今をときめく憧れの人たちが、仕事、ライフスタイル、美容に関して自身なりに見つけてきた「答え」にフォーカスをして、強くたおやかに生きていく秘訣に迫るインタビュー連載「MY ANSWER.」。
今回お話を伺ったのは、ワーキングママであり、インフルエンサーとしても活躍するMotomiさん。働きながら、一児の母として子育てにも奮闘する日々。忙しいながらも、充実した毎日を過ごしています。
仕事・子育て・美容——限られた時間の中で、どのようにバランスを取っているのか?
その秘訣を伺いました。
インフルエンサー Motomiさん
20代で結婚、退職、引越し、離婚を経験。ワーホリで見つけた新しい道
ーこれまでのキャリアと現在のお仕事について教えてください。
ホテルマンになるのが夢だったので、高校卒業後は外国語専門学校に通い、その後、ホテル業界へ進みました。とてもやりがいがあり大好きな仕事でした。
しかし、夫の地方転勤が決まり、悩んだ末に退職し、一緒に引っ越すことを決めました。でも、その先で離婚することになってしまって…。
20代で結婚、退職、引越し、離婚と、一気に環境が変わり、「このままじゃいけない。一度人生を見直そう」 と思ったんです。英語に興味があったこともあり、思い切ってオーストラリアへワーキングホリデーに行きました。
ー思い切った決断ですね!
そうですね(笑)。でも、言葉も通じない、知らない土地に飛び込んだことで度胸がつきました。また、気持ちを整理する中で「自分が本当にやりたいこと」も見えてきたんです。
帰国後は、ビジネススキルを身につけるためにリクルートに就職。広告営業をがむしゃらにやり、その後、自分のやりたい仕事を突き詰めるために転職しました。広告系ITベンチャー企業で営業局長を経験した後に、産休・育休を経て現在は広報担当として人事部で働いています。
ーワーホリを経験して、ご自身にどのような変化がありましたか?
“自分の可能性”を強く感じました。カタコトの英語でも、家を借りたり、携帯を契約したり、生活に必要なことを一人でこなすことができた。そうした経験を通じて、「やろうと思えば、どの国でもきっと生きていける」 。そう思えたことが、大きな自信につながりましたし、今のキャリアにも確実に影響を与えていると思います。
ー職場復帰に不安や葛藤はありましたか?
すごくありました。今でも悩みながら日々奮闘している、というのが正直なところです。
復職当初、役職を持ちながらで子どもがいる女性は私だけだったので、産休・育休明けの制度がまだ十分に整っているとは言えません。だからこそ、先陣を切って福利厚生や人事制度の改善に、部内でも声を積極的にあげて取り組んでいます。
大変ではありますが、私は負けず嫌いなところがあるみたいで(笑)。やる前から「NO」とは言いたくないんです。上手くいくかは分からないけれどチャレンジしてみる、というのが私のスタンスです。
親しき中にも礼儀あり。言葉を大切にすることが家庭円満の秘訣
ー旦那さまとは、Netflixの恋愛リアリティーショー「ラブ・イズ・ブラインド」で出会い、結婚されたんですよね?

はい。この番組は、相手の容姿を見ずに会話だけで関係を深め、最終的にお互いが「この人だ」と思えたら婚約し、そこで初めて対面するという少し変わったシステムなんです。
夫とはその中で会話を重ね、「この人だ!」と直感的に感じました。
ー新しい出会い方ですね!夫婦になった今も、会話を大切にされているのでしょうか?
そうですね。でも実は、今はゆっくり会話をする時間があまり取れないんです(笑)。
夫は日中は 都内の美容室でスタイリストとして働き、夜は美容室が運営する BARの店長をしています。帰宅は深夜3時ごろで、次の日も昼過ぎには家を出るので、平日はほとんど顔を合わせられません。
—お互い忙しい中で、家族の時間や夫婦の時間はどのように確保しているのでしょうか?
彼は土曜日も仕事なので、日曜日は「家族の日」 と決めて、お互いできるだけ予定を入れずに一緒に過ごすようにしています。予定を入れても、家族で一緒に行動することが多いです。
— 平日は働きながら、ワンオペで子育てもされているんですね。
週6日はほぼ一人で見ているので、正直すごく大変です(笑)。でも、「自分で選んだ道だから、正解にしていくしかない」という気持ちで向き合っています。
あと、一人の時間を楽しむことも意識しています。息子を寝かしつけた後は 自分だけの時間なので、好きな映画やドラマを観ながら晩酌したり、リラックスして気持ちを整理したり。そういう時間があるからこそ、がんばれるのかもしれませんね。
寝落ちしちゃって後悔することも度々ですが(笑)。
ーけんかをすることはあるのでしょうか?
ほとんどしません。イラッとすることがあっても一度飲み込んで、言葉を選んで伝えるようにしています。
小さい頃から両親に 「自分の機嫌は自分でとる」「親しき仲にも礼儀あり」 と言われて育ったので、言葉遣いには気をつけています。夫婦や友人など、近い関係だからこそ、甘えすぎて雑な態度にならないよう意識しています。
また、夫とは 「ありがとう」をしっかり伝え合うことを大切にしています。どんなに小さなことでも感謝の気持ちを言葉にする。そうした積み重ねが、お互いを思いやる関係を築く ことにつながっているのかもしれません。
ーお二人とも言葉を大切にしているのですね。子育てで大切にしていることはありますか?

結婚前に 「子どもの前ではけんかをしない」と決めました。お互いの悪口を言うことも含め、子どもに余計な不安を与えないようにしようと話し合い、それを守り続けています。
スキンケアは「保湿」が鍵!自信を育む習慣
— 忙しい毎日の中で、どのようにスキンケアをされていますか?
お風呂上がりに パッとフェイスパックをつけて、そのまま息子のお世話へ…! という感じなので、正直、しっかりケアする時間はあまり取れていないですね(笑)。
— それでもお肌がとても綺麗ですが、気をつけていることはありますか?
保湿スプレーを常にバッグに入れて持ち歩いています。冬は乾燥がひどいので、肌が乾いたと感じたらすぐにスプレー!香りも良くてリラックスできるので、一石二鳥です。
ー出産後、肌の変化を感じることはありましたか?
寝不足やケア不足のせいか、肌がごわつきやすくなりました。だから、時間がない中でも できるだけしっかり保湿することを心がけています。
また、シミやほくろが急に増えてしまい、気づけば顔にほくろが18個も…!美容皮膚科で取ってもらいましたが、子どもがいると通院のハードルが高く、両親に預かってもらうなどのサポートが必要でした。
でも、美容は「やった分だけ結果が目に見える」から自信につながるなと思っています。
ー今回お使いいただいたオンライン美肌治療サービス「ANS.」は、Motomiさんのように美容皮膚科に行く時間もとれないような、忙しい方におすすめのサービスです。
すきま時間に手軽に診察が受けられて、美肌治療のお薬が自宅に届くのはとても便利だなと思いました。
チャットで自分の肌の写真を正面と横顔の3枚送っただけなのに、的確なアドバイスが返ってきてびっくり!実際に皮膚科に行って対面で見てもらうのと、オンラインで診察してもらうのは、正直あまり変わらないのではと思うくらいです。
お薬のことも、ちょっとでも疑問に思うことがあればHADA相談室で聞ける気軽さも魅力的だなと思いました。肌を診察してもらうことのハードルがグッと下がった気がします。
— 診察や相談のハードルが下がると、治療やケアを続けやすくなりますよね。
そうですね!また、 LINEで他の方の症例や美肌情報が読めるマガジンが送られてくるので、参考になりました。
あと、HADAログで肌の写真を記録できるのがすごくいい!自分では気づかなかった変化にも気づけるし、ケアのモチベーションが上がると思います。
— まさに、そのために作った機能なので嬉しいです…!ANS.はどういった方におすすめだと感じましたか?
私みたいに産後の肌悩みがあるのに、美容皮膚科に行く時間がないママ友にも勧めたい ですね。子どもって、なぜか「今行きたい!」って時に限って体調を崩したりするんですよ(笑)。でも、ANS.なら時間や場所を選ばずに相談できるから、すごく助かるなと思いました。

オンライン シミ・肝斑治療「ANS.(アンス)」
撮影/恒松 弘匡 ヘアメーク/野口由佳 取材・文/佐々木ひとみ