今回お話を伺ったのは、オンライン美肌治療サービス『ANS.』において、オンラインでユーザー様の肌悩みに合わせた薬を提案/処方を行うSatomi先生です。
ANS.クリニックの医師として、診察で心がけていることやオンライン診療への想いなどについて取材しました。
<Satomi先生 プロフィール>
皮膚科専門医13年目。プライベートでは、4人(11歳、9歳、5歳、2歳)の母。大学病院などで10年間臨床医師として勤務し、美容皮膚医としても従事。出産やコロナを機に転職し、現在は製薬会社の業務委託会社で薬の副作用の調査などを行いながら、ANS.で週3日皮膚科医として勤務。
働き方を変えたきっかけは、コロナ禍で子供達とのかけがえのない時間に向き合ったから。
Satomi先生について
数年程前までは、皮膚科医として大学病院や一般病院、クリニックなどの医療機関で勤務していたのですが、その時に美容皮膚科の分野にも関わるようになりました。
ちょうどその頃にコロナ禍と4人目の出産時期が重なり、働き方について考えるようになりました。まだ病院勤務をしていた時なので、”感染して子供達に病気を持ち帰ってはいけない”とか、”子供との時間は帰ってこないから今のうちに子育てに関わりたい”などと考えるようになったのがきっかけで転職を決意しました。
実はそれまでも子育てと仕事の両立にずっと悩んでいて…仕事は自分の生きがいの一つでもあり、完全に辞めるのは違うなと思っていたので、出来る限り両立したいと考えていました。自宅でできる皮膚に関わる仕事に就きたいなと思っていたので、声をかけてもらったのをきっかけに現職に就きました。
病院勤務の時は朝の9時から夕方の17時まで、その後のクリニックでも朝の9時から夜の20時まで勤務していていたので、以前はご飯を食べさせてお風呂に入れるだけで1日が終わっていました。
現在は朝の9時から昼の14時頃には終わるように勤務時間も短くするようにしていて、今はは自分で子供をお迎えに行けるようになったり、子供と一緒に公園や買い物に行ったりできるようになったりと子供と過ごす時間を確保出来るようになりました。
<1日のスケジュール>
・6:00 起床後、お弁当の準備、子供の支度
・8:30 子供を送り出し
・8:40 勤務開始
・14:00 勤務終了後、休憩
・15:30 お迎え、習い事の送迎、夕飯の買い出し、子どもとの時間
・18:00 夕飯の支度
・19:00 夕飯
・20:00 お風呂
・21:00 子どもと就寝
1人時間は、仕事を終えた1時間ほどですね。近くに義実家があるので、たまにサポートいただくこともありとても助かっています。
臨床医を辞める当時は葛藤などはありましたか?
これまで“医者は病院で働くもの”という固定観念があったのですが、これまでと違った仕事を始めたのをきっかけに初めて他の分野にも興味が沸いたので、葛藤自体はすぐに消えました。現在は、ANS.でオンライン診療も行うことで、充実感を得られています。
Satomi先生の今後のキャリアについて
現在行っている薬の副作用の調査の仕事はすごく好きで、興味を持って行っているので、その分野での仕事は専門性を磨きつつ、今後も続けていきたいなと思っています。
同時に、皮膚科領域も興味があり、薬の状況や副作用の状況なども把握するためにもANS.での皮膚科医の仕事も続けていきたいなと思っています。
美容医療はユーザー様のQOLを高める大事な分野
Satomi先生が美容皮膚科の領域に興味をもった理由を教えてください。
元々皮膚科に勤めていた際に、治療の一部として美容領域も担当していた経験があったので、患者様自身が美容のこともご質問される機会が多くありました。世の中の美容のニーズが高いことや、医者のキャリアを始めた頃から興味を持っていました。
皮膚科医としてニキビなどの肌疾患を治療しても、元々あったニキビ跡が残ったままだと患者様は治ったように感じられないことがありました。一方で美容皮膚科の領域は、一人ひとりのQOLを高める大切な分野だと感じています。
Satomi先生自身も美容にご関心はありますか?
私自身は子育てもあったので、これまで中々美容にかける時間がなかったのですが、クリニックに勤めていた時はレーザー治療を提供していたので、効果の確認のために試してみたりしました。そこで美容医療の効果を実感しましたし、今後は患者様にご質問いただいた際にも自分自身が実感していないと説得力はなくなってしまうので、美容医療を受ける機会も増やしていきたいと思います。
オンライン美肌治療「ANS.」で美容皮膚科の領域はもっと享受できる
Satomi先生が考える「ANS.」サービスについて教えてください。
「ANS.」は、時代にあった診療スタイルだと感じています。ニキビやしみの悩みを抱えている方は多くいらっしゃると思いますが、忙しくてすぐに病院へ行く時間がない方に対してとても良いサービスだと思います。
対面診療だと患者さん自身が医師に対して気を遣ったり、診察時間を気にされて相談できなかったりという経験をされた方が多いと思うのですが、チャット診療だと時間をしっかり確保して、相談したいことを文章で書けるので、相談しやすい環境だと思います。
ANS.で働いている際に困ったことや大変だったことはありますか?
診察の際に文章で患者様のお悩みに回答をすることが多いので、文章によっては誤解を招いてしまうことや、上手く伝わりづらくなってしまう可能性もあるので、文章の書き方は工夫が必要だなと感じております。患者様の文章に合わせて、カジュアルな回答や柔らかい表現などを合わせる必要性なども感じています。
Satomi先生がANS.を通じて実現したいことはありますか?
美容皮膚科の領域をもっと身近に享受できるようになれば良いなと思っています。病院に行かないと治療が受けられないとなると、ハードルが高くなり、忙しい人ほど続けることが難しくなってしまうと思います。それがチャット形式であれば、例えば昼休みなどの合間に診察を受けられる方も多くいらっしゃるので、忙しい方でももっと身近に”自分でも出来るんだ”と思って、気軽に試していただけるようになれば嬉しいです。
【ANS.オンライン診療医師 募集要項】
- 7:00〜26:00の間で3時間以上のお時間でお願いします
- 週の稼働時間はご希望に合わせて調整いたします
- 皮膚科専門医歓迎
- 休日や夜間の時間対応可能な方歓迎
\採用担当の廣瀬より、動画メッセージをお届け/
https://m.youtube.com/watch?v=m7lVcJd1Nto
ご応募は<こちら>より。以下の内容をご送信ください。
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