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ビューティーモデル・田中マヤさんが語る、自分だけの“ 肌レシピ ”の見つけ方

今をときめく憧れの人たち​​が、仕事、ライフスタイル、美容に関して自身なりに見つけてきた「答え」にフォーカスをして、強くたおやかに生きていく秘訣に迫るインタビュー連載「MY ANSWER.」。

今回は、ビューティーモデルのパイオニアとして第一線で活躍し続け、現在は一児の母としても充実した毎日を送る、モデルの田中マヤさんにインタビュー。プロのヘアメイクやカメラマンから「本当に美しい」と称賛される肌をどのように育んできたのかを伺いました。

モデル 田中マヤさん

ー 18歳から今日に至るまでの25年間、ビューティーモデルとして活躍されていますが、肌トラブルに悩んだ時期はありましたか?

いちばん肌荒れに悩んだのは、18歳で大阪から東京に上京してきたときです。撮影がすごくハードだったことに加えて、環境の変化やストレスが重なってしまって…。でも、その当時は知識もなく、どうケアすればいいのかまったく分かりませんでした。

そんなとき、現場のヘアメイクさんや編集の方が「これ、使ってみたら?」とスキンケアのアドバイスをくださって。実際におすすめされたものを取り入れてみたら、肌荒れが少しずつ落ち着きました。

「肌って、ちゃんと向き合えば応えてくれるんだ」と感じましたし、この出来事が美容に興味をもつきっかけにもなりました。

ー その当時、肌荒れと向き合うために意識したことや工夫したことはありますか?

ニキビが出やすかった18歳〜25歳ごろは、毎日の肌の状態を「ニキビ日記」として記録していました。何を食べたか、睡眠は足りていたのか、体調はどうだったか。肌の状態と一緒に、心や生活の動きも書き留めました。

撮影にはいつでもベストな肌で臨みたいという思いがあったので、「このくらいのニキビなら、何日で落ち着きそうか」など、スケジュールと照らし合わせながら肌の回復を見立てたりもしていました。

初の書籍「美容通信」にもニキビ日記について書かれている

ー 記録を続けていく中で、どういった変化がありましたか?

日記を読み返していくうちに、ニキビができやすいタイミングがあることに気づいたんです。たとえば、チョコレートを食べた日、生理前、寝不足の日など。

肌荒れって、一見すると突然起こるように見えて、実は“いつもの生活”の中に原因があることが多いんですよね。

そうした日々の小さな気づきを重ねていくことで、だんだんと「私にはこれが合う」「これを避けると調子がいい」というような、自分だけの“肌レシピ”ができてきました。そこからは、肌の調子も安定するようになりましたし、少し肌が揺らいだときも、落ち着いて対処できるように。

自分の肌を知るということが、美肌を育む基本かなと思います。

継続が肌を変える──田中マヤさんの美肌ルーティン

― 田中さんの“肌レシピ”の中で、特に大切にしている美肌ルーティンを教えてください

とてもシンプルですが、私がずっと大切にしているのは「クレンジング」「紫外線対策」「保湿」の3つです。特別なケアをがんばるよりも、基本をしっかり、継続できること。これが、肌を安定させるいちばんの近道だと思っています。

あと、スキンケアを習慣にするには、「使い心地」がとても大切。テクスチャーや香り、肌に触れたときの感触など、毎日使いたくなるかどうかを大事にしています。

田中マヤさん美肌ルーティン

⑴どんな日も、クレンジングだけは欠かさない

どれだけ疲れていても、クレンジングだけは絶対に欠かしません。
酔っ払って帰った日でもメイクだけはちゃんと落としていて、翌朝「ちゃんと落としてる!」と自分でびっくりすることもあるくらい(笑)。

選ぶときのポイントは、摩擦が少なく、するんと落ちて、肌に残らないこと。肌に余計な負担をかけず、きちんと洗い流せるアイテムを使うようにしています。

⑵徹底した紫外線対策!

紫外線対策には、かなりこだわっています。おしゃれは度外視(笑)!
特にプールや海など長時間直射日光を浴びる場面では、肌を一切見せないくらい徹底的にガードします。

田中マヤさん完璧な紫外線対策

全身しっかり覆っているので、誰にも気づかれないこともありますが、逆に「あそこまでやるのはマヤちゃんしかいないよね」と言われることも(笑)。
ラッシュガード、サングラス、帽子で物理的にシャットアウトするのが私のスタイルです。

⑶毎朝の肌チェックが保湿のバロメーター

保湿も、私の肌づくりに欠かせない大切なステップです。保湿がきちんとできているかどうかを判断するポイントは、朝起きてすぐの肌を触って確認すること。「昨晩使ったアイテムで、今朝の肌の調子はどうか」を毎日観察しています。

そうすることで、自分の肌と向き合う時間が自然とできるし、「これを使ったらこうなる」という感覚が積み重なって、スキンケアの精度もどんどん上がっていきますよ。

心が肌をつくる。“外気浴スキンケア”でストレスを発散!

ー 田中さんは一児の母でいらっしゃいますが、出産後の肌ケアはどのようにされていたのでしょうか。

子どもがまだ寝ている頃は、その間にケアできていたのですが、歩き始めてからはもう本当に大変で(笑)。

お風呂上がりもゆっくり自分のことをしている時間なんてないので、浴室から出たらすぐにフェイスマスクをぺたっ!と貼って、そのまま子どもの着替えや保湿をするというバタバタの日々でした。

ときには、パックを貼ったりはがしたりする姿を“見せて遊ぶ”というスタイルで、スキンケアと育児をなんとか両立していましたね(笑)。

ー 子育て中は、思い通りにいかないことも多いですよね。ストレスとの向き合い方には、どんな工夫をされていますか?

田中マヤさんママを頑張りすぎない日をつくるようにしています。
日常でやらなければならないことが多いので、疲れが溜まったり、イライラしたり…子供も習い事などでお互い忙しい。

だから、「今日は外食にしよう!」 「今日はのんびり過ごそう!」と頑張りすぎない時間の共有で心身のバランスを保つように心がけています。

ー ストレスが溜まった時は、どのように解消していますか?

美味しいご飯とお酒が好きなので、気分転換に軽く飲んだり、友達とおしゃべりしたり。

でも、いちばん手軽でよくやるのは、深呼吸をしながらスキンケアをすること。
窓を開けて、新鮮な空気を体の中に入れて、いらないものをふーっと吐き出すような感覚でスキンケアをすると、肌だけじゃなく、心まですーっと軽くなるんです。準備入らずで手軽にできる外気浴スキンケア、おすすめですよ!

田中マヤさん外気浴スキンケア

ー 手軽にできるストレス解消法ですね!ストレスケアも美肌を保つためのポイントでしょうか。

すごく大事だと思います。メンタルの状態って、肌にも表情にも、全部あらわれるから。
心が肌をつくるし、肌もまた心とつながっている。

どちらか一方だけを整えようとしてもうまくいかないからこそ、肌と心、どちらにも耳を澄ませてあげることが大切なんだと感じています。

いつでも相談できるプロがいると、心のお守りになる

ーオンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」をご利用いただいて、いかがでしたか?

オンライン診療は初めて利用しましたが、こんなに手軽にできるんだと驚きましたね。診察もとっても早かった!

病院ってどうしても緊張するじゃないですか。何を言われるんだろう…と思いながら待つ時間が苦手で。だから、対面でなくチャットで気軽に色々聞けるのがとても良かったです。

やっぱり医師やスキンアドバイザーといった、プロに相談ができると安心感が違いますね。肌治療を続ける上での、心のお守りになります。

ー 田中さんはどういったお悩みに関するお薬が届いたのでしょうか?

私の場合は「たるみ」です。ハリ弾力不足ということでビタミンCやANS.シスCなどが届きました。診察を受けてからすぐにお薬が届いたことにも驚きましたね。

私が産後のときに、ANS.に出会いたかったな…(笑)。産後って皮膚科にいく時間もなかなかとれないですし、誰かに預けていくのもスケジュール調整が大変だったりで。でもこれなら、子どもが寝ている間とかにさっと診察を受けられるから本当に便利で効率がいいですね。

ー ありがとうございます!まさに産後のママなど、美容皮膚科にいく時間がない方にご好評をいただいています。

そうですよね!あと、デザインもおしゃれで可愛いですね。「素敵なものが届いた」と、ワクワクしましたよ。オレンジ色というのも元気がもらえます。

肌治療も継続が大事ですから、手軽で便利なものを利用していきたいですね。

オンライン シミ・肝斑治療「ANS.(アンス)」



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撮影/恒松 弘匡 取材・文/佐々木ひとみ

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