をした症例

【無料】スマホで簡単に肌診断！

ANS.は、治療中にいつでもチャットで肌に関する悩みを相談できるオンライン診療です。

24時間受付のチャット相談は、医師から研修を受けている肌治療のプロ「スキンアドバイザー」が対応。処方薬のことだけでなく、食生活や生活習慣、化粧品の選び方などのアドバイスも行っています。

自分の肌の状態や治療に関する不安をすぐに解消できてスムーズに肌治療が進みます。たとえば、副作用に関する懸念や、「良くなっていない気がするから、お薬を変えたほうが良いのかも？」というような不安も自分のタイミングで相談できますよ。

ANS.は、単に処方薬を提供するだけでなく、継続的なサポートを通じてお肌の悩みに寄り添い、治療効果を最大限に引き出すことを目指しています。

【まとめ】ニキビは場所によって原因が異なる｜場所ごとに対処しよう

ニキビは顔のさまざまな部位にできることがありますが、その原因や対処方法は場所によって異なります。

鼻や額、眉間などのTゾーンは皮脂分泌が活発なため、過剰な皮脂が原因となることが多いです。一方で、顎やあご周りのニキビはホルモンバランスの乱れや髭剃りの影響が考えられます。

そんな方は、ANS.のオンライン診療がおすすめです。皮膚科に通わず自宅で医師の診療が受けられます。

今までのニキビ治療で効果を感じられなかった方は、原因別にアプローチできるANS.のニキビ治療薬をぜひお試しください。