シミ肝斑

顔に突然大きなシミができるのは病気?考えられるシミの種類や治療方法について解説

  • 顔に今までなかった大きなシミができた、年齢のせい?
  • 突然顔にできた大きなシミは薄くできる?

この記事を読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。

結論、シミの種類は複数あり、その原因や性質も千差万別です。中には悪性のものもあれば、単なる加齢現象によるものもあります。顔に突然大きなシミができると、誰もが不安を感じてしまうでしょう。

この記事では、突然顔に現れる大きなシミの種類や原因、そして対処法について詳しく解説しています。シミの性質を理解し、正しいケアをすることで、改善が可能です。顔に突然大きなシミができて悩んでいる方、シミの予防や改善方法を知りたい方は、ぜひご覧ください。

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シミとは

シミとは

シミとは、肌に現れる色素斑のことで、主にメラニン色素が皮膚に蓄積することによって形成されます

肌の地色よりも濃い茶色や黒色の斑点として現れ、顔や手の甲など、日光が当たりやすい部分にできやすいですが、体のどの部分にもできる可能性があります

顔に大きなシミがあると、年齢よりも年上に見える可能性があるため、多くの人が気にする肌トラブルの一つです。

シミができる仕組み

シミができる仕組み

シミができる主な仕組みは、メラニンの活発化とターンオーバーの遅れです。

  • メラニンの活発化
  • ターンオーバーの遅れ

シミができる過程について、詳しく解説します。

メラニンの活発化

紫外線等が表皮細胞(ケラチノサイト)を刺激すると、刺激を受けた表皮細胞がメラノサイト(色素細胞)に信号を送ります。

この信号を受けたメラノサイト内で、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼなどの酵素の作用によりメラニンに変化します。

生成されたメラニンは表皮細胞に受け渡され、最終的にシミとして肌に現れるのです。

ターンオーバーの遅れ

通常、肌のターンオーバー(約28日周期)によってメラニンは排出されます。しかし、このターンオーバーが乱れると、メラニンの排出が滞り、肌にメラニンが蓄積されてしまいます

蓄積されたメラニンが肌の表面に色素として出現し、シミとなって現れます。年齢とともにターンオーバーは遅くなる傾向にあり、加齢とともにシミができやすくなるのもこのためです。

突然顔や体にできるシミの種類

突然顔や体にできるシミの種類

突然顔や体にできるシミには、種類があります。それぞれ原因や特徴が異なるため、適切な対処法も異なります。

  • 老人性色素斑(日光性色素斑)
  • 雀卵斑(そばかす)
  • 肝斑
  • 炎症後色素沈着 (PIH)
  • 脂漏性角化症
  • ほくろ
  • 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

それぞれのシミについて、詳しく解説します。

老人性色素斑(日光性色素斑)

老人性色素斑は30代以降に多く見られる「普通のシミ」です。主な原因は紫外線と加齢で、顔や手の甲など日光が当たる部分にできやすい特徴があります

形状は円形で茶褐色、表面は平らです。良性のシミですが、美容上の悩みの種になることが多いです。

適切なスキンケアや美容治療により改善が可能ですが、予防のためには日常的な紫外線対策が大切です。

雀卵斑 (そばかす)

雀卵斑、通称そばかすは、遺伝的要素が強いシミの一種です。多くの場合、幼少期から発症することが特徴で、両頬〜鼻や手の甲、腕などに小さな褐色斑が多発します。

紫外線を浴びると色が濃くなる傾向があります。

遺伝的な要因が強いため、完全に消すことは難しいですが、紫外線対策は有効です。日焼け止めの使用や美白ケアにより、悪化を防ぐことが可能です。

肝斑

肝斑は、主にホルモンバランスの乱れが原因で発生するシミです。妊娠中や更年期前後の女性に多く見られ、頬やこめかみに左右対称に現れます。

色は淡い茶色で、境界がぼやけて不明瞭なことも特徴です。

ホルモンバランスの変化に伴って現れるため、完全な予防は難しいですが、紫外線対策や適切なスキンケア、場合によっては美容治療や処方薬により改善が可能です。ストレス管理も重要な予防法の一つです。

炎症後色素沈着 (PIH)

炎症後色素沈着(PIH)は、皮膚の炎症や外傷の後に起こる色素沈着です。

ニキビの痕や虫刺されの後などによく見られます。通常は時間とともに自然に薄くなりますが、完全に消えずにうっすらと残ることもあります。

予防には、肌荒れや炎症を起こさないよう注意することが有効です。また、炎症が起きた際には早めに適切なケアを行い、悪化を防ぐことが大切です。

脂漏性角化症

脂漏性角化症は40代以降に増加する良性の皮膚腫瘍です。

顔や胸、背中などにできやすく、表面がザラザラした茶色や黒色の隆起性病変として現れます。良性で健康上の問題はありませんが、美容上の悩みとなることがあります。

完全な予防は難しいですが、紫外線対策や適切なスキンケアにより発生や進行を抑制できる可能性があります。気になる場合は、皮膚科での除去も可能です。

ほくろ

ほくろは頭のてっぺんから足先まで全身のどこにでもできる色素性病変です。日焼けしていた部位に30代~40代になって突然増えることがあります。

通常、1㎜~20㎜程の細かい独立した黒い点として現れます。多くの場合は良性ですが、形や色に変化が見られる場合は悪性の可能性もあるため、定期的な観察が必要です。予防は難しいですが、紫外線対策は有効です。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)は、青灰色から茶褐色の色素沈着として現れます

主に顔面や四肢に発症し、真皮層にメラノサイトが増加しています。原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因が関与していると考えられています

良性の疾患ですが、美容の上では気になるでしょう。レーザー治療など、美容治療による改善が可能な場合もあります。

突然体のシミが増えるのは病気の可能性もある

突然体のシミが増えるのは病気の可能性もある

突然体にシミが増える場合、良性のシミであることが多いですが、まれに深刻な病気の兆候である可能性もあります。特に注意が必要な、以下の3つのシミについて解説します。

  • 悪性黒色腫
  • 基底細胞癌
  • 日光角化症

症状が疑われる場合は、速やかに皮膚科を受診し、適切な診断と治療を受けましょう。

悪性黒色腫

悪性黒色腫は、メラノサイトから発生する悪性腫瘍で、早期発見・早期治療が完治のためには重要です。

特徴として、黒褐色で左右非対称の形をしていることが多く、直径がおおよそ6mm以上あり、周囲との境界がはっきりしていません。

また、短期間で急速に大きくなるのも特徴的です。できやすい部位としては、足の裏、手足の爪などが挙げられますが、体のどの部分にも発生する可能性があります。

基底細胞癌

基底細胞癌は、毛包上皮間や毛包の基底細胞から発生する悪性腫瘍です。

初期症状としては、黒色で1〜2mmの盛り上がりとして現れ、次第に複数集まり円状または楕円状になることがあります。

また、中央部から出血することもあります。好発部位は鼻などの顔面ですが、体中に現れる可能性があります。

基底細胞癌は転移しにくいという特徴がありますが、早期発見・早期治療が望ましいです。

日光角化症

日光角化症は、長年の紫外線暴露によって生じる皮膚の変化で、前がん病変と呼ばれています。

淡紅色から濃い褐色の、直径1〜2cm程度の病変として現れ、角化という名前通り表面が少しかさかさしていることが特徴です。

主に顔や腕など、日光に当たりやすい部位に現れやすい病変です。放置していると皮膚がんに進行する可能性があるため、早期の治療が必要です。

シミが薄くなる仕組み

シミが薄くなる仕組み

シミが薄くなる仕組みには主に3つあります。

  • メラニンの過剰生成を抑える
  • ターンオーバーを整える
  • メラニンを還元する

上記の作用を持つ成分を含んだスキンケア製品や治療によって、シミを薄くすることが可能です。

メラニンの過剰生成を抑える

紫外線や摩擦などの刺激を受けることでメラニンが生成されるため、これらの刺激を避けることがメラニンの過剰生成を抑えるために有効です。

また、メラニンの生成に関わる酵素であるチロシナーゼの働きを抑える成分を使用することで、シミの原因となるメラニン生成を直接抑制できます。

これらの対策を組み合わせることで、メラニンの過剰生成を効果的に防ぐことが可能です。

ターンオーバーを整える

角質ケアにより、メラニンを含む古い角質を除去することで、肌表面のシミを薄くする効果が期待できます

また、ビタミンA誘導体などの成分を用いて肌の代謝を活性化し、新しい細胞の生成を促進することも有効です。

さらに、保湿ケアにより肌のバリア機能を強化し、健康的なターンオーバーを維持することで、シミの形成を予防し、既存のシミを改善できるでしょう。

メラニンを還元する

抗酸化作用のある成分を用いて、酸化したメラニンを還元することで、色調を薄くする効果が期待できます

還元とは、メラニン分子をより細かく分解し無色化することを指します。

また、美白成分により、既存のメラニンの分解を促進することも可能です。

上記の方法を組み合わせることで、既に形成されたシミを効果的に薄くし、肌のトーンを均一に整えることができるでしょう。

大きなシミを薄く目立たなくするには

大きなシミを薄く目立たなくするには

大きなシミを薄く目立たなくするには、レーザー治療や処方薬、美白用スキンケアなどの方法があります。それぞれの方法には特徴があり、シミの種類や状態によって最適な方法が異なります。

  • レーザー治療
  • 処方薬
  • 美白用スキンケア

専門医の診断を受け、適切な治療法を選択しましょう。

レーザー治療

レーザー治療では、レーザー光がメラニンに反応して熱を放出し、シミを破壊します。

レーザー治療は比較的短期間で効果が現れやすいという点がメリットです。ただし、治療によってはダウンタイムが生じる場合もあります。

レーザーの種類や強度は、シミの状態や肌質によって適切に選択する必要があるため、医師の診断と指導のもとで行うことが大切です。

処方薬

処方薬によるシミの治療には、内服薬と外用薬があります。医師の診断に基づいて処方され、シミの種類や状態に応じて適切な薬を選択します。

処方薬は一般的な美白化粧品よりも高い効果が期待できますが、副作用のリスクもあるため、医師の指示を守って使用することがおすすめです。

内服薬

内服薬によるシミ治療の利点は、ダウンタイムがないことです。

また、肌表面に直接作用するのではなく、体内から有効成分を届けられるため、全身的な効果が期待できます。ただし、効果が現れるまでに時間がかかる場合があり、また、体質によっては副作用のリスクもあります。

このため定期的な経過観察が必要です。

<シミ治療で処方される内服薬の一例>

  • トラネキサム酸
  • ユベラ
  • ビタミンC
  • ビフロキシン

外用薬

シミ用外用薬のメリットは、直接肌に塗るため、シミの部分に集中的にアプローチできることです。

デメリットとして、効果が現れるまでに時間がかかることがあり、即効性が期待しにくい点があります。また、継続的に使用しないと効果が薄れる可能性があり、過剰使用によって肌に刺激を与えるリスクもあります。

<シミ治療で処方される外用薬の一例>

  • ハイドロキノン
  • トレチノイン

美白用スキンケア

以下の成分が入った薬用化粧品をスキンケアに取り入れることもおすすめです。

  • ビタミンC誘導体:メラニン生成抑制と黒色メラニンの無色化
  • アルブチン:チロシナーゼの働きを抑え、メラニン生成を抑制
  • コウジ酸:メラニン生成を抑制

これらの成分はメラニンによる生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果が期待できます。

オンライン診療「ANS.(アンス)」ではシミの種類の診断ができます

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自宅にいながら医師の診断を受けられるため、忙しい方や通院が困難な方におすすめです。

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まとめ 日焼けしてないのに顔が黒いのは病気のサインかも|まずは皮膚科を受診しよう

自分の肌タイプが分からない!そんな方に向けてオンライン美肌治療サービスANS.(アンス)では肌トラブルの原因と治療ポイントが分かる肌診断を行っています

肌診断では、いくつかの質問に答えるだけで、肌の状態を分析し、トラブルの原因や改善すべきポイントを教えてくれます。

診断結果に基づいて、処方提案やスキンケアアドバイスも受けられるので、自分の肌に合った治療を始められます。

ANS.の治療薬を使ってシミ治療をした症例紹介

ANS.の治療薬を使ってシミ治療をした症例紹介

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まとめ シミは皮膚科で薄くできる!まずはシミの種類を診断しよう

シミの治療には様々な方法がありますが、効果的な治療のためには、まずシミの種類を正確に診断することが重要です。

皮膚科での診断を受けることで、あなたのシミに最適な治療法を見つけられるでしょう。

レーザー治療や処方薬、スキンケアなど、シミの種類や状態に応じた適切な治療を行うことで、改善が期待できます。

早めの対処が効果的な治療につながりますので、気になるシミがある場合は、ためらわずに皮膚科を受診しましょう。

シミでお悩みの方は、オンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」にご相談ください。

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なお、お薬は1種類から配送可能で、定期しばりはありません。いつでも解約できます。

薬は最短翌日に自宅で受け取れるので、気軽にシミ治療をスタートできます。

処方薬の受け取りは、好きな時間と場所を選べるので、忙しい方でも無理なく処方薬でのシミ治療をスタートできます。処方提案は無料なので、お気軽にANS.のオンライン診療をお試しください。

処方薬は1ヶ月だけの服用も可能です。お気軽にお試しください。

継続的なケアと処方薬の組み合わせで、シミのない美しい肌を目指しましょう。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。

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