今回お話を伺ったのは、オンライン美肌治療サービス『ANS.』において、オンラインでユーザー様の肌悩みに合わせた薬を提案/処方を行う竹内先生。

ANS.クリニックの医師として、診察で心がけていることやANS.サービスについての想いなどを取材しました。

＜竹内（たけうち）先生 プロフィール＞

名古屋大学院卒。大学院では遺伝性の皮膚疾患を専門に研究。現在はクリニックや大学の外来を中心に皮膚科専門医として勤務。同時に、皮膚科の記事の執筆や監修なども行っている。

保険診療の治療は縛られやすいと感じている

竹内先生が美容皮膚科の領域に興味をもった理由を教えてください。

元々皮膚科は美容に近い分野だと考えています。特にニキビ治療だと保険診療と自由診療の両方があります。処方する薬も診療の種類によって異なっていて、保険診療用だと主にべピオゲルなどの外用薬の取り扱いはあるのですが、内服薬は限られた薬しか処方できないこともあるなど…よりランクアップして肌を綺麗にしていくのを目指すのであれば美容皮膚科にいかざるを得ないかなと感じています。保険診療は縛られやすいという所が通常の皮膚科であって、美容医療は肌全体を考えて診察・処方できるのは良い点なのかなと思います。

＜1日のスケジュールについて＞
・6:00 起床
・9:00 外来スタート
・12:00 外来終了、昼休憩
・13:00 ANS.の勤務スタート
・18:00 ANS.の勤務終了
・19:00 自宅で夕食
・20:00 エアロバイクに乗ったり運動
・23:00 就寝

平日の午前中は外来診療の対応をしています。たまに午後の外来を対応することもあるのですが、基本は午後〜夕方はANS.で勤務しています。

今後のキャリアについて

皮膚科医は開業するケースが多いと思いますので、将来的には愛知県内でクリニックを開業することを考えています。一般病院だとまだまだ美容皮膚科はあまりないので、ニキビ治療をはじめとした保険診療だけではカバーできない皮膚全般の治療を見据えた皮膚科を展開したいなと考えています。

 

テキストベースの対応は適切な回答ができるので、医師にとっても患者にとっても魅力的なポイント

竹内先生が考える「ANS.」サービスについて教えてください。

現在医師の働き方が問題視されている中で、ANS.では、シフト制の働き方を採用されているので時間にメリハリがあってとても働きやすいです。ANS.サービスの特徴の1つにチャット診察があり、ユーザー様の診察が立て込んだりしていても対面と違って対応しやすいのも有難いですね。あとは、チャット診察は基本的にテキストベースの仕事なので、いただいた質問に対してしっかりと調べて適切な返信ができる点は有難いですね。また、美容に特化している所は他になかなかないのでその点も魅力的なポイントだと思っています。

また、ANS.は通常の保険診療と比べて自由診療なのでお薬の価格は高くなってしまいますが、その分、通院の手間や待ち時間がないのは利点だと思ってます。保険診療では、ニキビの治療1つでもクリニックによって方針が異なります。実は、ニキビ治療の内服薬を出してくれないところも多いんです…。一方である程度自分に選択肢があるのが美容医療だと思うし、ANS.はそれが叶う所が魅力的だと思います。

ANS.クリニックの医師として心がけていることはありますか？

チャット診療でご相談をいただいたユーザー様にはなるべく早くレスポンスすることを意識して行っています！

ANS.で働いている際に困ったことや大変だったことはありますか？

一時的に診察数が増えた時に通知が沢山来すぎてしまう時が少しプレッシャーに感じてしまうことはあります…。今だと、他のドクターと2人体制のタイミングもあるので、今後サービスが大きくなるとより迅速に対処できるようになると感じています。