シミ肝斑

急にシミが増えた時におすすめの治療を紹介|皮膚の病気についても解説

  • 急に顔中にシミが増えて、鏡を見るのが怖い
  • シミが増えたけど、皮膚の病気じゃないかと心配

これを読むあなたは、そう悩んでいるかもしれません。

結論、急にシミが増えた場合はその原因を調べて、シミに合った治療法を選ぶことが大切です。

この記事では、シミが増える原因、シミの種類、考えられる病気の可能性、そして効果的な治療法について解説します。

さらに、自宅でできるケア方法も紹介しますので、シミに悩む方は最後までご覧ください。

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急にシミが増える原因

急にシミが増える原因

急にシミが増える原因は多岐にわたります。それぞれの要因が単独または複合的に作用し、突然シミが目立つようになります。

  • 紫外線ダメージの蓄積
  • 外傷による肌へのダメージ
  • 女性ホルモンの乱れ

以下、原因について一つひとつ詳しく見ていきましょう。

紫外線ダメージの蓄積

長年の紫外線ダメージが蓄積され、ある時急にシミとして現れることがあります。紫外線は肌の奥深くまで到達し、メラノサイトを刺激します。

この刺激が繰り返されることで、メラニンの過剰生成が起こり、シミとして表面化するのです。特に、日焼け止めを怠ったり、屋外での活動が多い人は要注意です。

外傷による肌へのダメージ

肌に傷や炎症が起きた後、色素沈着が起こることがあります。「炎症後色素沈着」と呼ばれ、ニキビや虫刺され、やけどなどの後に発生しやすいです。

皮膚が傷つくと、修復過程でメラニンが過剰に生成されることがあります。

特に日焼けしやすい人は、炎症後色素沈着が起こりやすいので注意が必要です。

女性ホルモンの乱れ

妊娠や更年期によるホルモン変動がシミの原因となることがあります。

エストロゲンの増加は、メラニン生成を促進するので注意が必要です。特に妊娠中に現れるシミは「妊娠シミ」と呼ばれ、顔や首、お腹などに出現することもあります。

更年期はホルモンバランスが大きく変化するため、シミが増えやすい時期です。ストレスもホルモンバランスに影響を与えるので、ストレス過多の方はシミが増えやすい傾向にあります。

急にできるシミの種類

急にできるシミの種類

急にできるシミには、いくつかの種類があります。見た目や原因が異なるため、適切な治療法も異なります。自己診断は難しいので、気になる場合は皮膚科での診断がおすすめです。

  • 老人性色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑

老人性色素斑

長年にわたる紫外線ダメージの蓄積が原因でできる茶色のシミです。

40代以降に顔や手の甲などの日光を浴びやすい部位に現れます。初期は薄い茶色ですが、時間とともに濃くなり、大きくなることもあります。

予防には日頃の紫外線対策が欠かせません。すでにできてしまった場合は、レーザー治療や美白成分を含む処方薬の使用が有効です。

美容治療や処方薬で改善しやすく、スキンケアでも目立たなくできるため比較的対処しやすいシミといえるでしょう。

炎症後色素沈着

傷やニキビなどの炎症後に残るシミです。皮膚が傷ついた後、修復過程でメラニンが過剰に生成されることで発生します。

特に日焼けしやすい人に起こりやすい傾向があります。予防には、炎症を起こさないよう肌を大切に扱い紫外線対策を怠らないようにしましょう。

治療には、美白成分を含む処方薬やビタミンC誘導体の使用が有効です。時間とともに自然に薄くなることもあります。

肝斑

主にホルモンの影響で顔に現れる左右対称の茶色いシミです。

30〜50代の女性に多く見られ、頬骨の上や額に出現します。妊娠や経口避妊薬の使用、ストレスなどがきっかけとなることもあります。

完全な治療は難しいですが、トラネキサム酸の内服や外用薬の使用、レーザー治療などで改善が期待できます。紫外線対策も大切です。

シミができやすい人の特徴

シミができやすい人の特徴

シミができやすい人には、共通点があります。

  • 紫外線を浴びる機会の多い人
  • ニキビやアトピーができやすい人
  • 更年期・妊娠や出産後の人
  • ピルを服用している人
  • 肌が白い人
  • 強い摩擦で洗顔やスキンケアしている人
  • 乾燥肌の人

以下、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

紫外線を浴びる機会の多い人

日常的に強い紫外線にさらされることでシミができやすくなります。

屋外での仕事や趣味活動が多い人、日焼け止めの使用を怠りがちな人がシミに悩みやすいです。紫外線はメラニン生成を促進し、シミの原因となります。

夏場や高地、雪山など紫外線の強い環境では特に注意が必要です。日焼け止めの定期的な塗り直しや、帽子やサングラスの着用など、総合的な紫外線対策が必須です。

ニキビやアトピーができやすい人

肌が荒れやすい体質の人は、炎症後色素沈着ができやすい傾向にあります。

ニキビやアトピー性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患を持つ人は特に注意が必要です。炎症が起きると、その修復過程でメラニンが過剰に生成されることがあります。

適切な肌ケアと炎症の予防で痕が残らないようにしましょう。保湿を心がけ、刺激の少ない製品を選ぶなど、日々の肌ケアに気を配ります。

更年期・妊娠や出産後の人

ホルモンバランスの変化でシミが増えることがあります。

特に更年期や妊娠中、出産後はエストロゲンの変動が大きいため、シミができやすい時期です。

更年期には肌の代謝も低下するため、シミが目立ちやすくなります。

妊娠中に現れるシミは、ホルモンバランスが落ち着くと薄くなる傾向がありますが、出産後も残る可能性もあるので継続的なケアは欠かせません。

ピルを服用している人

ホルモン剤の服用がシミの原因となることがあります。ピルに含まれるエストロゲンは、メラニン生成を促進する作用があります。

特に、紫外線を浴びる機会が多い人がピルを服用すると、シミができやすくなるので注意が必要です。

ピルを服用しながらシミを予防するには、徹底した紫外線対策が不可欠です。また、ビタミンCなどの抗酸化成分を含む化粧品の使用も有効です。

内服薬を使いたい場合は、飲み合わせに注意しましょう。

肌が白い人

肌がもともと白い人は、もともとのメラニンが少なく、紫外線ダメージを受けやすい体質です。

そのため、紫外線によるダメージを受けるとメラニンが過剰に生成され、シミやそばかすができやすいのです。

肌が白い人は特に念入りな紫外線対策が必要です。日焼け止めの使用はもちろん、帽子や日傘の利用など、物理的な紫外線カットも心がけましょう。

強い摩擦で洗顔やスキンケアしている人

摩擦がシミの原因となることがあります。強い力で肌をこすると、肌に微細な傷がつき、炎症を引き起こす可能性があります。

炎症が色素沈着を促進し、シミの原因となるのです。

洗顔料を泡立てて優しく洗う、化粧水は手のひらで優しく押し当てるなど、肌に負担をかけない方法を心がけましょう。

また、タオルで顔を強くこすらないよう注意し、やさしく押し当てるように水分を吸収するのがおすすめです。

乾燥肌の人

肌が乾燥すると、肌のバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなります。

乾燥肌だと紫外線を防ぐ肌表面の機能が低下し、紫外線が肌の奥まで到達しやすいためです。また、乾燥によって肌が敏感になり、炎症を起こしやすくなることも、シミができやすい原因の一つです。

乾燥肌の人は、保湿ケアを徹底し、肌のバリア機能を高めることが大切です。セラミドなどの保湿成分を含む化粧品の使用がおすすめです。

急にシミが増えた場合に考えられる病気

急にシミが増えた場合に考えられる病気

急にシミが増えた場合、単なる美容上の問題だけでなく、皮膚の病気(悪性疾患)が隠れている可能性もあります。

早期発見・早期治療で完治が見込めるので、気になる場合は必ず皮膚科を受診しましょう。

  • 悪性黒色腫(メラノーマ)
  • 基底細胞がん
  • 日光角化症

悪性黒色腫(メラノーマ)

皮膚がんの一種で、急に黒いシミが増えた場合には注意が必要です。メラノーマは、メラニン色素を作る細胞(メラノサイト)が悪性化したものです。

「ABCDE徴候」というセルフチェックの基準があり、非対称、境界不整、色が不均一、直径6mm以上、短期間での変化の特徴が挙げられます。

転移をきたしやすく、早期発見・早期治療が重要なので、上記の特徴に当てはまるシミを見つけた場合は、速やかに皮膚科を受診しましょう。

基底細胞がん

皮膚がんの一種で、シミのように見えることがあります。

主に顔面など、日光に当たりやすい部位に発生します。日本人では濃い黒い病変として現れることが一般的です。

ゆっくりと成長し、中心部が陥没したり、出血したりすることもあります。転移はまれですが、早期発見・早期治療が重要です。気になる場合は、迷わず皮膚科を受診しましょう。

日光角化症

主に中高年の日光に曝される部位(顔、首、手の甲など)に発生します。

初期は褐色や赤みがかった平らな斑点として現れ、徐々に硬くなり、ざらざらした感触になることが特徴です。

日光角化症の状態では転移等をきたすことはありませんが、放置すると進行する可能性があるため、早期発見・早期治療が大切です。日頃から紫外線対策を心がけ、気になる症状があれば皮膚科を受診しましょう。

急にシミが増えた時の治療方法

急にシミが増えた時の治療方法

急にシミが増えた場合の治療方法は、症状や原因によって異なります。即効性を求めるならレーザー治療、穏やかな効果を期待するなら処方薬が選択肢です。

  • 即効性を期待するならレーザー治療
  • 穏やかに作用するなら処方薬

以下、具体的な治療法について詳しく見ていきましょう。

即効性を期待するならレーザー治療

シミを直接除去するために、レーザー治療が有効です。レーザー治療は、高エネルギーの光線を照射してメラニン色素を破壊します。即効性があり、短期間で効果を実感できるのが特徴です。

Qスイッチレーザー

メラニンを破壊するために用いられるレーザー治療です。

ナノ秒単位の短いパルス波を照射し、メラニン色素を選択的に破壊します。シミやそばかす、刺青の除去に効果的です。治療は数分で終わりますが、複数回の施術が必要な場合もあります。

治療後は一時的に赤みや腫れが出ることがありますが、数日で落ち着きます。しかし、肌質によっては色素沈着のリスクもあるため、医師に肌質を良く診療してもらってから照射しましょう。

ピコレーザー

より治療後のダウンタイムが少ないレーザー治療です。ピコ秒(1兆分の1秒)単位とQスイッチレーザーよりもさらに短いパルス幅で照射を行います。

熱による周囲の組織へのダメージが少なく、回復が早いのが特徴です。照射モードを変えることでシミだけでなく、毛穴の開き、しわ、たるみにも効果があります。

ただし、痛みを伴うことがあり、照射時の組織ダメージが少ない分取り残しや再発が起こりやすいともされています。

穏やかに作用するなら処方薬

徐々に効果を発揮する外用薬や内服薬があります。処方薬は、メラニンの生成を抑制したり、肌のターンオーバーを促進したりすることで、シミを改善します。

即効性はありませんが、重篤な副作用のリスクが比較的低く、長期的な使用が可能です。主な処方薬には以下のようなものがあります。

ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

トレチノイン(外用薬)

トレチノイン肌のターンオーバーを促進し、シミを改善します。ビタミンA誘導体の一種で、表皮細胞の新陳代謝を活性化し、メラニンの排出を促します。

シミだけでなく、にきびや小じわの改善にも用いられる薬です。

ただし、使用初期は肌が乾燥したり、赤みや痒みが出たりすることがあるため、徐々に使用量を増やしていく必要があります。また、妊娠中の使用は避けるべきです。

ハイドロキノン(外用薬)

ハイドロキノンメラニンの生成を抑え、シミを薄くします。チロシナーゼという酵素の働きを抑制することで、メラニンの生成を防ぎます。

効果が高い反面、長期使用や高濃度の使用で却って色素沈着を引き起こす可能性があるため、医師の指導のもとで適切に使用することが大切です。

また、まれに接触皮膚炎を引き起こすことがあるため、使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。

トラネキサム酸(内服薬)

トラネキサム酸メラニン生成を抑制する作用を持ちます。元々は止血剤として開発された薬ですが、メラニン生成を抑える効果も発見されました。

特に、ホルモンバランスの乱れによって生じる肝斑に効果があります。内服薬のため、顔全体のシミに効果を発揮します。

副作用は比較的少なく、長期間の服用が可能です。

ユベラ(内服薬)

ユベラビタミンEが含まれ、抗酸化作用によりシミや色素沈着を予防する内服薬です。

ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、紫外線などによる肌のダメージを防ぎます。また、血行を促進する効果もあるため、肌のターンオーバーを助け、シミの改善が期待できます。

副作用は比較的少なく、長期的な使用が可能です。ただし、効果の実感には時間がかかるため、継続的な服用が必要です。

シナール

ビタミンCとパントテン酸カルシウムを含む内服薬です。ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、メラニン生成を抑制する効果があります。

また、コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性を高める効果も期待できます。パントテン酸カルシウムは、皮膚の代謝を促進し、肌の健康維持をサポートします。

副作用が少なく、長期的な使用が可能ですが、効果の実感には時間がかかるため、継続的な服用が大切です。

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トレチノインやハイドロキノンなどの外用薬、トラネキサム酸などの内服薬を、オンラインで処方してもらえるので、忙しい方や通院が難しい方にもおすすめです。

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ANS.の治療薬を使ってシミ治療をした症例紹介

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まとめ 急に増えたシミは焦らず皮膚科で診療・治療しよう

急にシミが増えた場合、焦らずに適切な対応をすることが大切です。まずは皮膚科を受診し、正確な診断を受けましょう。シミの種類や原因によって最適な治療法が異なるため、医師の指導のもとで治療を進めることが大切です。

オンライン美肌治療ANS.では、シミの種類を診断して原因にあった処方薬をご提案します。

そもそもANS.とは?

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なお、お薬は1種類から配送可能で、定期しばりはありません。いつでも解約できます。

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自己判断は避け、医師と相談しながら自分に合った方法を選びましょう。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。

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