2008年高知医科大学医学部卒業。初期研修後都内の大学病院麻酔科入局。
その後、整形外科へ転科。2015年から医療×ITのスタートアップに参画し医療監修を務める。医療×IT分野の執筆多数。 医療×ITを美容医療に導入するべくANS.の立ち上げに参画。ANS.クリニック院長。
治療を開始すると、身体のちょっとした変化に気づく方が増えます。
「いつもより口が乾きやすい」
「お手洗いの回数が変わったかも」
そんなサインに気づき始めている方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、医療機関から「もっとお水を飲んでくださいね」と案内されることがあります。
しかし、ただ「飲みなさい」と言われても、ノルマのように感じてしまうこともありますよね。
オンラインクリニック「ANS.(アンス)」
なぜ、この時期に水分がそれほど大切なの?
それは、体が脂肪をエネルギーとして利用し、変化しようとしているとき、体内では同時に代謝の過程で生じる「いらないもの」が生まれる、大掃除が始まっているからです。
これはいわば、エネルギーが作られる際に出る「燃えカス」のようなものです。通路がカラカラに乾いていると、大掃除をしても「いらないもの」が詰まってしまい、便秘になったり、身体が重だるく感じたりすることもあります。
この不要な物質をスムーズに体外へ送り出し、めぐりを整えるためには、十分な水分が欠かせません。
こまめな水分補給は、単に喉の渇きを癒やすだけではありません。新しく変わり始めた体内の環境を、滞りなく健やかに保つための「大切な助け」となるのです。
「喉が渇いてから飲めばいい」というのは思い込みのひとつ
乾きを感じる前に、こまめに水分を補給することが推奨されています。
不要な物質が渋滞してから慌てて水を流し込むよりも、いつでも通路を潤しておく方が、身体への負担はぐっと少なくなります。
現実世界での高速も大渋滞はストレスだけど、少しずつでもいいから車が進んでてくれると、気分も違いますよね。
「まとめてたくさん」よりも「少しずつ、先回り」して潤す
このわずかな視点の違いが、実は大きな差を生む意外な分岐点になることがあります。
「1日2リットル飲まなきゃ」と、数字を追いかけるのは今日でおしまいにしませんか。
代わりに提案したいのが、、、
「一口の先回り」という考え方です。
<明日から始めてみよう「一口の先回り」>
- 朝起きたときの一口
- お風呂に入る前の一口
- 仕事の合間、一区切りついたときの一口
一気に飲み干す必要はありません。
コップ半分でも、ペットボトルの一口でも大丈夫。決まったタイミングで「潤いの道をつくる」イメージで、身体に水分を届けてあげてください。
何を飲むかも、あなたが「心地よい」と感じる温度や種類(カフェインの少ない麦茶や白湯など)を選んでいいんです。
まとめ

治療の主役はあなた自身ですが、その頑張りを支える「インフラ」を整えてあげるのは、あなたにしかできない優しいサポートです。
今はまだ、大きな変化が見えなくて焦ることもあるかもしれません。でも、体をいたわる習慣につながって、あなたの身体の「巡り」を助けています。
このまま、ご自身のペースで身体を労わっていきましょう。その積み重ねが、次フェーズの確かな変化へとつながっていきます。
