3月8日の国際女性デー(International Women’s Day)は、女性の社会的、経済的、文化的、政治的な成果を称え、ジェンダー平等や女性の権利について改めて考える日です。
この日を記念し、ANS.では特別企画『私をつくるのは、私。ー 選択と習慣で人生をデザインする ー』をお届けします。
日々、女性をエンパワーメントする発信を続けている3名の女性に、自分軸で人生を歩むために大切にしている「選択」と「習慣」について伺いました。
Episode01 長谷川あかりさん
お一人目は、料理家・管理栄養士の長谷川あかりさん。「バター酒蒸しハンバーグ」のレシピがX(旧Twitter)で77万いいね・12万リポストを記録し、SNS総フォロワー数137万人を誇る人気料理家です。(2026年2月時点)
なぜ、これほど多くの人が彼女のレシピに惹かれるのか。
その答えは、「誠実であること」を何よりも大切にする、彼女の生き方そのものにありました。
仕事の最適解は「好き」と「向いている」が交わるところ
10歳から『天才てれびくんMAX』などで子役として活動し、結婚を機に22歳で芸能界を引退。その後、大学で管理栄養士の資格を取得し、現在は料理家として活動する長谷川さん。
子役から料理家へという、少し変わった経歴をもつ彼女が、人生で大きな選択をするときに指針としているのは「周りの意見」だといいます。
「“これが好き”“これが得意”、など『自分が思う自分』は、意外とアテにならないと思っています。なぜなら、そこには願望や思い込みが混ざってしまうから。それよりも、周りが褒めてくれることの中にこそ、本当の適性が隠れている気がするんです」
好きなことで生きていくことが、正解のように語られることも多い昨今。
しかし長谷川さんは、100%好きな仕事と、周りから向いていると言われる仕事、この二択なら後者を選ぶといいます。
「『好きだから』という気持ちだけで戦うのは、正直しんどいなと思うんです。自分よりそれが好きで、しかも才能のある人が出てきたとき、どうしても苦しくなってしまうから。
それよりも、人から褒められたり向いていると言われることで、やっていて居心地が悪くないものの方が、自分には合っているんじゃないかなと思います。
好きという気持ちは大切ですが、それだけで人生を決めなくてもいい。
得意なこと、褒められること、やっていて苦しくないこと。その重なり合う場所にこそ、自分にとっての最適解があると思います」
「信用と誠実さ」を軸に、自分らしい料理家像を描く
自分の最適解として、料理家を目指すことに決めた長谷川さん 。
活動を始める前、長谷川さんが最初に定めたのは、料理の方向性ではなく「どういう人間でありたいか」という軸でした。
「信用される人間でありたい。そのためには、自分に対しても相手に対しても誠実に生きること 。それが、私が一番大切にしている人生の軸です」
この想いを軸に、マンダラチャートやSWOT分析を行いながら、自分が目指す料理家像を丁寧に整理していったといいます。
自分の持っているカードは何なのか 。何が得意で、どんな発信なら自分らしく心地よく続けられるのか。
そうして「ありたい姿」を明確にしたことが、今の活動の支えとなっています。
「もし自分の軸を決めずにSNSを見ていたら、キラキラした料理を発信しているかっこいい人に憧れて、無理に自分を変えようとしていたかもしれません 。本当は家庭料理や生活の話を届けたいのに、背伸びをしてフレンチを極めようとしたり、バズらせるために過激な言葉を選んだり… 。
でも、レシピは“誰が、どんな想いで作ったのか”という背景を知ることで、料理をすること自体の体験価値が上がると思うんです。だからこそ、発信する側の人間性がとても大切。軸がブレていない、嘘のない言葉で伝えることで、初めて誰かに信用してもらえる。
どんな仕事でも、自分がどうあるべきかの軸を持っておくことは大切だと思います」
そうして自分を見つめ直し、見つけた長谷川さんならではの「自分らしいカード」。それは、料理に対するピュアな好奇心でした。
「初めて料理をしたときの、『自分で作ったものが、こんなに美味しくなるなんて!』という感動を、今も毎日のように味わっています。こんなにミーハーな気持ちでキッチンに立っている料理家は、いないかもしれません(笑)。
でも、かつて私自身がレシピによって心が満たされ、救われていったあの感覚を、一人でも多くの人と共有したい。私のレシピを通して『自分は料理の天才かも!』というワクワクを体験してもらえたら、これ以上嬉しいことはありません。
私にとってレシピは、人生そのもの。一人の料理好きとして、誠実に言葉にし続けることを心がけています」
体を整えるための、あえて「頑張らない」食習慣
料理家として忙しく充実した日々を送る長谷川さんが、健やかさを保つために心がけているのは、内側からのシンプルなケアだといいます。
「以前はニキビができやすかったのですが、タンパク質を意識して摂るようになってから、驚くほど肌が荒れなくなりました。私の朝ごはんの定番は、ゆで卵と豆乳。ささみや豆腐なども大好きで、おやつ感覚で食べることもあります」
食のプロとして多くのレシピを提案する彼女ですが、自身の体を整えるときは、あえて「調理をしない」スタイルを選ぶことが多いといいます。
長谷川さんのInstagramより。これだけでいいのだ三色丼「撮影がない日は、茹でただけのブロッコリーやじゃがいもに、美味しいオリーブオイルと塩、レモンを絞るだけなど、素材が持つ力をそのままいただくような、シンプルな食べ方が好きです。ビタミンCが足りていないなと思ったら、トマトを切ってそのままいただくこともあります。
複雑なことをせずに、シンプルに内側から整える。この習慣が、私自身の土台を支えてくれています」
素肌を整える「基本の積み重ね」が、自分を健やかにする
内側から整っていることが肌にも表れている長谷川さんですが、20代後半から少しずつ肌の変化を感じ、プロの手も借りたいと思うようになったといいます。
「シミなどが気になり始めて、美容皮膚科でちゃんとケアしたいなと思っていたんです。でも、移動や診察の待ち時間を考えて予定を空けるのは、なかなかハードルが高くて。
だから今回、ANS.のようなサービスを知って、『これは本当に助かる!』と思いました。通院せずに、オンラインで診察を受けられて、お薬が自宅に届くのはすごくありがたいですね」
続けて、ANS.の魅力は利便性だけではなく、「基本への誠実さ」だと話します。
「今は派手な美容治療が注目されがちですが、一番大事なのは素肌を整えるという基本的なケアをコツコツ続けることだと思うんです。
インターネットでは盛り盛りな情報ばかりが届きやすいけれど、本当は『茹でたじゃがいもに塩を振るだけで美味しい』といった、シンプルで誠実なメッセージがちゃんと伝わる世の中であってほしい。
私が発信を続けているのも、そういう普通で誠実な情報を届けたいからなんです。
ANS.も基本的な肌治療をコツコツ継続することを大切にしていて、その姿勢がとても信頼できると感じました。こういう誠実なプロダクトが広まっていくといいなと思います」
今日どんな選択をし、どんな習慣を積み重ねるか。
その一つひとつに誠実であろうとする姿勢こそが、長谷川あかりさんの生き方であり、料理にも美容にも一貫して流れている軸なのだと感じました。
オンライン美肌治療「ANS.(アンス)」
撮影/恒松弘匡 取材・文/佐々木ひとみ
