バタバタと過ぎる毎日。「気づけば同じようなメニューばかり」「栄養まで考える余裕がない」など、食事が疎かになっている方も多いのではないでしょうか。そんな日々が続くと、肌や体の調子にも少しずつ影響が出てしまいます。
忙しくても、美しく健康でありたい——
そんな想いに応えるべく、オンライン美肌診療サービス「ANS.」と、たっぷり野菜のヘルシーおうちごはんを届ける「GREEN SPOON」がコラボレーションしたスープセットが登場します。
今回のコラボを記念し、スペシャル対談を実施!ANS.が提案する“インナーケアもスキンケアの一部”という考え方をもとに、内側から美しさを育む食習慣について、ANS.監修医の竹村昌敏先生と、GREEN SPOONの岡崎莉子さんに伺いました。
ANS.×GREEN SPOONスペシャル対談
“美肌”への第一歩は、毎日の食事から
— 食事と美肌の関係について教えてください。
竹村昌敏先生(以下、竹村先生):
私たちの体は、日々食べたものでつくられています。食生活が乱れると体の機能がうまく働かなくなり、結果として肌にもさまざまなトラブルが現れます。
たとえば、肌あれやニキビ、乾燥、かゆみ、くすみ、シミ、シワなどは、栄養バランスの乱れによって起こりやすくなる代表的な症状です。
肌のバリア機能やうるおい、ハリ・弾力を維持するためには、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要不可欠。これらを食事からバランスよく摂ることで、肌の調子が整い、乾燥やくすみ、シミ、シワなどの改善にもつながりますよ。
ー 食事が大切ということは分かっているのですが、時間やコスト面でなかなか改善が難しいんですよね…。
岡崎莉子さん(以下、岡崎さん):
そうですよね。仕事や家事、育児などで「自分の食事まで気が回らない」というお声をよく聞きます。朝は食べる時間がなく、昼は外食やコンビニ、夜は簡単に済ませてしまう——といった生活を送る方も多いと思います。
栄養バランスを整えるためには、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む野菜を意識して摂取することが効果的な方法とされています。
しかし、実際には継続して取り入れるのが難しいと感じる方も少なくありません。
1日に必要な野菜摂取量は350gと言われていますが、平均では約256gほどしか摂れていないというデータ※もあります。
特に一人暮らしの方は、「野菜を買っても食べきれない」「コストがかかる」といった理由から、どうしても野菜不足になりがちですね。
※令和5年国民健康・栄養調査報告
竹村先生:
そうですね。エネルギーを生み出すのは炭水化物や脂質、タンパク質ですが、それを“正しく巡らせる”役割を担っているのがビタミンやミネラル、そして食物繊維です。これらは野菜に多く含まれる栄養素なので、意識的に摂りたいですね。
岡崎さん:
みなさんお忙しいと思うので、無理なく続けられる範囲で、少しずつ食習慣を見直していただきたいですね。それが、美肌を育むいちばんの近道だと思います。
栄養バランスが整うと、“太りにくい体”にもつながる
— 続いて、食生活の乱れが体に及ぼす影響についても教えてください。
竹村先生:
栄養バランスが乱れると、疲労感や倦怠感、便秘、さらには免疫力の低下によって感染症にかかりやすくなるといった不調が見られます。
また、女性の多くが気にされているダイエットにも影響します。
炭水化物や脂質中心の食事が続くと、血糖値の急上昇でインスリンが過剰に分泌され、余分な糖が脂肪として蓄積されやすくなり、太りやすくなってしまうのです。
また、ビタミンやミネラルが不足すると代謝が落ちて脂肪を燃やしにくくなりますし、タンパク質が不足すれば筋肉量が減り、基礎代謝が下がることにもつながります。
岡崎さん:
忙しいと、つい手軽なパスタやおにぎりだけで済ませてしまい、炭水化物や脂質に偏りがちですよね。栄養のバランスが乱れると満腹感を感じにくくなるため、過食につながるというお話も聞きます。
とはいえ、食べないダイエットはより太りやすい体を作ってしまいますし、肌荒れの原因にもなりますよね。本当に大事なのは食べながら整えること。
必要な栄養をバランスよく摂ることで、代謝がスムーズになり、自然と“太りにくい体”につながるのではないでしょうか。
竹村先生:
そうですね。無理な制限をするよりも、自分の体に合ったペースで続けられる栄養バランスのとれた食事を意識することが、大切です。
これから季節が移り変わるタイミングは、体も肌もゆらぎやすくなるので、“内側からのケア”を見直してほしいですね。
秋冬は“ビタミン&食物繊維”を意識して
ー 秋冬は肌も体もゆらぎやすいとのことですが、この時期に意識して摂るとよい栄養素や食材はありますか?
竹村先生:
これから肌の乾燥が気になる季節になるので、皮膚や粘膜を守るビタミンA(β-カロテン)、抗酸化作用で血行を促すビタミンE、コラーゲン生成を助けるビタミンCなどは積極的に摂るといいのではないでしょうか。また、ビタミンB群も肌の代謝をサポートしてくれるので大切です。
岡崎さん:
今回発売するスープセットにも、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンKなどを多く含む緑黄色野菜を使用しています。1つのスープでさまざまな野菜がとれるので、忙しい方でも手軽に栄養を補える商品です。
竹村先生:
ビタミンKが多く含まれているのは珍しいですね。骨の健康や骨密度の維持にも関わる栄養素なので、特に女性にとって大切です。
竹村先生:
基礎代謝を支えるたんぱく質はもちろん、食物繊維も重要です。腸内環境を整えて便通を良くし、血糖値の急上昇を抑える働きもあります。
岡崎さん:
私も食物繊維は秋冬に特に意識しています。空腹を感じにくくしてくれるので、“食べすぎ防止”にも役立ちます。
今回のコラボスープの一つ、「Bayside」には1食で5.5gの食物繊維が含まれているので、食べすぎた翌日の“調整食”としてもぜひ活用していただきたいです。
また、エネルギー量の低いものだと100kcal以下のスープもあるので、1日のエネルギー摂取量の調整にもご利用いただけると思います。
美味しく、手軽で、続けやすい。ANS.×GREEN SPOONが叶えるインナーケア
— ANS.とのコラボスープセットを企画した背景を教えてください。
岡崎さん:
ANS.さんは、外側からのケアだけでなく内側からのケアも大切にされており、また忙しい方でも継続しやすい仕組みを作られている点に共感しました。私たちのコンセプトとの親和性が高いと感じ、今回のコラボレーションが実現しました。
私たちは、忙しい日々の中でも「自分を大切にしたい」と思う人たちに、手軽に野菜を取り入れながら心と体を労わる時間を届けたいという想いからスタートしています。
とはいえ、美味しくなければ続かない。
だからこそ今回のコラボスープでも、美味しさを最優先に「1袋で1食分の野菜が取れること」「その日の気分に合わせて選べること」を大切にしました。
今回のコラボセットでは、濃厚なポタージュ系、あっさり系、ピリ辛系など、その日の気分で楽しめる8種類をラインナップしています。
竹村先生:
これだけの野菜を手軽に取れるのは、本当に心強いですね。
岡崎さんもお話しされたように、美容でいちばん大切なのは「続けること」。手軽に、バランスよく栄養を補えて、美味しく食べられるスープは、毎日の食事の強い味方になってくれます。
— 最後に、読者の皆さんへ、食を通じて美しさを育むためのメッセージをお願いします!
岡崎さん:
忙しい日々を送る皆さんが、健やかで美しい肌を保つためには、無理なく続けられる食習慣が大切です。ANS.×GREEN SPOONのスープセットを通じて、手軽に美味しく、内側から美しさを育むきっかけになれば嬉しいです。
竹村先生:
いろいろな野菜を美味しく食べながら、楽しんで続けられるのが一番。“インナーケアもスキンケアの一部”として、気軽に取り入れてもらえたらと思います。
ANS.×GREEN SPOONコラボスープセット内容
- バジル香るごろごろ野菜のグリーンポトフ「Garden Pot」
- 西京味噌の野菜たっぷり豚汁「Tadaima」
- 濃厚トマトと野菜がおいしい特製ミネストローネ「Minesu&Rone」
- 切り干し大根と熟成香酢のピリ辛酸辣湯「TANTAN」
- あさりと菜の花の濃厚クラムチャウダー「Bayside」
- 温野菜たっぷり濃厚トマトのビスクポタージュ「King’s Brunch」
- 桜海老とヤングコーンの特製トムヤムクン「Tom’s Brother」
- さつまいもとスウィートコーンのリッチポタージュ「Home Sweet Home」