2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。
その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。
- コンシーラーを使ってもシミが隠れない
- シミをコンシーラーでカバーしてもヨレてしまう
この記事を読んでいるあなたは、そう悩んでいるかもしれません。
結論、シミは年齢とともに増えていく厄介な肌トラブルですが、適切なコンシーラーの選び方と使い方を知ることで、きれいに目立たなくできます。
この記事では、コンシーラーでシミをきれいにカバーする方法や、肌タイプやシミの種類に合わせたコンシーラーの選び方について詳しく解説していきます。
コンシーラーを上手に使って一歩進んだメイクをしたい方は、ぜひご覧ください。
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コンシーラーを使う順番
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションでは、使用する順番が異なり、それぞれの特性を活かした順序があります。
コンシーラーを使う順番について、ファンデーションの種類に応じた適切な使い方を詳しく見ていきましょう。
リキッドファンデーションの場合
下地 → リキッドファンデーション → コンシーラー → パウダー の順に進めます。
まず最初に下地を塗って、肌のテクスチャーを整えましょう。
下地の段階で肌に均一なベースを作ることで、ファンデーションのノリや持ちが良くなります。
その後、リキッドファンデーションを顔全体にムラなく広げ、肌のトーンを均一に整えます。
次に、シミやクマ、赤みなど気になる箇所にコンシーラーを軽くたたき込むようにして、しっかりカバー。コンシーラーは厚塗りにならないように、少量を薄く重ねるのがポイントです。
最後に、仕上げとしてパウダーを軽くのせて、メイクの持ちを高め、余分な皮脂を抑えます。
最初にリキッドファンデーションで全体のトーンを均一にしてからコンシーラーを使うことで、無駄な厚塗りを防ぎ、より自然なカバー力が得られます。特に細かい部分やポイントカバーに優れた仕上がりになり、自然な肌感を演出できるでしょう。
パウダーファンデーションの場合
下地 → コンシーラー → パウダーファンデーション の順番で行います。
まず、下地を使用して肌の調子を整えましょう。
下地を使うことで、パウダーファンデーションの密着度が高まり、均一な仕上がりになります。
その後、コンシーラーをシミやニキビ跡など、気になる部分に少量ずつのせて、指やスポンジで丁寧にぼかしながら馴染ませます。このとき、コンシーラーを肌にしっかりと密着させることが大切です。
次に、パウダーファンデーションをふんわりとのせて、肌全体を仕上げます。パウダーファンデーションがコンシーラーを固定する役割を果たし、カバー力が長時間続くことが期待できます。
パウダーファンデーションを最後に使用することで、コンシーラーがしっかり肌に密着し、化粧崩れを防ぐことができるでしょう。
コンシーラーでシミを綺麗に消すポイント
コンシーラーでシミを効果的にカバーするには、3つのポイントがあります。
- ベースメイクをする
- コンシーラーはシミとファンデーションの色に合わせて2色使う
- 薄く延ばす
ベースメイクをする
シミを綺麗にカバーするには、まずベースメイクをしっかりと整えることが大切です。
ベースメイクを行わずにコンシーラーを直接塗ると、肌との密着性が低下し、コンシーラーがなじまなかったり、よれたりする原因となります。
肌質に合った下地とファンデーションを使用することで、コンシーラーの機能が引き出せるのです。
コンシーラーはシミとファンデーションの色に合わせて2色使う
シミを自然にカバーするためには、シミの色とファンデーションの色に合わせて2色のコンシーラーを使用するのがおすすめです。
シミの色を中和するコンシーラーと、ファンデーションに近い色のコンシーラーを組み合わせることで、より自然な仕上がりを実現できます。
たとえば、シミが青みがかっている場合は、オレンジ系のコンシーラーで中和した後、ファンデーションの色に近いコンシーラーで馴染ませます。
薄く延ばす
コンシーラーを使用する際の大切なポイントは、厚塗りを避け、薄く延ばすことです。
厚塗りすると不自然な仕上がりになり、逆にシミが目立ってしまう可能性があります。
コンシーラーは少量ずつ重ねていき、ムラのない仕上がりを目指しましょう。指やスポンジで軽くたたくようにして馴染ませると、自然な仕上がりになります。
【コンシーラーの選び方】テクスチャーで選ぶ
コンシーラーを選ぶ際は、シミの大きさや状態に合わせてテクスチャーを選ぶことで、よりシミが目立たない仕上がりが期待できます。
- 大きなシミには固形タイプ
- 小さなシミにはリキッドタイプ
大きなシミには固形タイプ
大きめのシミやしっかりとしたカバーが必要な部分には、スティックなど固形タイプのコンシーラーが適しています。
固形タイプは通常、カバー力が強く、ピンポイントで集中的にカバーすることが可能です。
また、肌への密着性も高いため、長時間のカバー効果が期待できます。使用する際は、指の体温で少し温めてから塗ると、より肌になじみやすくなりますよ。
小さなシミにはリキッドタイプ
小さなシミや広範囲を軽くカバーしたい場合は、リキッドタイプのコンシーラーがおすすめです。
リキッドタイプは伸びが良く、細かい作業が苦手な方でも薄くムラなく塗れます。
また、軽いつけ心地で自然な仕上がりが特徴です。
【コンシーラーの選び方】シミに合わせた色で選ぶ
シミの色によって、効果的にカバーできるコンシーラーの色が異なります。シミの色を中和し、自然に馴染ませるために、シミと反対色(補色)のコンシーラーを選びましょう。
以下に、シミの色別におすすめのコンシーラーの色を紹介します。
- 青っぽいシミにはオレンジ系
- 黒っぽいくすみにはピンク系
- 赤い炎症にはグリーン系
- 茶色いシミにはイエロー系
青っぽいシミにはオレンジ系
青っぽいアザのようなシミは、オレンジ系のコンシーラーで効果的に中和することが可能です。
オレンジは青の補色であるため、青みを打ち消す効果があります。オレンジ系のコンシーラーを薄く塗り、その上から肌色に近いコンシーラーで馴染ませることで、自然なカバー効果が得られます。
黒っぽいくすみにはピンク系
黒っぽいくすみがある場合は、ピンク系のコンシーラーが適しています。ピンク系のコンシーラーは、肌に明るさを加える効果があり、くすんだ印象を改善します。
特に目の下のクマなど、黒ずみが気になる部分にピンク系のコンシーラーを使用すると、肌が明るく見えるようになるでしょう。
赤い炎症にはグリーン系
赤みを帯びた炎症や赤ら顔には、グリーン系のコンシーラーが効果的です。
グリーンは赤の補色であるため、赤みを中和する効果があります。ニキビや赤みのある部分に薄くグリーン系のコンシーラーを塗り、その上から肌色のコンシーラーで馴染ませることで、自然に赤みをカバーできます。
茶色いシミにはイエロー系
茶色いシミには、イエロー系のコンシーラーが効果的です。イエロー系のコンシーラーは、肌の色味に近いため、シミ部分の肌を明るいトーンに仕上げ自然に目立たなくします。
シミの上に薄くイエロー系のコンシーラーを塗り、周りの肌となじませることで、目立たなくすることが可能です。
肌荒れ時にも使えるおすすめコンシーラーをご紹介
使いやすいコンシーラーを2点、ご紹介します。
dプログラム 薬用コンシーラー|資生堂
画像:資生堂
dプログラムの薬用コンシーラーは、敏感肌の方に嬉しい低刺激処方の医薬部外品のコンシーラーで、乾燥や肌荒れが気になる時でも使用できます。
保湿成分も含まれており、乾燥が気になる肌をケアしながら使用できるスキンケア効果も。乾燥しがちな敏感肌をしっかり潤しつつ、メイク崩れもしにくい仕上がりが期待できます。
厚塗り感がなく、透明感のある美しい肌に仕上げてくれるのが嬉しいポイントです。
トランシーノ 薬用UVコンシーラー|第一三共ヘルスケア
画像:第一三共ヘルスケア
「トランシーノ 薬用UVコンシーラー」は、肌トラブルを防ぎながらしっかりとカバーできる医薬部外品のコンシーラーです。特に嬉しいのが、美白有効成分であるトラネキサム酸が配合されており、シミやくすみを隠すだけでなく、美白ケア効果が期待できる点です。
なめらかなテクスチャーで肌にすっとなじみ、厚塗り感なく自然な仕上がりが期待できるのも魅力。コンシーラーとしてだけでなく、部分的なUVケアとしても使えるマルチユースなアイテムなので、1本でさまざまな用途に対応できます。
【コンシーラーの選び方】ファンデーションに合わせた色で選ぶ
コンシーラーの色は、使用しているファンデーションの色に合わせて選ぶことも大切です。ファンデーションとコンシーラーの色が調和していないと、不自然な仕上がりになってしまいます。
以下に、ファンデーションの色別におすすめのコンシーラーの色を紹介します。
- ピンクオークル系
- オークル系
- ベージュ系
ピンクオークル系
ピンクがかった肌の方や、ピンクオークル系のファンデーションを使用している場合は、ピンクオークル系のコンシーラーが適しています。肌の色味に近いため、自然な仕上がりになります。
また、くすみを明るく見せる効果もあるので、疲れた印象の肌を生き生きとした印象に変えることが可能です。
オークル系
標準的な肌色の方や、オークル系のファンデーションを使用している場合は、オークル系のコンシーラーがマッチします。肌の色味に近いため、シームレスに馴染み、自然なカバー効果が得られるでしょう。シミやクマなど、様々な肌の悩みに対応できるマルチな色味です。
ベージュ系
ベージュ系の肌色の方や、ベージュ系のファンデーションを使用している場合は、同系色のベージュ系コンシーラーで自然なカバーを実現できます。
黄みがかった肌に馴染みやすく、シミやくすみを目立たなくできますよ。
シミはメイクで隠すより皮膚科の治療で目立たなくするほうがメイクがきれいに仕上がります
シミを完全に隠すために厚塗りのメイクをしてしまいがちですが、それは逆に不自然な印象を与えかねません。
皮膚科での適切なシミ治療を受けてシミを目立たなくすることで、薄づきのメイクでも美しい仕上がりが実現できます。
また、素肌の状態を改善することで、メイクのノリも良くなり、より自然で美しい仕上がりが期待できます。
長期的には、メイクで隠すよりも皮膚科での治療を検討することがおすすめです。
オンライン美肌治療ANS.(アンス)はシミの種類に合った処方薬でシミ対策ができます
オンライン美肌治療ANS.は、便利なオンライン診療でシミ対策ができるサービスです。シミの種類や状態に合わせて、適切な処方薬をご提案します。
自宅にいながら医師の診断を受けられるオンライン診療のため、忙しい方や皮膚科に行くのが難しい方にもご利用いただいています。
ハイドロキノンやトレチノインなど、効果的な美白成分を含む処方薬で、着実にシミを改善したい方は、オンライン美肌治療ANS.をお試しください。
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【無料】スマホで簡単に肌診断!
自分の肌タイプが分からない!そんな方に向けてオンライン美肌治療サービスANS.(アンス)では肌トラブルの原因と治療ポイントが分かる肌診断を行っています。
いくつかの質問に答えるだけで、シミの原因や肌の状態を診断します。診断結果に基づき、おすすめのシミ治療やスキンケアをご提案します。
処方提案は無料なので、お気軽にお試しください。
ANS.の治療薬を使ってシミ治療をした症例紹介
まとめ コンシーラーは肌の色とシミの色に合わせて使い分けると綺麗に仕上がります
コンシーラーできれいにシミを隠すには、肌の色とシミの色に合わせて適切に選択し、使い分けることが大切です。
シミの色を中和するためのコンシーラーと、肌になじませるためのコンシーラーを組み合わせることで、より自然で美しい仕上がりを実現できます。
ただし根本的な解決には、シミを治療することが早道です。
オンライン美肌治療ANS.で、シミの種類に合ったオーダーメイドの処方薬を取り入れてみてください。
そもそもANS.とは?
『ANS.』は、日々忙しい現代人に向けて、手軽で便利なオンライン診療を行っている伴走型のオンライン美肌治療サービスです。
スマホが1台だけで、診察から処方、処方薬の配達までが完結。予約不要で診察を受けられるので、隙間時間でも利用できます。
診察は、チャット形式で気軽に相談可能。自分のタイミングで落ち着いて相談ができます。
ANS.には、決まったセットやプランなどはありません。一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドの処方を医師が行っています。
なお、お薬は1種類から配送可能で、定期しばりはありません。いつでも解約できます。
また、HADA相談室ではお薬の処方についてはもちろん、スキンケアの指導も行えます。
自分の肌質やシミの状態をよく観察し、ANS.の最適な治療とコンシーラーを組みあわせて、シミの気にならない肌を作りましょう。
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