2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。
その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。
- ケミカルピーリングを受けたいけど、肌トラブルが心配…
- 施術後の赤みや皮むけが気になる
これを読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。
結論、ケミカルピーリングは、確かに美肌効果が期待できる施術ですが、正しい知識と準備なしでは思わぬトラブルを招くことがあります。
この記事では、ケミカルピーリングのデメリットと、それを回避するための具体的な方法、さらには代替となる治療法まで詳しく解説します。
ケミカルピーリングを検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
オンライン美肌治療「ANS.(アンス)」
ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングは、α-ヒドロキシ酸(AHA)やβ-ヒドロキシ酸(BHA)などの薬剤を使用して、古くなった角質を化学的に除去する治療法です。以下のようなさまざまな肌トラブルに効果が期待できます。
- ニキビの改善
- 毛穴の引き締め
- シミの軽減
- くすみの解消
- ハリと弾力の回復
施術時間は15~30分程度で、濃度や種類によって複数のグレードが用意されています。肌の状態や目的に応じて、適切な薬剤と濃度を選択し、お肌の悩みを改善に導きます。
ケミカルピーリングのデメリット
ケミカルピーリングには赤みや皮むけ、乾燥といった副作用があり、特に初回や高濃度の薬剤を使用した場合に症状が強く現れることがあります。
施術後は肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなるため適切な保湿ケアが必要です。
また、刺激や灼熱感を感じる場合もあり、敏感肌や炎症のある肌では症状が悪化するリスクがあります。
施術後は紫外線や高温環境を避け、UVケアを徹底しないと色素沈着の恐れがあります。さらに、効果を得るには複数回の施術が必要です。
ケミカルピーリングのデメリットを回避する方法
ケミカルピーリングデメリットは、事前の準備とアフターケアで軽減できます。
- 保湿と紫外線対策を徹底する
- 適切な薬剤を選択する
- 適切な頻度で施術を受ける
保湿と紫外線対策を徹底する
施術後の肌は敏感で、バリア機能が一時的に低下している状態です。このため、刺激の少ない保湿剤を使用し、こまめな保湿ケアを心がける必要があります。
紫外線対策も徹底し、シーンに応じた日焼け止めを使用し、直射日光を避けましょう。また、帽子やサングラスなどの物理的な紫外線カットも併用すると効果的です。
適切な薬剤を選択する
ケミカルピーリングで使用する薬剤は、肌質や悩みに応じてその都度適した薬剤を選びましょう。
初回は低濃度から始め、肌の反応を見ながら徐々に濃度を上げていくことがおすすめです。
適切な頻度で施術を受ける
肌の回復期間を十分に設けることが、肌トラブル防止のポイントです。過度な頻度での施術は、肌への負担を増大させ、逆効果となる可能性があります。
軽度のピーリングでは2~4週間、中度から強度のピーリングでは4~6週間程度の間隔を空けることが一般的です。
クリニックによっても方針は異なるため、施術を受けるクリニックでも相談してみてください。
ケミカルピーリングをしない方がいい人
ケミカルピーリングは肌のターンオーバーを促進する効果が期待できますが、妊娠中の方、重度の乾燥肌や敏感肌の方、アレルギー体質の方にはおすすめできません。
また、日焼け直後や日焼けを予定している場合、紫外線による色素沈着のリスクが高まるため注意が必要です。
湿疹やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を抱えている場合も症状が悪化する可能性があるため、治療を優先してください。
さらに、施術後のダウンタイムを確保できない場合は避けるのが無難です。施術前には医師と相談し、自分の肌状態を十分に考慮することが重要です。
ケミカルピーリングの代替となる治療法
ケミカルピーリングが難しい方におすすめの美容治療を6つ、ご紹介します。
肌の悩みに応じて選択しましょう。
- レーザー治療
- 光治療(フォトフェイシャル)
- ダーマペン
- イオン導入
- 注入治療
- 内服・外用薬による治療
レーザー治療
レーザー治療は毛穴やニキビ跡の改善に効果が期待でき、肌の状態や悩みに応じてさまざまな種類が選べます。
フラクショナルレーザーは肌の凹凸を滑らかにし、全体の質感を向上させるのに適しています。
一方、Qスイッチレーザーはシミやくすみに対応するのが得意です。ダウンタイムが少ない治療法もあり、忙しい方にもおすすめです。
光治療(フォトフェイシャル)
フォトフェイシャルは、肌にIPL(光)を照射してシミやくすみを改善する治療です。
ダウンタイムがほとんどなく、日常生活に支障をきたしにくい点が魅力です。継続的な施術で透明感のある肌を目指せます。
ダーマペン
ダーマペンは微細な針で肌に小さな傷をつけ、自己治癒力を高めてコラーゲン生成を促進する治療です。
ニキビ跡や毛穴の開き、肌の質感改善に特に効果が期待できます。施術後は赤みが数日間続くことがありますが、ターンオーバーが促進され、滑らかな肌を目指せます。
イオン導入
イオン導入は、電流の力を利用して美容成分を肌の奥深くまで浸透させる治療法です。ビタミンCやトラネキサム酸などの有効成分を肌に届け、ニキビの炎症を抑えたり、シミの予防に効果が期待できます。
注入治療
注入治療では、ヒアルロン酸やボトックスを用いてシワの改善や肌のハリを取り戻す効果が期待できます。
ヒアルロン酸は乾燥や皮下組織の減少による小ジワに効果的です。一方、ボトックスはより大きな表情ジワを緩和し、若々しい表情を保つのに役立ちます。
施術時間が短く、即効性があるため、すぐにシワやハリの低下に対処したい方におすすめです。
内服・外用薬による治療
内服薬や外用薬による治療は、肌悩みに合わせて医師が処方するため、スキンケアやサプリメントよりも高い効果を期待できます。
継続的な使用で、徐々に効果が現れます。
処方薬による美肌治療のメリット
処方薬による美肌治療は、ダウンタイムを避けたい方や広い範囲の美肌を目指したい方におすすめです。
処方薬のメリットを4つ、ご紹介します。
- 内側からのアプローチ
- 外用薬による直接的なアプローチ
- 医師の診断と処方
- ダウンタイムがほとんどない
内側からのアプローチ
美肌治療における内服薬は、体の内側から肌の代謝を促進し、メラニンの生成やハリの低下を抑える効果があります。
全身に有効成分が行き渡るため、顔以外の部位にも効果を発揮します。ターンオーバーを正常化することで、長期的な美肌を目指せます。
外用薬による直接的なアプローチ
外用薬は、肌に直接塗布して問題箇所にピンポイントで作用します。
たとえば、ニキビにはアダパレンや過酸化ベンゾイルを含む薬が効果的で、ニキビ部分の毛穴のつまりを改善し炎症を軽減できるでしょう。
医師の診断と処方
医師の診断に基づく処方薬は、個々の肌状態や悩みに応じた適切な治療を可能にします。
自己判断でスキンケアを行う場合、肌トラブルが悪化するリスクがありますが、医師の専門的な診断により、根本的な原因にアプローチする治療が受けられるのが大きなメリットです。
肌の状態を定期的に診てもらいながら適切な薬を使うことで、より効率的な改善が期待できます。
ダウンタイムがほとんどない
処方薬を使用した治療は、美容治療に比べてダウンタイムが少ない点が特徴です。
内服薬では、体質に合わない場合に軽度の副作用が現れることがありますが、適切な指導のもとで使用すれば重篤な副作用はほとんどないといえるでしょう。
外用薬では皮むけや乾燥などが見られる場合がありますが、アフターケアを徹底することで肌に負担を軽減できます。
処方薬による美肌治療ならオンライン診療がおすすめ
オンライン診療を利用すれば、自宅にいながら簡単に美肌治療を始められます。
スマホ1台で医師と相談し、肌の状態に合った処方薬を受け取れるため、忙しい方でも治療を継続しやすいのがメリットです。
特にオンライン美肌治療サービスANS.(アンス)は、豊富な美肌処方薬を取り扱い、シミ、ニキビ、乾燥など多様な肌悩みに対応可能です。
オンラインなら通院時間が不要で、自分のペースで治療を進められるため、手軽さと効果を両立したい方にはぴったりです。
オンライン美肌治療「ANS.(アンス)」
ANS.は豊富な美肌処方薬を取り扱っています
ANS.(アンス)は、シミや肝斑、ニキビ、くすみなど、さまざまな肌悩みに対応する処方薬を入手できます。
ANS.で取り扱っている処方薬を、一部ご紹介します。
シミや肝斑の改善
ANS.は、シミや肝斑の処方薬を豊富に取り揃えています。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、シミや肝斑の原因となるメラニンの生成を抑制する作用があり、美白効果が期待できる成分です。
内服薬として摂取することで、体の内側から肌のトーンを整えます。特に肝斑治療で多く用いられるほか、紫外線によるシミの予防にも有効です。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれるほど強力な美白効果を持つ外用薬です。シミや肝斑の部分にピンポイントで使用することで、メラニンを分解し、肌の透明感を高めます。
肌が敏感な方は低濃度から始め、医師の指導のもとで使用することで安全に効果を得られるでしょう。
ニキビや詰まり毛穴の改善
ニキビや毛穴に用いられるお薬をご紹介します。
ユベラ
ユベラ(ビタミンE)は、抗酸化作用を持つ内服薬で、ニキビの原因となる炎症を抑えます。血行を促進する働きもあり、肌全体のターンオーバーをサポートする効果も期待できます。
比較的副作用が少なく、初めて内服薬を試す方にもおすすめの処方薬です。
アダパレン
アダパレンは、ビタミンA誘導体の一種で、ターンオーバーを活性化させ、皮脂の分泌を抑制する働きが特徴です。
ニキビ治療に特化した外用薬で、毛穴の詰まりを防ぎ、炎症を抑える効果が期待できます。
ニキビ跡の改善や新しいニキビの予防にも用いられます。
くすみや小ジワの改善
シナール
シナール(ビタミンC複合薬)は、くすみを改善し、肌の透明感を高める内服薬です。抗酸化作用を持つビタミンCがメラニン生成を抑え、肌のトーンを整えます。
また、コラーゲンの生成を促進する働きもあるため、小ジワの予防にも効果的です。
トレチノイン
トレチノインは、シミやくすみ対策として用いられますが、乾燥による小ジワを改善する効果も期待できる外用薬です。
皮膚のターンオーバーを促進することで、溜まってしまったメラニンを排出しくすみ改善効果があります。また真皮でコラーゲン産生を促す作用があり、小じわに対しても効果が期待できます。
軽い刺激を感じることがありますが、肌が慣れると柔らかくハリのある質感が期待できます。日常のスキンケアに取り入れることで、エイジングサインを軽減し、若々しい肌を保つ助けとなるでしょう。
ANS.の治療薬を使って美肌治療をした症例紹介
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自分の肌タイプが分からない!そんな方に向けてオンライン美肌治療サービスANS.(アンス)では肌トラブルの原因と治療ポイントが分かる肌診断を行っています。
簡単な質問に答えると、肌トラブルの原因やおすすめの治療方法が分かります。
肌診断は会員登録不要でできるので、お気軽にお試しください。
まとめ 処方薬でダウンタイムや通院の手間なく美肌を目指そう
ケミカルピーリングは、肌のターンオーバーを促し総合的に美肌を目指せる治療です。比較的ダウンタイムも少なく、真皮層に働きかけて肌質を改善する効果が期待できます。
一方、数日とはいえ赤みや乾燥といったダウンタイムは避けられないため、肌が荒れやすい方には処方薬での美肌治療がおすすめです。
オンライン美肌治療サービスANS.では、様々なお悩みに対応する豊富な処方薬を一人ひとりのお肌に合わせてオーダーメイドで処方し、美肌作りをサポートします。
お薬の服用中は、HADA相談室によるアドバイスも受けられるので、総合的な美肌を目指せるでしょう。
そもそもANS.とは?
『ANS.』は、日々忙しい現代人に向けて、手軽で便利なオンライン診療を行っている伴走型のオンライン美肌治療サービスです。
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診察は、チャット形式で気軽に相談可能。自分のタイミングで落ち着いて相談ができます。
ANS.には、決まったセットやプランなどはありません。一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドの処方を医師が行っています。
なお、お薬は1種類から配送可能で、定期しばりはありません。いつでも解約できます。
また、HADA相談室ではお薬の処方についてはもちろん、スキンケアの指導も行えます。
スキンケアや食生活も含めて、トータル美肌ケアをしたい方は、ANS.にご相談ください。
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