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エピデュオゲルで皮が剥けた!ニキビ治療で使用時の注意点と副作用を解説

エピデュオゲルで皮が剥けた!ニキビ治療で使用時の注意点と副作用を解説

顔のニキビ治療で処方される医療用医薬品の一つに「エピデュオゲル」があります。

エピデュオゲルはゲル状の塗り薬ですが、人によっては「皮が剥けた」という声もあり、使い続けるのは大丈夫なの…?と不安になる人もいるようです。

結論から言いますと、エピデュオゲルを塗ったことによる皮むけは、「随伴症状(ずいはん しょうじょう)」として現れるもの。

エピデュオゲルの随伴症状は“薬の効果として出てくる症状”のことなので、皮むけは副作用と思われがちですが、ニキビ治療の効果が表れているということなのです。

また、使用し続ければ次第に肌が落ち着くので、ほとんど問題はありません。

とはいえ皮むけが起きるとどうしても心配になってしまいますよね。

今回はエピデュオゲルで皮が剥ける理由や、他にもある副作用・効果や、エピデュオゲルと併用されることが多い内服薬について解説します。

ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

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エピデュオゲルとは

まずはエピデュオゲルについて解説します。

エピデュオゲルはチューブタイプの塗り薬で、ベピオゲル(BPO:過酸化ベンゾイル)とディフェリン(アダパレン)の2つの成分が配合されています。

ベピオゲルとディフェリンはいずれも単体でニキビ治療の外用薬として使われていますが、両方の治療効果を期待できる薬としてエピデュオゲルは2016年に日本で承認され、ニキビ治療の外用薬として処方されるようになりました。

エピデュオゲルはニキビ治療に必要な以下の3つの効果が期待できます。

  1. 毛穴を詰まりにくくする
  2. 殺菌作用
  3. 角質剥離作用

エピデュオゲルに含まれる「ベピオゲル」「ディフェリン(アダパレン)」はそれぞれどのような効果があるのか、エピデュオゲルの使い方や、注意点などを一つずつ見ていきましょう。

ベピオゲルの効果

ベピオゲルの効果

ベピオゲルの有効成分は「BPO:過酸化ベンゾイル」

日本では2015年に認可された塗り薬ですが、海外では50年以上前から使用されています。

ベピオゲルはニキビの原因となるアクネ菌などを殺菌、そしてピーリング作用によって毛穴の詰まりを改善し、使い続けることでニキビのできにくい肌になる効果が期待できます。

また、ベピオゲルは顔のニキビだけではなく、背中など他の部位のニキビ治療にも使用されます。

ディフェリンの効果

ディフェリンの効果

ディフェリンゲルの有効成分は「アダパレン」

皮膚の角化を調節し、毛穴の詰まりを改善する効果があります。

初期段階の白ニキビ、炎症のある赤ニキビ、ニキビの超初期段階である微小面ぽうまで効果があるため、ベピオゲル同様、使い続けることでニキビのできにくい肌になります。

ディフェリンは日本では2008年に認可されており、欧米では10年以上前から認可され、現在では世界80カ国で使用されています。

エピデュオゲルの使い方

エピデュオゲルの使い方

エピデュオゲルの塗り方は、1日1回、就寝前の洗顔後、患部にこすらず、薄く広げるように塗ります。

目の周り、唇、粘膜、傷口は避けて塗りましょう。

保湿剤を併用する場合は、エピデュオゲルを塗る前に使用します。

顔全体に塗る場合の目安は0.5gで、人差し指の第一関節分くらいが大体0.5gの目安になります。

もし皮むけが起きてしまった場合は、ニキビのある部分だけに塗って、塗り広げないようにしましょう。

エピデュオゲルを使用する際の注意点

エピデュオゲルを使用する際の注意点

エピデュオゲルの使用上の注意点を挙げます。正しく使ってニキビを撃退していきましょう。

  • 顔以外に使用しない。
  • 1日に2回以上塗布しない。
  • 妊娠中、または妊娠をしている可能性のある人は使用しない。
  • 授乳中は使用しないことが望ましい。
  • 脱色作用があるため、髪や眉毛、衣類などにつかないように気を付ける。
  • 刺激を感じやすいため日焼け対策をする。
  • 室温1〜30C°で保管する。

ニキビ治療にエピデュオゲルを使用する効果・メリット

ここではニキビの原因を改めて整理しながら、エピデュオゲルがその原因に対してどのような効果やメリットがあるのか解説します。

科学的に効果が証明されている

科学的に効果が証明されている

エピデュオゲルは医療用医薬品です。

医療用医薬品とは科学的に効果が証明されているもので、市販されているサプリメントやスキンケア商品とは違い、治療を目的として使用されます。

サプリメントやスキンケア商品はニキビに良いとされる有効成分は入っていますが、基本的に治療目的には使用されません。

医薬部外品として販売されているものもありますが、これらはあくまでも予防や健康を保つためのものです。

そのため、すでにできてしまったニキビを治療するためには、「医療用医薬品」を選ぶことがベスト。

エピデュオゲルは国内で認可された医療用医薬品ですので、科学的にも効果があると証明されています。

ニキビ治療に大きな効果が期待できるでしょう。

皮脂分泌を抑える効果

皮脂分泌を抑える効果

ニキビの原因は皮脂分泌が活発になることが挙げられます。

皮脂分泌が活発になると毛穴が詰まり、皮脂が溜まります。

そうすると毛穴の中でアクネ菌が繁殖しやすい状態となり、ニキビができやすい環境になってしまうのです。

そのため、ニキビを改善させるには皮脂分泌を抑えるのがまず一つ。

エピデュオゲルに含まれている「ディフェリン(アダパレン)」が毛穴の詰まりを改善して、皮脂分泌量を抑制します。

ニキビの原因菌を撃退

ニキビの原因菌を撃退

顔にできるニキビの原因菌は「アクネ菌」です。アクネ菌が毛穴の中で増殖することによって、ニキビが進行してしまいます。

進行したニキビは主に4種類に分かれます。

  1. 毛穴が詰まった状態…白ニキビ
  2. 白ニキビが酸化した状態…黒ニキビ
  3. アクネ菌が増殖した状態…赤ニキビ
  4. ニキビが悪化して膿みができた状態…黄ニキビ

エピデュオゲルは、どの状態のニキビにも効果があります。

エピデュオゲルに含まれる有効成分の「ディフェリン(アダパレン)」が皮膚の角化を調整し、毛穴の詰まりを改善させます。

さらに「ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)」がアクネ菌の増殖を抑えてくれます。

ピーリング効果

ピーリング効果

ニキビができる原因は、古い角質などで毛穴が詰まることです。

日頃から適切なクレンジングと洗顔、そしてその後の十分な保湿を行なっていれば、肌の汚れを落としつつ潤いを守ることができます。

しかし、汚れを落としきれていない状態でいると、皮脂と古い角質が混ざり合って角栓ができてしまいます

角栓は毛穴を塞いでしまうので、皮脂やアクネ菌が溜まりやすい環境となり、ニキビの発生する原因となってしまうのです。

そのため、ニキビ治療では肌のターンオーバーを促進する効果があるピーリングも非常に重要です。

エピデュオゲルにはピーリング作用があります。

副作用(随伴症状)としてヒリヒリと刺激を感じたり、皮むけ、乾燥、赤みが起きる場合がありますが、これはエピデュオゲルのピーリング効果によるもので、2週間くらいで徐々に慣れてきます。

エピデュオゲルを使用すると皮が剥ける?

エピデュオゲルを使用すると皮が剥ける?

副作用(随伴症状)として使い始めに赤みやヒリヒリ感、皮むけ、乾燥が出ることもあります。

使用して2週間以内にこれらの反応がでても問題はなく、その後も使い続けていると落ち着いてくることがほとんどです。

もしエピデュオゲルを使っていて乾燥が気になる場合は、保湿をしましょう。

保湿剤はニキビができにくいものを選ぶことが大事です。保湿剤に含まれている油分はニキビを悪化させることがあります。

「オイルフリー」の保湿剤や、ニキビのもとである「コメド」ができにくいとされる「ノンコメドジェニックテスト済」の保湿剤を選ぶと良いでしょう

また、人によってはかぶれが起きる場合もあります。

赤みがひどい、かゆい、ジュクジュクして腫れてしまった場合は、すぐに使用を中止して医師に相談しましょう。

内服薬と併用して体の内側からも治療しましょう

内服薬と併用して体の内側からも治療しましょう

エピデュオゲルは、ゲル状の塗り薬です。

ニキビ対策は皮膚表面からだけではなく、内側からもアプローチをしていくことで、より高い効果が期待できます。

内服薬は主に皮脂分泌のコントロールが期待できるビタミン系が配合されているものが処方されることが多いです。

エピデュオゲルと併用することで効果が見込める内服薬をいくつか紹介します。

ユベラ

肌の老化やシワなどの原因「酸化ストレス」を抑える抗酸化作用に優れていて、血流や肌ダメージを改善。ビタミンE配合。

シナール

コラーゲンの生成を促進。肌のハリツヤを向上。抗酸化作用も。

今あるニキビはもちろん、メラニン色素の沈着を抑える効果もあるためニキビ痕の改善にも役立ちます。

ビタミンC配合。

ハイチオール

ターンオーバーを促進する効果、肌の炎症や赤みの改善にも。

代謝を促すLシステイン配合。

ビタダン

皮脂の分泌を抑え、ターンオーバーを促進。

色素沈着によるニキビ痕にも効果が期待できます。

ビタミンB1、B2、B6、B12配合。

ニキビ治療

エピデュオゲルなどニキビ治療薬の処方はANS.(アンス)ヘ

エピデュオゲルなどニキビ治療薬の処方はANS.(アンス)ヘ

ここまで、エピデュオゲルの成分やその効果とメリット、使い方や注意点などを解説してきました。

エピデュオゲルは医療用医薬品のため市販では購入できず、医師の処方が必要となります。

お仕事や学業などで忙しい方はなかなか病院へ行くことができず、ついついできてしまったニキビの対処を後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな時に便利なのがオンライン診療です。

ANS.であれば、初診から自宅など好きな場所でオンライン診療が受けられます。

エピデュオゲルをはじめとしたニキビ治療に有効な塗り薬や飲み薬も処方してもらえます。

ANS.が便利な理由を5つ紹介します。

①美肌治療専門の医師が診断

ANS.(アンス)は、美容クリニックを運営していた会社が提供する新しいサービスなので、経験豊富な医師の診断が受けられます。

②効果が証明されている医薬品を処方してもらえる

②効果が証明されている医薬品を処方してもらえる

ANS.(アンス)で処方されるお薬は、科学的に効果のある医療用医薬品です。

医療用医薬品を手に入れるためには医師の処方が必要です。

ANS.は実際に医師が問診・診察を行いますので、肌状態に合わせたお薬を処方してもらえます。

ニキビ治療に効果のある医療用医薬品を肌や予算に合わせて処方してもらえますので、無理なくしっかりとニキビ対策が行えます。

③スマホ一つでニキビ治療ができる

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ANS.(アンス)はオンライン診療を行なっていますが、すべてスマホ1台で完結できます。

会員登録、問診・診察、処方、お薬の購入まですべてスマホ1台でOK。

医師の診察はチャットやビデオ通話で行います。

④土日祝・24時間いつでも診察できる

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ANS.(アンス)は土日祝、24時間いつでも診察OKです。

お仕事をされている方や、学校に通われている方ですと、なかなかクリニックに通う時間が作れないということもあると思います。

自宅など、好きな場所からいつでもオンライン診療が行えるので、ちょっとのスキマ時間でもアクセスできるのが魅力です。

⑤お薬はポスト投函で受け取りが便利

⑤お薬はポスト投函で受け取りが便利

医師の診察を終え、お薬を処方した後は、実際に薬を受け取ります。

お薬は平日13時までの決済で当日発送。最短翌日に届きます。

ポスト投函なので、普段は仕事などで自宅にいない人でもお薬を受け取ることができます。

まとめ

まとめ

エピデュオゲルで皮が剥ける理由や、主な副作用(随伴症状)、併用することで効果が見込める内服薬などを解説しました。

ニキビ治療はついつい市販のスキンケアやサプリメントなどに頼りがちです。

皮膚科に通って治療しようと思っても、仕事や学業が忙しいとついつい通院が後回しになってしまいますよね。

ANS.(アンス)なら自宅にいながらいつでもスマホでニキビについて医師に相談、診察をしてもらえます。

医療用医薬品を使って、諦めかけていたニキビ治療をしっかり対策していきましょう。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。

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