特集インタビュー

Mother’s choice〜輝き続けるために、私が選んだもの捨てたもの 01: 池澤摩耶さん

5月14日は、母の日。本来は母に感謝する日ですが、ANS.が贈るインタビュー連載『Mother’s choice ー輝き続けるために、私が選んだもの捨てたものー』、は少し視点を変えて、母として奮闘する女性たちの励みになる“考え方のサンプル”をお届けします。

母になった今も自分らしく輝き続ける3名の女性たちが、子育て・キャリア・美容で壁にぶつかった時に取捨選択してきたコトに迫ります。数多くの選択肢から、自分に合った答えを見つけるまでのエピソードは、きっとあなたが前に進むための学びを残してくれるはず。

Episode01 池澤摩耶さん

母になっても挑戦して、成長を止めない

Mother’s choice「スイートホームを作ること。私が考える母業はこのひとつだけ

―――子育てと起業を両立されているライフスタイルは、ママたちの憧れだと思います。子育てをする上で明確な指針があったりするのでしょうか。

私が母として意識していることは、ひとつだけです。それは、子どもたちが安心して帰ってこられるスイートホームを作ること。家の中を清潔に保ち、美味しいご飯を作って出迎える。それ以外のこと……例えば学校のことは、学校にお任せしています。子ども達から学校での出来事は会話の流れで聞きますが、忘れ物はない?や、勉強しなさい、などは一切言いません。学校に関することは、すべて先生の役割だと思っています。

―――教育に関しては、先生にお任せするということでしょうか?

全信頼をおいて、お任せしています。なぜなら、学校の先生というのは、教育者であり、その資格を持ったプロだと私は考えています。宿題が終わってなかろうと、学校内でお友達とトラブルが起きようと、先生方は子どもを育てるプロですから、私よりも子どもたちの成長につながる方向に導いてくださると思うんです。

もちろん、信頼を置ける先生に出会うには、学校選びがとても重要。入念にリサーチをし、子どもとマッチングするかどうか見極めてから決めてきました。学校の方針に共感していますし、先生がプロフェッショナルであると信頼しているので、何か問題があったら先生に電話をして相談をしています。尽きない子育ての悩みも先生に相談できるという明確な解決法があるから、抱え込まず前に進めています

―――子育ての中身を細分化して、さらに役割分担されているんですね。

母親の愛情は、縫い物から教育まで常にアンテナを張って、自分ひとりで手をかけることがすべてじゃないと思います。縫い物が苦手なら、外注で子どもが喜ぶ柄を探すのも愛情のかけ方のひとつですし、母親が勉強しなさい!というよりも、学校の恩師の一言の方が子ども自身、すんなり受け入れられたりするならば、時には一歩引いて、見守ることも大切だと思います。

学校の先生、病院の先生、習い事の先生、シッターさんなど子どもたちが社会に出た時に関わってくださるプロフェッショナルな方々と一緒に子育てをしていく。不得意なことにストレスを感じるよりも、得意な人たちに頼りながら一緒に親子成長していく方が、子育ても前向きに楽しめると思っています。

―――その中で娘さんの才能は、どうやって見つけたのですか?

娘の絵の才能も、幼稚園の先生が見つけてくれました。ある日、お迎えに行ったら先生が2歳の娘が描いた絵を持ってきて「この子、絵の才能があるかもよ」と教えてくれたんです。先生が仰るならと、帰りにフライングタイガーで4ポンドくらいの絵の具を買ってコピー用紙を渡しました。

実は、娘は日本語と英語の2か国語が混ざっていたせいか、言葉があまり早くなくて。自分が何を表現したいのか言葉で伝えられない代わりに、絵で表現するほうが早かったのかもしれません。絵画教室で技法を学んだわけではなく、彼女はすべて読書からインスピレーションを得て絵に落とし込む。先生がその様子を才能だと拾い上げてくださったのだと思います。

―――娘さんの才能が開花した今、将来こう育ってほしいという青写真はあるのでしょうか。

よく将来楽しみですね、ってよく言われるのですが、娘の絵に関しては、一種のマイブームだと思っています。実際、娘の夢はピザ屋さん。明日から絵を描くのを辞めると言われても私は何も反対しないですし、絵とは関係のない仕事を将来選んでいる気がしています。

Self choice仕事と家庭のバランスは、2%だけ仕事に比重を置く

―――キャリアについて伺いたいのですが、子育てとキャリアで取捨選択したことってありますか?

二人目を産んだ34歳の頃、会社を辞めたことでしょうか。海外の大学で数学と計量経済学を勉強した後に、外資系投資銀行のトレーディング職に就いたのですが、職業柄7:00の朝礼から始まり、帰りは遅い。子どもの寝顔しか見られない状況に違和感を感じたんです。私の中で仕事と家庭のバランスがあったので、迷わず会社を辞めました。

――仕事と家庭のバランスとは、具体的に言うと?

明確な数字がわかったのはここ最近。『子育て49%、仕事51%』このバランスで取捨選択をしています。これは、ボディショップ・ジャパンを立ち上げられた蟹瀬令子さんとお話しをしていた時に出てきた話題で、自分の中でしっくりきた数字でした。

私も昔、子育て20%、仕事80%の時期だったり、逆に子育てを70%頑張って仕事をおろそかにしてしまったこともあるんです。どっちかに偏りすぎると心の意識が大きく傾いて、あれが出来なかった…と自己嫌悪に陥ってしまう。家庭よりも仕事に2%だけ比重を置くのが子どもに集中しすぎず、かといって仕事でも自分を見失わないベストバランスなんだと思います。家庭と仕事、2%以上は動かさない、そう思いながら取捨選択をしています。

―――会社を辞める選択をした後、起業されていますが不安はなかったのでしょうか。

全くありませんでした。今まで培ってきていた絶対的な金融の知識があるので、どこのフィールドに出ても戦える強みを持っていたからです。

“キャリアを積む”ということは、ただ出世をするわけではなく、自分に確固たる知識をつけて、この分野だったら自分が輝けると思う土台を作ることだと思います。それが私の場合は金融であり、今まさに金融の知識をマーケティングと教育にシフトさせて、事業を拡大し、挑戦している最中です。

―――母になった今も、挑戦し続けているのでしょうか。

もちろんです。目標はコンフォートゾーン(自分が快適と感じる領域)から飛び出して、成長すること。それこそ出版した『イギリスが教えてくれた 小さなサプライズが子どもの才能とやる気を引き出す 「ひとつのケーキ」と「アート思考」』は、挑戦の連続でした。初めて机をバンって叩いて、もう出来ない!と後悔したくらい真剣に向き合っていました。

―――本の出版後、何か気づきはありましたか?

絶対無理と思っていたことでも出来たという達成感と自信に繋がりました。あとは、本の評価が高く、いろんな方からすごい良かったですとの声を頂けたのはやはり嬉しかったです。

元々、私は理系で美術の成績は2なんです。そんな母親が、今しかないあの娘の絵をどういう気持ちで見守り、育んでいったのかを余すことなく、私自身も分析しながら書いています。円周率と絵を比べたり、算数とお絵かきの共通点を見出している、まさに私と娘の関係性を反映させたところもあるので、読んでみると新鮮で面白いと思います。

Beauty choice美容皮膚科が、最短で最善の選択

―――お会いしてお肌が綺麗で驚きました。こだわりの美容があったら教えてください。

もう、寄り道はせずに美容皮膚科です。結局シフトチェンジしてしまったのですが、大学では1年だけ医学部に在籍していたことがあり、美容医療が日本にそこまで浸透していない時から肌を美しくするには医療が頼れると知っていました。しっかり成分の知識もあるので、すかさず成分はチェックしています。

この施術をするというこだわりはないのですが、例えばレーザーは必ず毎月1回行うなどある程度の刺激さえあれば肌は再生されていくので、選り好みせずに試してみます。

―――母になってから美容に関して、壁にぶつかったことはありますか?

母になってというよりは、年を重ねていくうちに美容に対して求めることが変わりました。それまでは、美しくなりたい、がテーマでしたが、今は時間を止めたい(笑)。アンチエイジングが今の私の美容テーマです。

ANS.を使ってみて通わずに、医療で肌を管理できるのは画期的

―――ANS.を実際に使ってみて、いかがでしたか

 まず、クリニックに通わなくていいというのがすごいことだと思います。チャットで症状の写真を送ってお医者さんに手軽に相談できますし、医療がグッと身近に感じられるのは画期的だと思います

たとえば我が家の場合、中学2年生の息子がいるんですけど、ニキビ治療で病院に通ったあと、薬だけ欲しい場合ANS.を利用するのも便利なんじゃないかと思いました。ライフスタイルに合わせて、肌を管理できることは美容の選択肢を広げていると思います。

ANS.についての詳細はこちら

池澤摩耶さんの選んだもの、捨てたもの

選んだもの

・子育ては、プロフェッショナルと一緒に楽しむ

・母になっても挑戦して、成長を止めない

捨てたもの

・子育てのバランスが崩れるような会社勤め

池澤摩耶さんプロフィール

会社経営、投資家、二児の母。東京都在住。実家はアメリカ。代々の文学一族に育ち、小学校を卒業し留学を決意。22歳まで単身留学、卒業後、東京の外資系投資銀行に入社。現在はベンチャー立ち上げ、不動産、マーケティング会社の運営をしながら、インフルエンサーとして活動中。息子(14歳)、娘(9歳)の母。著書『イギリスが教えてくれた 小さなサプライズが子どもの才能とやる気を引き出す 「ひとつのケーキ」と「アート思考」』がある。
Instagram:https://www.instagram.com/mayamaya411/

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