Case
症例写真
シミ・肝斑治療13ヶ月目(T.H様)
症例詳細
カテゴリー | シミ・肝斑 |
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お悩み | 頬骨を中心に広がるシミ |
使用薬剤・アイテム (期間内に使用した全て) |
トラネキサム酸錠、ユベラ錠、トレチノイン 0.05%、トレチノイン 0.075%、HQクリーム (期間内合計:57,560円) |
平均金額 | 4,427円 |
期間 | 13ヶ月 |
副作用 | 一時的な赤み・乾燥・皮向け |
ドクターコメント
治療開始時は、ハイドロキノンやトレチノインといった外用薬による皮むけやひりつきといった刺激症状に悩まれたとのことで、ご不安なお気持ちも大きかったことと思います。
特にトレチノインは肌のターンオーバーを促進する一方で、初期反応として赤みや乾燥が起こりやすいため、適切な使用量と保湿ケアのバランスが非常に重要です。
今回の症例では、患者様がそうした初期の副反応にも丁寧に対応され、ご自身でスキンケアを見直しながら治療を継続された姿勢が非常に印象的でした。
ハイドロキノン5%という高濃度のHQクリームに加え、トレチノインゲル(0.05%・0.075%)の段階的な使用と、トラネキサム酸やユベラ錠による内服でのメラニン産生抑制・抗酸化ケアを組み合わせたことで、肝斑やシミが少しずつ目立たなくなり、13ヶ月後には見違えるような肌状態へと変化しました。
ご本人から「シミがだいぶ無くなって嬉しい」とのコメントをいただいたように、肌の変化が気持ちの変化にもつながったことがとても嬉しく、医師としてもやりがいを感じる症例でした。
時間をかけてじっくり向き合うシミ治療だからこそ、今回のようにコツコツと続けられたことが素晴らしい結果に結びついたのだと思います。