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「美容は一生続けていくもの」“攻め”と“守り”を両立したANS.の新レチノール美容液 リポレチノセラム®ができるまで

2025年10月7日(火)、ANS.から、オリジナルレチノール美容液「リポレチノセラム®」が新登場します。26万人以上の会員と向き合ってきた経験をもとに、“日々のケアで安心して続けられるレチノール美容液”を目指して開発されました。

レチノールと聞くと“攻め”のイメージがありますが、敏感肌への“守り”も意識し、濃度の工夫と保湿成分を組み合わせました。さらに、光や酸素に弱い成分を守るために「脱酸素製法」と遮光容器を取り入れ、できるだけ安定した品質を保つよう設計しています。

今回は、ANS.の監修医であり「リポレチノセラム®」を開発した竹村昌敏先生にインタビュー。開発背景や商品へのこだわりについてたっぷりとお話を伺いました。

竹村昌敏先生

「バタ先生」の愛称で親しまれる竹村先生は、美容皮膚科医として医療とITの両面から肌治療に取り組んできました。「オンライン診療」という言葉を公式に初めて使った第一人者であり、論文執筆も数多く手がけています。現在は高知大学医学部デジタルヘルス学講座の特任准教授としても活動しています。

リポレチノセラム®ができるまで

レチノールは現代人の肌悩みに寄り添ってくれる “替えのきかない”成分

―レチノールの基本的な働きについて教えてください。

レチノールはビタミンAの一種で、肌をすこやかに保つために用いられる成分です。ビタミンA誘導体をまとめて「レチノイド」と呼びますが、その中でも化粧品に配合できて、美肌効果に優れており、扱いやすいのがレチノールです。

レチノールは、肌のうるおいやハリを守りながら、年齢とともに気になってくるサインに応じたスキンケアをサポートしてくれる成分です。角質のケアを通じて肌をなめらかに整え、透明感のあるすこやかな印象を目指すことができますし、水分と皮脂のバランスを保つことで、キメの整った、ゆらぎにくい肌づくりにもつながります。

だからこそ、日常のスキンケアに取り入れる意義が大きいと考えています。

一方で、レチノールは光や酸素に弱く、とてもデリケートな成分です。また、ご使用の初期には一時的に赤みや皮むけなどが現れることがあり(いわゆる「レチノイド反応」「A反応」と呼ばれるもの)、人によっては強く出てしまう場合があります。A反応により、「続けにくい」と離脱してしまう方がいるのも事実です。

―それでも竹村先生がレチノールにこだわった理由はなんでしょうか。

ビタミンAの中でも、レチノールは美容皮膚科やスキンケアの分野で長く注目されてきた成分。 “替えのきかない存在” だと思うほど魅力的です

同じビタミンAの仲間にトレチノインという医薬品がありますが、生理活性が非常に強いためスポット的な使い方が中心になります。その点、レチノールは日常のケアに取り入れやすいのが大きな特徴です。

幅広い世代や肌質の方のスキンケアをサポートできる成分として期待されていますし、レチノールだからこそ実現できる手ごたえや魅力があると感じています。まだ使ったことがない方にも、ぜひ注目していただきたいですね。

“続けられるレチノール”を目指した、やさしさと実感のバランス設計

―リポレチノセラム®の開発でこだわった点を教えてください。

レチノールは濃度が高いと一時的に肌に刺激を感じることもあり、“攻めのスキンケア”という印象を持たれる方も多いと思います。

そこでリポレチノセラム®では、レチノールの濃度を調整しながら、肌をすこやかに保つ美容成分を組み合わせ、“攻め”と“守り”のバランスを意識して設計しました。

これまで刺激を感じやすくてレチノール美容液を続けられなかった方にも、日心地よく使っていただけるような仕上がりを目指しています。

―数あるレチノールの中から、なぜピュアレチノールを選ばれたのですか?

パルミチン酸レチノールなど、よりマイルドで刺激の少ない誘導体もありますが、実感が穏やかな分、物足りなさを感じる方も少なくありません。

そこで今回は、実感につながりやすいピュアレチノールを選びました。濃度を工夫し、サポート成分を組み合わせることで、安心して続けられるように仕上げています。

さらに、レチノールは酸素や光に弱いデリケートな成分なので、安定性を守る工夫も徹底しました。遮光性に優れたパッケージと、空気による酸化を抑える「脱酸素製法」を採用し、できるだけフレッシュな状態でお使いいただけるよう工夫しています。

工場の様子。一つひとつ丁寧に管理されています。


毛穴の目立ちにくい、なめらかでキメの整った肌を目指す方に、ぜひ
“長く付き合える一本”として手に取っていただきたいですね。

これからも一生美肌をサポートできるようなオリジナル商品を開発したい

― ANS.ではリポレチノセラム®をはじめとしたオリジナル製品を展開しています。こうした製品はどのような役割を果たすのでしょうか?

美容は“一生のお付き合い”だと私は考えています。だからこそ、治療の場だけでなく、ご自宅での毎日のケアまでしっかりサポートできる環境を整えたいと思いました。

オリジナル製品をつくる理由もそこにあります。私たちが理念として掲げている「正しい知識に基づいた肌管理」を、日常のスキンケアでも実践できるようにするためです。開発から自社で担うことで、品質と価格のバランスを保ちながら、安心して続けられるアイテムをお届けできると考えています。

「リポレチノセラム®」もその考えの延長線上にあります。レチノールは多くの方の肌悩みに寄り添える成分であり、スキンケア習慣の中で無理なく取り入れられるように設計しました。

治療と日々のケアをつなぐ存在として、オリジナル製品が皆さまの“継続できる美容”を支えていけたら嬉しいですね。

やさしい使い心地のレチノール美容液「リポレチノセラム®」

ピュアナノレチノールとガラクトセレブロシドセラミド※1を配合。角層へとやさしくなじみ、乾燥によるキメの乱れやくすみ※2をケアして、なめらかな肌印象をサポートします。さらに、水溶性ビタミンBや保湿成分が角層をしっとりと包み込み、バリア機能をサポート。レチノール美容液を初めて取り入れる方にも毎日ケアを続けやすい設計です。
※1 セレブロシド、ペンチレングリロコール、レチノール、グリコシルルシン / ※2 乾燥による 

商品名:リポレチノセラム®(美容液)

販売価格: 3,960円(税込)
容量:30mL
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