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シナール配合錠はシミに効く?効果や副作用は何があるの?

シナール配合錠はシミに効く?効果や副作用は何があるの?

シナールや、シナール配合錠というワードを耳にしたことがあるでしょうか?

シミ・そばかす・肝斑で悩んでいる人は、ドラッグストアなどで、シナールという名前が入っている商品を目にしたことがあるかもしれません。

今話題のシナール配合錠は、シミ・そばかす・肝斑に対してどんな効果があるのでしょうか。

医学的にみたシナールの効果や、処方箋と市販品の違いなど、詳しく解説します。

使ってみたいけれど副作用が気になる人や、シミに悩んでいるけれど本当に効果があるのかなど、使用に迷っている人に役立つ記事になっています。

本記事を読めばシナールについて深く理解できるので、ぜひ最後まで読んでください。

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そもそもシミの原因とは

そもそもシミの原因とは

シミの元となる「メラニン」。

メラニンは本来、有害な紫外線によるダメージからお肌を守ってくれる存在です。

しかし、一度に大量の紫外線を浴び続けたり、紫外線により活性酸素が生み出され炎症が起きたりすることで、メラニンが過剰に生成されてしまいます。

メラニンは、通常ターンオーバーによって排出されますが、過剰に生成されたメラニンは、シミとしてお肌に残ってしまうのです。

紫外線以外にも、ストレスや生活習慣の乱れも、シミの原因としてあげられます。

シミ・肝斑治療

シナール配合錠とは

シナール配合錠とは

「シミ治療」のイメージがある、シナール配合錠。

シミをケアする製品として、ドラッグストアで販売されている飲み薬にも、シナールが配合されているものが多くあります。

シナール配合錠の成分やはたらき、処方箋と市販品の違いなど、シナールに関するありとあらゆる情報を紹介します。

ANS.magazineでは美肌ケアの参考としてお薬の情報を掲載しております。ANS.で取り扱いのあるお薬や在庫状況については、別途お問い合わせください。

シナール配合錠の成分とはたらき

シナール配合錠には、有効成分としてアスコルビン酸とパントテン酸カルシウムが配合された、複合ビタミン剤です。

アスコルビン酸はビタミンCのことで、パントテン酸はビタミンCの働きを促進してくれる、ビタミンCの助っ人のような存在です。

主成分であるビタミンCは、メラニン色素の形成を抑え、皮膚の色素沈着(シミなど)の改善にも使われます。

また、炎症後の色素沈着に対する美白効果が期待できるため、肌が白くなる→しろなる→シナールと、省略されたことが名前の由来と言われています。

錠剤と顆粒の違い

錠剤と顆粒の違い

シナール配合錠には錠剤と顆粒がありますが、成分の違いはありません。

シナール配合錠
(1錠中)
<有効成分>
アスコルビン酸 200mg
パントテン酸カルシウム 3mg<添加物>
トウモロコシデンプン,白糖,カルメロースカルシウム,ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸マグネシウム,リボフラビン,黄色5号,黄色三二酸化鉄
シナール配合顆粒
(1g中)
<有効成分>
アスコルビン酸 200mg
パントテン酸カルシウム 3mg<添加物>
トウモロコシデンプン,白糖,リボフラビン,ヒドロキシプロピルセルロース,黄色三二酸化鉄

薬の形状が異なるだけで、配合されている有効成分の量は同じです。

処方箋と市販品の違い

処方箋と市販品の大きな違いは、含まれている成分の種類と、成分の含有量です。

シナールが配合された市販品には、ビタミンB2とビタミンEも一緒に配合されている場合が多く、処方箋と比べるとビタミンCの含有量が低い傾向にあります。

市販品に含まれる他の成分は、商品によって異なりますが、ビタミンCにフォーカスするなら、処方箋を選ぶといいでしょう。

処方箋と市販品の価格の差

シナールのみにフォーカスすると、処方箋の方が安価な場合は多いでしょう。

しかし、市販品には他の有効成分も配合されているので、価格差を一概には判断できません。

お肌悩みの治療は、シナールのみで行うのではなく、他のお薬との併用がほとんどです。

処方箋と市販品では、お肌の悩みや理想の肌状態によって、価格に差が出てくるといえます。

シナール配合錠は保険適用される?

シナール配合錠を美容目的で処方される場合は、保険は適用外になり、自費診療になります。

シミ・そばかすの予防や、ニキビ痕を薄くしたい、美白など美容目的の場合はすべて保険適用外です。

保険は、疾患の治療が目的の場合に適用されるので、注意が必要です。

シナール配合錠の飲み方

シナール配合錠の飲み方

シナール配合錠、シナール配合顆粒どちらも、水または白湯とともに舐めずに飲み込みましょう。

販売名 用法・用量※
シナール配合錠 1回1〜3錠を1日1〜3回経口投与
シナール配合顆粒 1回1〜3gを1日1〜3回経口投与

※用法・用量はあくまで目安のため、医師の指示に従いましょう。

体が一度に吸収できるビタミンCの量は決まっているため、大量に摂取すると効果が増大するというわけではありません。

決められた用法・用量を守り、コンスタントに飲み続けていくことが効果的です。

他のお薬も飲んでいる人は、併用可能か、医師に伝えて判断してもらいましょう。

シミ・そばかす・肝斑を治療できる?

シミ・そばかす・肝斑を治療できる?

シナール配合錠には、メラニン色素の形成を抑え、皮膚の色素沈着(シミなど)の改善にも使われるビタミンCが配合されています。

実際にビタミンCはシミ・そばかす・肝斑に効果があるのでしょうか。

シナールはシミ・そばかす・肝斑に効果がある?

結論からいえば「シナールは、シミ・そばかす・肝斑に効果がある人もいる」というのが答えです。

シナールのシミへの効果に即効性はなく、お肌のターンオーバーには少なくとも1ヶ月を要すため、変化が出始めるまでに最低でも1ヶ月はかかります。

そのため、目に見えて効果を感じるまでには、およそ3ヶ月かかるといわれています。

効果に個人差はありますが、3ヶ月経過しても変化を全く感じない場合は、違う処方箋に切り替えるタイミングかもしれません。

ビタミンCはシミにどう作用する?

ビタミンCには、体の老化を防ぐ抗酸化作用があります。

抗酸化とは、体を錆びさせないようにすることなので、細胞を元気な状態に保ってくれます。

その他にも、ビタミンCにはコラーゲンの合成や鉄分の吸収を高める効果などもあり、美肌を保つためには切っても切り離せない成分です。

メラニン色素の形成を抑え、皮膚の色素沈着(シミなど)を改善する効果もあるので、ビタミンCとシミの関係性は深いといえます。

シミ治療に使われる他のお薬

シミ治療に使われる他のお薬

シナール以外にも、シミ予防に使われるお薬は存在します。

  • ハイチオール錠
  • トラネキサム酸
  • L-システイン

シミやそばかすの予防だけでなく、美白効果が期待できるお薬もあります。

シナールを試したけれど効果を感じなかった人や、シナール以外にも試してみたい人は、他のお薬という選択肢もあるでしょう。

処方薬の場合は医師に相談しつつ、自分のお肌に合ったお薬を探していきましょう。

シミ・肝斑治療

実はニキビ治療にも効果があるシナール

実はニキビ治療にも効果があるシナール

シナール=シミのイメージが強い印象ですが、実はニキビにも効果があるといわれています。

シミだけでなく、ニキビにも効果があるならば、両方の悩みを持つ人にとってはとても魅力的なお薬です。

ニキビに対しては、どんな効果を発揮するのかを詳しく見ていきましょう。

シナールはどんなニキビ治療に使われる

シナールはどんなニキビ治療に使われる

ニキビ治療でシナール配合錠が処方される場合、ニキビによる炎症後の色素沈着の改善・予防目的のケースが多いでしょう。

ニキビを直接治すというよりは、ニキビによる色素沈着への効果が期待できるものとして、処方されています。

また、色素沈着に関しては、ターンオーバーの影響もあるため、即効性は感じにくいでしょう。

ニキビ跡の治療は、費用はかかりますが、美容皮膚科での施術による治療もおすすめです。

美容皮膚科でのレーザーやピーリングなどの処置と、お薬の併用により、より高い効果を感じられるでしょう。

ニキビとビタミンCの関係性

ビタミンCは、お肌の炎症を抑える効果(抗炎症作用)があり、抗炎症作用によって肌荒れを防げます。

さらに、ビタミンCはお肌のコラーゲンを合成し、お肌にダメージを与える活性酸素も抑えてくれます。

そのため、ビタミンCを摂取または塗布することで、お肌の状態を健やかに保ち、新たにニキビができるのを防いでくれる効果があるのです。

シナールの副作用

シナールの副作用

シナールの魅力ばかりを紹介してきましたが、シナール配合錠の副作用についての情報は、気になるポイントです。

メリットデメリットを知り、自分にとって必要なものかを判断する材料にしてください。

ビタミンCなので、副作用の調査がされていない

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構によると、副作用については“使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない”とされています。
(引用元:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「シナール配合錠/シナール配合顆粒」

ビタミンCは水溶性のビタミンなので、過剰に摂取して余ったビタミンは、尿とともに排出されます。

また、ビタミンは本来食べ物などに含まれている成分なので、重篤な副作用はなく、比較的安全性の高いお薬といえます。

一般社団法人くすりの使用適正協議会によると、副作用として以下の症状が報告されています。

  • 胃の不快感
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢

処方されたお薬は、用法用量を守り、違和感があれば使用は中止し、その後については医師に判断をあおぎましょう。

効果を感じなければ服用をやめる

効果を感じていない状態で、何ヶ月もなんとなく服用を続けるのはやめましょう。

シナールは、即効性のあるお薬ではなく個人差もありますが、長期間全く効果を感じなければ、他のお薬への切り替えも検討してみてください。

シナール以外にも、シミに効果的なお薬は存在します。

他のお薬に切り替えてわかる効果もあるかもしれないので、一度医師に相談してみることをおすすめします。

シミ・肝斑治療

シナール処方やシミにお悩みの方はANS.(アンス)へ

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シナールを手軽に服用してみたい、シミに悩んでいるので一度試してみたい、そんな人におすすめのオンライン診療「ANS.(アンス)」。

オンライン診療なので、診察からお薬の配送まで、スマホ一つで完結します。

診察から処方まで、美肌治療の経験豊富な医師が行います

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ANS.(アンス)は、美容クリニックを運営していた会社が提供するサービスで、実際にたくさんの患者の症状を見て治療してきた経験豊富な医師の診断が受けられます。

現場で活躍してきた医師に、お肌の悩みを相談できるので安心です。

土日祝・24時間いつでもどこでも診察可能

いつでもどこでも、好きなときに診察を受けられます。

自宅の近くに美容皮膚科がない、忙しくて病院の診療時間に間に合わないなどの理由で、今まで諦めていた人もいるでしょう。

しかし、ANS.(アンス)では、自分の都合で診察可能です。

ビデオ通話で気軽に診察が受けられるので、忙しい現代人にぴったりのサービスといえます。

科学的に効果が認められた医薬品を処方

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市販品では取り扱いのない処方薬を、好きな場所にいながら受け取ることができます。

ANS.では、治療の効果にこだわり、医療用医薬品を一人一人のお肌に合わせて処方。

使ってみたいと気になっていたお薬が、気軽に便利に試せます。

お肌の悩みを無料で相談できるHADA相談室を設置

病院に行くほどではないような些細なお肌悩みから、自分では対処できなくて困っているお肌悩みまで、無料でいつでも気軽に相談できるHADA相談室を設置しています。

ANS.独自のサービスで、自宅にいながら専門家にチャットで気軽に悩みを相談できます。

症状によっては、そのまま診療に切り替えることもできるので、別日に予約するなどの手間がかかりません。

専門家にお肌の悩みを相談できる機会はなかなかないので、気軽に上手に活用し、美肌作りに役立ててください。

スマホ一つでお薬を好きな場所に届けられるので継続しやすい

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指定した好きな場所にお薬を届けられるので、定期的に病院に通う手間が省けます。

それだけではなく、オンライン診療の数日後には手元に届くので、便利で無理なく継続することが可能です。

忙しい人でもストレスなく継続できて、お薬が不要になればいつでも解約できます。

まずは無料のANS.(アンス)肌診断から

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シミ・そばかす・肝斑などの悩みにはどんな対処が適切なのか、無料の肌診断で知ることから始めてみましょう。

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記事の監修者
竹村 昌敏
ANS.監修医 2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。 その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。

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